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みなみ
みなみ
こんにゃく風雅くん
こんにゃく風雅くん
みなみ
みなみ
こんにゃく風雅くん
今日、拓ちゃんはバイト。
って事で、
お初のこんにゃく風雅くんと下校です。
みなみ
こんにゃく風雅くん
こんにゃく風雅くん
みなみ
みなみ
こんにゃく風雅くん
こんにゃく風雅くん
みなみ
みなみ
みなみ
そんないつもの会話をしてると、
後ろから、
"あの!!大西くん!!"
と、
可愛らしくこんにゃく風雅くんの名前を呼ぶ誰か。
え?私達?
多分違うけど、2人同時に後ろに振り向く。
?
?
あ、私この子知ってる。
モジモジしてパッとしないけど、
守りたくなるような可愛さ。
……それで人気な、
えーっと
…誰だっけ
……あ、
思い出した。
鈴木さんだ。
まぁ、皆が騒ぐだけあって可愛らしいかも。
母性本能をくすぐるというか、
なんというか。
守りたくなるのは分かる。
例えれば拓ちゃん的存在。
…拓ちゃんはただの天使やけど。
こんにゃく風雅くん
こんにゃく風雅くん
こんにゃく風雅くん
みなみ
関わるのが面倒くさくなってる、
激眠状態のこんにゃく風雅くんは、
だんだん自分の存在を消すようにそう言う。
けどパシンと叩いて現実の世界に戻す。
"えええ、俺大西じゃない…"
何言ってるんだ。
こいつは。
お前バリバリ大西だろ。
?
?
こんにゃく風雅くん
こんにゃく風雅くん
こんにゃく風雅くん
こんにゃく風雅くん
こんにゃく風雅くん
みなみ
みなみ
?
?
みなみ
こんにゃく風雅くん
…え、たしか今、
好きって…
訳が分からず、
こんにゃく風雅くんは、
"ごめん、何、聞き間違えたかもしれん、"
と、恐る恐る聞き返す。
でも答えは同じ。
"好きです"
あれ?…私
ここ居ちゃいけないやつ?
ありゃ、ミスったな、
私、空気読むの苦手なのよ……
嫌だったよね、
知らない奴が隣にいる中で告白って。
ごめんね、鈴木さん。
みなみ
みなみ
みなみ
みなみ
みなみ
みなみ
そう言って、その場から走って逃げた。