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「  優 等 生 の 初 め て の 夜 遊 び 。 」

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「 優 等 生 の 初 め て の 夜 遊 び 。 」

4 - 「 なんで俺に優しくすんの? 」

♥

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2024年08月23日

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4限目 数学

先生

それではここの方程式を、

先生

酒本くん

小豆

はい、答えはx=8です

先生

正解

ザワザワ「酒本さん凄い、、」

ザワザワ「あいつ中学凄く賢い所だったらしいぞ」

ザワザワ「隣町から引っ越してきたらしいね〜」

ザワザワ「酒本に勉強教えてもらおうかな」

小豆

、、ふん

柳瀬

(あ、ドヤった)

その後順番的に大宮に当たることになった

先生

それではここの基本問題を

先生

大宮くん

小豆

(基本なんだし流石にわかるだろう)

柳瀬

、、、

柳瀬

ジロ、、

大宮が目で訴えている

小豆

(こっちを見るな)

柳瀬

(勘でいくか、、)

柳瀬

x=7

先生

違います

柳瀬

x=4

先生

違います

柳瀬

x=6

先生

違いますね

柳瀬

x=...

小豆

x=2

柳瀬

x=2

先生

...正解です

ザワザワ「あれ勘だろ」

ザワザワ「酒本さんが教えたのかな」

柳瀬

、、ふふ

小豆

なに、ニヤニヤして、、

柳瀬

なんでも、

そして給食を終え、、

5限目 自由時間

先生

この時間では席の立ち歩きを許します

先生

しかしクラスから出ることは許しませんよ

今回の時間の内容はこの時間で沢山の人と会話をする

仲を深め、友達を作る時間

先生

それではどうぞ

先生が言うとみんな一斉に席を立った

大宮を除いて

小豆

大宮、?

柳瀬

俺ここに居るわ

柳瀬

めんどくさいし

小豆

、、、

小豆

そっか

柳瀬

え?

モブ「あ、酒本さん!!」

小豆

あ、はい!

そう言って僕は呼ばれた方へ行った。

柳瀬

あ、

柳瀬

(なんで納得した、?)

柳瀬

(アイツならギャーギャー言うのに)

先生

それではさようなら

一同「さよーならー」

先生

気をつけて帰るようにね

小豆

さ、僕も帰ろうかな、

僕がカバンを背負おうとすると大宮が僕を呼んだ

柳瀬

優等生、、

小豆

ん?

柳瀬

一緒に帰ろ

小豆

あ、うん

そして僕と大宮は一緒に帰ることになった

柳瀬

そういえばさ

柳瀬

さっき何話してたの

小豆

さっき?あぁ、

小豆

僕に勉強を教えて欲しいって言われたんだ

小豆

他にも僕と友達になりたい人が居たり

小豆

中には成績を聞いてくる子も居たよ

柳瀬

ふーん、

小豆

そういえば大宮は?

柳瀬

俺は別に

小豆

そう、

柳瀬

、、、

柳瀬

君はさ、なんで俺に優しくすんの?

小豆

優しくって、別にこれが普通だし

柳瀬

俺元不良だっての知ってんだろ?

小豆

うーん、

小豆

そもそもあまり不良を知らないからな

柳瀬

え、不良知らないの?

小豆

え、うん

柳瀬

(不良を知らないで馬鹿とか言ってたのかよ)

柳瀬

はぁ、将来が不安になる

小豆

いや、こっちのセリフ

柳瀬

不良ってのは

そう言うと大宮は僕に近ずいた

僕は続いて後ずさりした

柳瀬

急に何するか分からないし、

そう言うと大宮は僕の肩に手を置き

柳瀬

カツアゲされるかもしんないし

1歩、また1歩と近ずいてくる

僕の心臓がバクバクしている

柳瀬

どんな手で、どんな事をして

柳瀬

どんな後悔をさせるかも分からないし、

僕が後ずさりを続けると

ついに壁にぶつかってしまった

小豆

、!

大宮の顔が影になって見えない

柳瀬

君が思うよりも" 怖い人 "なんだよ

小豆

、、ぁ、

言葉が出ない

これが不良に対する怖いという感情?

柳瀬

、、ふふ

大宮はニヤけた顔で言った

柳瀬

面白い顔

柳瀬

ほら、口空いてるよ

そう言うと大宮は僕の唇にそっと手を触れた

小豆

んむ、、

柳瀬

はい、閉じた

柳瀬

あ、そういえば

柳瀬

優等生くん、この後暇?

小豆

え、?あ、ごめん

小豆

この後は塾があるんだ

柳瀬

ふーん、

柳瀬

じゃ、また今度だね

柳瀬

塾がんば

小豆

あ、うん

小豆

ありがとう

そう言って僕は大宮に微笑んだ

柳瀬

(笑えんじゃん)

柳瀬

じゃあね、優等生くん

小豆

じゃ、じゃあね!

そう言って僕達は道を別れた。

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