2話「理不尽」
手錠をされた腕は いふ兄の首周りに抱き着く形で固定される
いふ兄は俺を自分の上に乗せ騎乗位をさせながらまるで逃がさないと言うように腰周りに手をやる
ないこ
泣き声のような嗚咽のような 自分でもよく分からない声が漏れる
そんな俺の声をいふ兄は 【鳴き声】と呼び その声を好む
泣いてぐちゃぐちゃになった顔も 苦しそうに嫌がる顔も声も 全ていふ兄の興奮材料となってしまう
よく血の繋がった弟に興奮出来るよな
いふ
そう言ういふ兄は 手をお腹へと滑らせ
いふ
ないこ
手を置かれる位置は いわゆる【結腸】と呼ばれる位置で いふ兄はそこを突こうとしている
いふ
ないこ
そんなところ入る訳が無い
苦しくて痛くて辛いに決まってる
嫌だと言っているのに いふ兄はどんどん奥へと進めていく
ないこ
抵抗しても手錠がガチャガチャと鳴るだけ
何も止めてくれない
ないこ
いふ
どんどん奥へ奥へと行き 圧迫感で段々と苦しくなる
俺が泣き叫んでいると 後ろからガチャリという音が聞こえた
そうするといふ兄の動きが急に止まった
ないこ
力が抜けそのままいふ兄にもたれ掛かる
いふ
ないこ
振り向く力ももう残っておらず りう兄の顔は見れない
けど、いふ兄の喋り口調的に あまり良い雰囲気ではないということは分かる
りうら
いふ
ここだけ聞いたら 優しい兄だと思うかもしれない
酷い兄から助けてくれる そんな優しい兄に見えてしまう
けど実際は全く違う
りうら
いふ
人の身体で勝手に萎える位なら 俺でもう遊ばなければいいのに
りうら
いふ
そういい俺から自分のモノを抜き 地面へと放置する
ないこ
いふ
ないこ
普通のことを言っただけなのに睨まれてしまう
りうら
そうりう兄に言われながら頭を撫でられる
りうら
いふ
鍵をりう兄へと投げて渡される
いふ
りうら
そしてそのままこの部屋から出ていった
りうら
突然名前を呼ばれ 肩がビクッと震える
りうら
さっきまでの柔らかい表情は消え 酷く冷たい顔をするりう兄
りう兄だってまろ兄からの性行為を拒めるわけないって分かってるくせに怒ってくる
理不尽だ
ないこ
でも、謝るしかない
謝らないともっと酷いことをされるから
りうら
手錠を掛けられている腕を引っ張られ りう兄の方へと引き込まれてしまう
りうら
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡×500
コメント
3件
性癖どストライク過ぎる😭ここまで好きな作品に出会えたの初めて😭ありがとうございます神様😭
こういう系ガチの好みなんですよ✨ありがたい✨神作ありがとうございます😭続き待ってます!