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コメント失礼します! なんで???何で北さんそんな動じないん???顔に出ないにしたって程があるよ???? 待て待て待て、凛久ちゃんは何言われたわけ?ていうかいつから起きてたの!?!? キターー救世主由美ちゃん親子ーーーーっ‼︎シロタの救済ルートフラグおっ立ててこよーぜ‼︎ 今回も情緒不安定になりながら読ませていただきました!次回も気長に楽しみに、待ってます♪ 主様、お体に気をつけてお過ごしくださいねっ
どんなに泣いたって、喚いたって
現状が変わるだなんて、ほんとにちっぽけなことばかり
シロタのタヒが確定してしまうまで、あと数日
日に日に気が遠くなりそうだった
学校に行くのも、家に帰るのも、全部嫌になってしまった
投げやりな気持ちで、馬鹿みたい
でも、それでも
立ち止まることが許されるわけじゃない
わかってる
あなたが私たちにどれだけ無関心か
何を言っても、わかってくれないこと
知ってるって
だから、何も言わないよ
頼らないよ
角名side
角名
角名
今さっき、凛久の口から出てきた言葉
「本当に、無関心だからさ」
この言葉だけで、ほぼ確定した
凛久が自傷気味なのも、頼ることをしないことも
家族だな
角名
そんなことを悠長に考えていた
そのとき、よく聞いている声が後ろから飛んできた
北
反射的に振り返ると、そこには北さんがいた
角名
北
角名
言葉に詰まる
割とシビアな話だったし、凛久の了承がないのに話しても良いのだろうか
北
角名
北
まぁ、そうなるだろう
俺、今凛久にハグしてるわけだし
逆に動揺していない北さんがすごい
角名
北
北
角名
北さんは、あのことを知っているわけだし、いずれ話すべきだろう
しかも、凛久のメンタル面を自分1人だけでどうにかできるとは思わないし、北さんにも伝えたい
言ってしまっても、良いだろうか
きっと、凛久は俺たちを困らせるって思って言わなかっただけだろう
別に困ることじゃなかった
だったら、北さんになら....
角名
角名
北
北
俺は、さっき凛久から聞いたことを北さんに話した
北さんはいつも通りの無表情で俺の話を静かに聞いていた
割って入ってくることもなく、俺はすぐに話を終えた
角名
北
北
角名
角名
角名
北
北
角名
北
角名
北
北
北
北
角名
その時、誰かのスマホが鳴った
ピロロロロロロロ
ピロロロロロロロ
長さ的に、電話だとわかった
北
角名
北
角名
角名
耳をよくすませば凛久の鞄から聞こえた
凛久には悪いが、鞄を開けてスマホを取り出した
北
角名
着信相手は
“爽太”
角名
角名
北
北
角名
北
ピッ (電話に出た音)
(北さんも聞こえるようにスピーカーにしてます)
角名
爽太
北
電話越しには、声の高い男の子の声が聞こえてきた
爽太
角名
角名
爽太
爽太
角名
角名
爽太
角名
爽太
角名
爽太
角名
爽太
爽太
角名
北
爽太
角名
爽太
角名
爽太
角名
爽太
爽太
角名
パシッ
北
いつのまに起きたのか、凛久は俺の腕を思いっきり掴んできた
俺と北さんが驚いている間に、凛久はスマホを奪ってスピーカーをOFFにした
角名
名前を呼んで見るも、今は電話に集中しているのかこっちに見向きもしてくれない
凛久
凛久
凛久
凛久
凛久
凛久
凛久
ピッ
電話が終わったらしく、凛久は耳元から携帯を離した
そして、ゆっくりと俺と北さんに目線を合わせてきた
北
凛久
角名
凛久
北
凛久
凛久
北
角名
凛久
角名
凛久
凛久
角名
凛久
凛久
角名
凛久
凛久
角名
凛久
北
そのまま凛久は何もなかったかのようにして、ダッシュで家の方向に走って行った
角名
北
角名
角名
北
角名
遠くなっていく凛久の背中を眺めて、俺と北さんは嫌な予感を感じた
凛久side
朝練
凛久
角名
角名
凛久
治
凛久
治
治
凛久
治
凛久
北
凛久
北
北
凛久
凛久
北
北
凛久
凛久
北
凛久
帰り道
なぜか北さんの家に招かれた私は、北さんと一緒に北さんの家に向かってる
理由は、なんとなくだけど察しがついた
凛久
凛久
話したくないわけじゃない
ただ、もうこれ以上、みんなに迷惑をかけたくない
私の私情に、巻き込みたくないんだ
シロタのことを話し始めたら、抵抗も無意味に勝手に涙が出てくる
自分でよくわかってたから、本当は話し始めるのが嫌
でも、わざわざ家にあげてもらって、北さんも私情に巻き込もうって言うこの状況も、本当に嫌
だから
凛久
北
凛久
北
凛久
北
そこで私と北さんは足を止めて、話し始めた
凛久
北
凛久
凛久
凛久
凛久
凛久
凛久
北
凛久
北
凛久
北
凛久
凛久
北
凛久
凛久
凛久
凛久
凛久
北
凛久
凛久
凛久
凛久
北
強がりの言葉だった
今でも、本当に限界で、怖くて、泣き出しそう
だけど、もう人前で泣かないって決めたから...
北
凛久
北
凛久
北
北
北
北
北
北
北
北
凛久
凛久
北
北
そう言って北さんは私の頭にポンッと手を置いた
本当に、みんな優しいな
優しさが温かすぎて、心が解けていく
許される場所なんだ
あぁ、また涙が溢れる
泣かないって決めたのに、一瞬だったなぁ
私が泣いてる間も、北さんはずっと頭を撫でてくれて、その温かさに、また涙が滲んだ
北
北
凛久
?
凛久
北
聞き覚えのある声がして、反射的に声元の方に顔をやった
凛久
由美
そこに立っていたのは、合宿の時に迷子になって助けた、由美ちゃんだった
清楚な服を着ていて、こっちまで駆け足で寄ってきて私のことを心配そうに見てくる
由美
由美
凛久
北
由美
由美
北
そんな話を困惑状態のまましていると、また聞き覚えのある声が聞こえてきた
由美の母
由美
由美
由美の母
凛久
由美の母
凛久
由美の母
凛久
北
由美の母
由美の母
凛久
凛久
凛久
凛久
凛久
凛久
凛久
由美の母
由美
凛久
凛久
北
由美
由美
凛久
由美
凛久
由美
そう言ってから泣き顔になる由美ちゃん
凛久
凛久
由美
凛久
由美
由美
由美の母
由美の母
凛久
由美の母
凛久
北
理解が追いつかなかった
あまりにも非現実的な内容だったから
凛久
由美の母
凛久
凛久
由美の母
由美の母
由美の母
凛久
凛久
凛久
由美
凛久
由美
凛久
北
由美
由美
凛久
突然差し込んできた希望の光
目の前の奇跡に、私はまた目元が熱くなったことを自覚した
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
ℕ𝔼𝕏𝕋