テラーノベル
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——どれくらい走ったのか、分からない
気づけば、街のざわめきは遠くなっていて 代わりに、静かな風の音だけが耳に残っていた
mf
ya
足を止める
繋いだままの手が、やけに熱かった
mf
ya
mf
ya
mf
小さく笑う声
さっきまでの張り詰めた空気が、少しだけほどける
気づけば、空が白み始めていた
mf
ya
mf
東の空が、ほんのりと色づいている
夜が終わる
それが、少しだけ怖かった
ya
手は繋いだまま
離すタイミングが、分からない
mf
ya
mf
ya
mf
ya
mf
少しだけ間が空く
でも、その沈黙は嫌じゃなかった
mf
ya
mf
ya
mf
もふは、空を見上げる
その横顔は、昨日より少しだけ柔らかかった
mf
ya
mf
ya
mf
ya
mf
ふっと笑う
ちゃんと、"生きてる顔"だった
ya
mf
ya
mf
ya
mf
ya
mf
ya
mf
ya
mf
ya
軽く笑い合う
その空気が、少しだけ救いになる
mf
ya
mf
ya
mf
ya
mf
ya
視線を逸らす
なんか、少しだけ照れくさい
そのとき——
ふわっと、手が握り直された
mf
ya
朝日が、ゆっくり昇ってくる
夜は、ちゃんと終わる
でも——
それで全部が終わるわけじゃない
mf
ya
mf
ya
mf
少し考えて、もふが言う
mf
ya
mf
ya
mf
ya
mf
朝の光の中で、もふが笑う
その笑顔は、昨日よりちゃんと現実で
ちゃんと、ここにあった
繋いだ手の温度も、 隣にいる存在も、全部
逃げた先にあったのは、 終わりじゃなくて——
ただの、続きだった