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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

~第一章~ エピローグ

僕らはいつでも

間違いだらけだった

この千年の時で

"もしも"の願いが叶うことはもうない

罰は下された

幾億の魂たちよ

幾億の悪意たちよ

不幸な結末は

誰かのせいなのか?

そう考えてるヤツらは皆"くそったれ"さ

僕らは結局

何かを残したのか?

この千年の旅で

答えはきっと

いつまでも出ないから

君に会いに行くよ

玲緒

世界は滅びた

玲緒

しかし まだ…

玲緒

悪の因果は終わらない

第二章 大罪狩り

玲緒

滅びた世界の中心

玲緒

荒野に浮かぶ映画館

玲緒

死せる魂が集いて

玲緒

黒き箱を崇めている

玲緒

館の主庭師の男

玲緒

魂達に司令を下す

呪われた庭師

「世界を救うためには

呪われた庭師

成さねばならぬ事がある」

呪われた庭師

「悪魔に魅入られた魂を滅ぼせ」

呪われた庭師

「全ての元凶大罪契約者を殺せ」

玲緒

動き出す魂の従者

玲緒

"大罪狩り"が今始まった

第三章 王子の旅立ち

玲緒

王子の前には眠りこける家臣達

玲緒

それは誰かからの

千波

"GIFT"

玲緒

彼を守れる者はもう居ない

玲緒

迫り来る庭師の軍勢

玲緒

白き馬に乗って

玲緒

現れた修道女

玲緒

王子を助け出し

玲緒

新たな旅へ

イツキ

「もう待ってるだけなのはたくさんなんだ」

イツキ

「守られてばかりは嫌だ」

イツキ

自分独りで全てを成し遂げたら

イツキ

胸を張って君に会いに行くよ

イツキ

「どこに向かってるんだ?」

心夜

「大地神夏夢の所」

心夜

「罰が壊したのは世界だけじゃなかった」

心夜

「"大罪の器"」

イツキ

「やっぱり僕、城に帰る」

心夜

「それはダメよ!」

イツキ

「守られてばかりは、嫌なんだ」

アルカドール・スカーレット

「おお、目を覚ました者がいたか」

アルカドール・スカーレット

「僕の名はアルカ、かつてこの国を統治していた者だ」

「失礼致しました!私は犬走椛の娘の魂魄紬と申します。」

第四章 英雄たち

「悪とは一体何なのか?」

玲緒

七つの罪背負いし者

玲緒

世界と共に滅んだはず

玲緒

されどもまだ生きている

「罪は決して許されぬのか?」

玲緒

声を上げる者がいた

玲緒

庭師の野望を止めるため

玲緒

英雄も平民も

玲緒

幻の剣を取る

宮殿組

正義も悪も全てを唄に変えよう

宮殿組

罰は既に下されたのだから

宮殿組

過ちを二度と繰り返さぬよう

宮殿組

今こそ我々は戦おう

第五章 BLACK BOX

玲緒

禁じられた黒き箱

玲緒

今開かれる

玲緒

その力は神の浄化

玲緒

あるいは初期化

玲緒

人の魂など所詮は

玲緒

データの一部に過ぎない

玲緒

黒き箱のゼンマイは回り

玲緒

全てを溶かし尽くしてゆく

玲緒

その渦に逆らうことは出来ぬ

玲緒

あれは神の定めしプログラム

玲緒

それを止める事が出来るのも

玲緒

神以外には居ないのだから

レヴィア

この世でたった一人だけ

レヴィア

生き続けていた

彼の銃から放たれた

遥輝

金色の銃弾

玲緒

空に舞う黒き花火を見つめ続けながら

玲緒

誰のことを想うのか

全員

古き神々の時代が終わりを告げそして

全員

また時が動き出す

行方不明の友を探すため旅を続ける星

一方心夜と再開したイツキの前に突如として冥界の主が現れる

彼と共にイツキは冥界へと赴き…

…そこで、自分とは別の "大罪契約者"達と出会うのだった…

優利

「アイシテイルワ、アダム」

私は誰?

優利

「こんな暗い夜には、コワイ熊が出るから」

私は誰?

涼夜

「お姫様は俺を幸せにしてくれるはずだから」

私は誰?

涼夜

「花は綺麗でなくてはならない」

私は誰?

ぷりっつ

「この俺に盗めないものなんてあらへん!……多分な」

私は誰?

夏夢

「あなたの事を、愛してる」

私は誰?

千波

「今日も眠れないわ」

私は誰?

零杜

「異人同士で愛し合っちゃいけないのか?」

私は誰?

宮本

「しょうがないよね、パパは立派な裁判官だから」

私は誰?

第六章 Not Eve

千波

これは終焉の物語

千波

何から語りましょうか

千波

私の名前は……

千波

私の名前は……

千波

私の名前は……

千波

私の名前は……

優利、涼夜、ぷりっつ、千波

……誰?

イツキ

「お、お前……美野華 零!」

イツキ

「どこへ行くんだ」

「僕は君よりずっと強い」

「━━━━━だから、僕も着いて行ってあげる」

麻華

「私も行くわ!」

「若夢公爵夫人……」

麻華

「困ってる男性を助ける。女として当然でしょ」

「別に困ってはいないけどね」

イツキ

「これで三人。賑やかな旅になりそうだね」

「━━━━━で、優夜君、目的地はどこ?」

第七章 狂想の終わり

玲緒

辿りついた映画館王子にとってそこは

玲緒

黒幕の住む場所

玲緒

そしてかつての故郷

イツキ

庭師など所詮傀儡

イツキ

真に倒すべき敵は

イツキ

人形に宿りし者箱庭の少年

イツキ

「ああ歯車よ何故にお前は彼を守るのか」

イツキ

「その男はお前が全く知らぬ他人であるというのに」

イツキ

「邪魔すると言うなら温情などかけぬぞ」

イツキ

「我は傲慢な王子"悪ノ息子"なのだから」

イツキ

ついにその時はやってきた

イツキ

終わりを告げる鐘が鳴る

イツキ

あれは心音の時計塔

イツキ

罪を刻む針

イツキ

いかなる者であろうとも

イツキ

僕に逆らうなら

イツキ

粛清してしまえ!

イツキ

「さぁ、跪きなさい!」

第八章 再開

僕らはいつでも

間違いだらけだった

この千年の時で

君にずっと会いたいと思ってた

そう 君の名は……

Ma

「みんな、消えちゃったんだ」

「のみこまれちゃったんだ」

「あのお兄ちゃんに」

第九章 純粋なる悪

玲緒

王子を探し求めた少年

玲緒

その友の中に彼女はいた

玲緒

真の純粋な存在目指して

玲緒

七つの悪魔取り込んだ魔女

玲緒

消滅の直前人形は

玲緒

魔女の意思(おんねん)を蘇らせた

玲緒

黒き箱に飲み込まれながら

玲緒

庭師は最後にこう叫んだ

呪われた庭師

「世界を救いたくばその息子を殺せ」

呪われた庭師

「魔女と同化した悪ノ息子を殺せ」

玲緒

迫られる最後の決断

玲緒

少年よどちらを選ぶのか

第十章 少年の選択

「悪とは一体何なのか?」

誰かの言葉

人は誰しも欲深いもの

僕だってそれは同じだから

君と世界どちらも

手に入れる!

第十一章  Re_birthday Truth

玲緒

強き決意が気まぐれな
奇跡をもたらした

君の手から落ちた小さな小瓶

書かれていたメッセージ

イツキ

"必ず助けやがれ!"

君らしいやと小さく笑う

「大丈夫僕は君を絶対に守るから」

「世界はもはや僕らの敵じゃない」

優利

歌いましょう
みんなで!

全員

さぁ共に手を取り前に進もう

全員

新たな世界と君のために

「ほら、空を見てごらん」

「世界は月に映る鏡」

「その先でこちらを見ている」

「あなたが今目を覚ます時」

「この声が聞こえる?
世界中の魂達が歌っているんだよ。
イツキの為に。
そして、自分達の使命を
思い出したかのように。」

「もうすぐ終わる」

「物語が。あるいは夢が。」

「その後はどうなるかって?そんなのは神様にだって分からないよ」

「でもまぁ、多分……きっと始まるんじゃないかな」

「誰も結末を知らない……君だけの物語」

「その……プロローグが」

第十二章 プロローグ

イツキ

「お父さんおはよ」

裕斗

「おう、おはよう。今日は早いな」

イツキ

「たまには早起きもいいかなって」

イツキ

「行ってきまーす!」

やっと、会えたね!

遙稀

そして、
"千年の物語"から
"十分の恋"へ…

遙稀

というか1月15日以内に出せず申し訳ありませんでした。

遙稀

今回は使用アプリ等は書かず、最終話にこちらの話での使用アプリ等を記させていただきます。

遙稀

ってか、ぷりっつさんはキャラ作る気力無さすぎて出した感じですはい

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