1話「避け」
ないこ
深夜の4時15分 彼らが寝静まっている頃にお風呂に入る
そうしないとゆっくり落ち着いてお風呂も入ることが出来ない。これは幼少期の頃からの経験による学びだ
制服を着て軽く髪を整えながら 今この静かな時間を噛み締める
彼らが起きる前に早く学校へ向かおう
そう思いぱっと鏡を見ると後ろに人影がある
どっちかが起きた…? なんて警戒をしながら声を掛ける
ないこ
いふ
寝起きで少し不機嫌そうな長男が俺の後ろへと立ち抱きつきながら顎を俺の頭へとのせる
ないこ
いふ
お前らに会いたくないから なんて言える訳もなくその言葉を飲み込む
ないこ
いふ
やはりどこか不機嫌そうに 俺のネクタイへと手を掛ける
いふ
いふ
スルスルとネクタイを外しシャツのボタンをゆっくりと外される
ないこ
いふ
いふ
鏡越しでぎろりと睨まれる
ないこ
視線を逸らし何も答えられずにいると 強い力で手を引っ張られてしまう
ないこ
向かう先はいつもの地下室
ないこ
抵抗しても聞こえないかのように無視をしてそのまま俺を地下室へと連れ込む
何度も来たことのある 暗く気味の悪い地下室
ベッドや椅子、そして拘束具に大人の玩具が散乱している
ないこ
いふ
そう言われベットへと投げられる
いふ
いふ
ガッと髪を捕まれながらそう言われる
ないこ
いふ
そう言いながらズボンに手をかけられてしまう
ないこ
いくら理不尽に過去に数回無理矢理犯されたといえど怖いものは怖い
ないこ
いふ
俺が泣こうとお構い無しに服を脱がせようとしてくる
ないこ
抵抗しても 腕を抑え込まれ動けなくなってしまう
ボロボロと泣く俺に無理矢理深いキスをする兄
ないこ
舌、歯茎、歯とまろにぃの舌でなぞられる
怖いのに頭がふわふわしておかしくなる
ないこ
俺の溢れる涙を拭いながら キスをし続けるいふにぃ
呼吸が続かず苦しくなろうがお構い無しに深いキスをし続ける
ないこ
口を離してもまたすぐにキスをされる
その繰り返し
酸欠で頭が回らなくなる
ないこ
鼻まで抑えられ呼吸が出来ない
死ぬ
苦しい
段々と力が入らなくなってくる
ないこ
意識が飛びそうになりながら 自分の下半身が濡れていくのを感じる
それにまろにぃも気づきキスを止める
いふ
ないこ
いふ
いふ
ガチャリと拘束具を付けられながらぼーっとまろにぃの顔を見る
もう抵抗なんて出来るわけないのにね
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡×300
コメント
5件
断言します。絶対10回はリピする
待って、神すぎませんか??最近桃受け不足で死にかけだったのでめちゃありがたいです😭次も楽しみにしてます!!