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虚
虚
虚
マイキーの家に来て1週間経とうとしていたときだった
マイキー
流華
急にそんなことを言い出した 前から興味はあったが私は力もそんなにないから、マイキーのチームに入るのは無理だと思ってた
でも今日急に誘われた
もちろん「入る!」って言いたいとこだけど不良のチームだよ!絶対ボコボコにされて終わる
マイキーみたいにかっこよく喧嘩なんて出来ない
ていうか喧嘩すること自体未経験だ
どうしようと自分の入りたい気持ちがあるが自分は弱いから無理だという考えになってしまうでも入ってみたいと思ってそんなことを頭の中で役10秒くらい繰り返し答えが出た
流華
マイキー
私の答えに飛び跳ねて喜ぶマイキーの姿が本当に小さな子供に見えた
でも何故弱いのに誘ったのか気になった
流華
私がそう聞くとふって笑って言った
マイキー
マイキー
流華
強い?私が?
私は喧嘩なんてしたことないしどうしてそんな強いなんて言えるんだ?って聞くと逆にマイキーがえ?って顔をした
マイキー
マイキー
マイキー
マイキー
流華
驚きが隠せなかった…けどすぐ冷静な考えに戻した
流華
マイキー
流華
今の私の発言は正論だろう
小さい頃はボコせたとしてもマイキー達と離れてから喧嘩なんてしてない なら絶対腕は落ちてる
東京卍會に入れるのは嬉しいけど弱くて足を引っ張らないか心配だ
マイキーの返答を待ってると予想外な答えが帰ってきた
マイキー
嘘でしょ
でもマイキーの目は本気だ これは断りにくいな
あ〜明日骨絶対折れてるわ
私は手を合わせて神よどうかご加護をなんて願いながら合掌した
そんな私を見てマイキーは笑った
マイキー
マイキー
こいつ笑っておる これは自分の強さを誇っている奴だ しかもこのニヤニヤ顔 うわ〜煽りやがる
なんだか絶対に無理だとわかってるけど「ボコボコにしてやる」と心で呟いた
マイキー
私たちは東卍の集会場に来た
私は軽く効果はあるかは分からないが、とりあえず準備運動をした
マイキー
マイキーのその言葉と同時に息を吸い軽く力を抜いて「来い」そう言った
そしてお互い気づけば軽く本気でやっていた
思ったより体が動き、マイキーの蹴りもほとんど避けれた
頭の中で少しの動きだけでも次何が来るかだいたい想定して避けるそれだけ
上、右、左、斜め上、下 始まって2分くらいは次から次へと来る蹴りに避けるのに必死だったけど大体体が慣れてきて余裕がもてた時私もマイキーに向かって蹴りをした
さすが東卍の総長なだけあって中々蹴りが決まらなかった でもマイキーの蹴りも少しかするくらいで私には当たらなかった
7分くらいお互い蹴りあっていたけどまだ1発も当たってない まぁもうこここらは体力勝負のようなものだ
そして私が息切れをし始めた時マイキーもかなり息が荒れていた
もう少し踏ん張ろう まだ倒れてはダメだ
そうずっと頭で呟いていた
そしてついに1発入った
マイキーは受け身を取っていたからダメージは少ないけどもう疲れてお互い座り込んだ おそらく私も、マイキーもこんなに短時間で動くのは慣れてない
乱れていた呼吸をある程度整えてマイキーは言った
マイキー
マイキー
命令形じゃん まぁ今マイキーとやり合って少しだけ私は強いのかなって自覚はした だって無敵のマイキーとほぼ互角だったんだから
私はまだ疲れて動くのが苦しかったけど何とか立ってマイキーに近づいた
流華
流華
マイキー
そう言ってマイキーと握手をした
その日の夕方東卍の集会に参加した
やっぱり怖い人ばかりで 上手く馴染めるか心配だった
それに女が入るなんて絶対反対されそうだ
三ツ谷
三ツ谷
流華
三ツ谷が特服を持ってきてくれた とりあえず一時的なもので後でちゃんと作ってくれるらしい
マイキーとタイマした後私が東卍に入るとドラケン達に言ったった時みんな口を揃えて俺達を呼び捨てで呼ぶという謎のルールを作られた
だからさん付けしないように気をつけている
流華
三ツ谷
流華
流華
なんとなく三ツ谷の後ろに隠れるかのように着いてった まだ慣れてない状態で他の隊員に絡まれると対応の仕方が分からないからだ
しばらくしてマイキーのバブの音がした
マイキーがバブから降りてドラケンが横を歩いてそして隊員達は皆頭を下げる
ここでのマイキーは本当に総長って感じだった
隊員全員が「お疲れ様です!総長!」って叫んだ時は全身に鳥肌が立った
みんなの前にマイキーが立ち、ドラケンの「これより、集会を始める!」の合図により私にとって初の東京卍會の集会が始まった
マイキー
マイキー
いよいよだ
さあ行くぞ、私が1歩踏み出そうとした時三ツ谷が背中を叩いてくれた
それはまるで頑張って来い そう応援してくれてるような気がした
だから目でありがとうって言った 伝わったかは分からないけど
どんどんと前に進んでいきマイキーのいる所へ着いた
流華
流華
自己紹介とか、こうやった方がいいとかわかんなくてとりあえず挨拶だけはした
まぁ予想はしてたけどほとんどの人が「女じゃん」って言っていた
そんな様子を見たマイキーはため息をついて言った
マイキー
マイキー
マイキー
マイキー
その言葉でこの場が静かになった
静かになったことを確認したドラケンは次の話に移り私は急ぎ足で軽く注目を浴びながら反射的に三ツ谷の後ろに隠れた
そして10分もしないうちに集会は終わった
いつもよりなれない状況で疲れてしまい空をぼーっと眺めてると春千代が来た
春千代
流華
春千代
春千代
流華
何となく春千代と話しているとマイキー達がこっちに来いと言ってきた
流華
春千代
少し駆け足でマイキーの元へ向かった
マイキー
流華
マイキー
マイキー
流華
かなり迷った というより 正直どこでも良い
もちろんいい意味でだ どこの隊も楽しそうで居心地は良さそうだ だから多分私には決められない 欲張って全部に入りたいとか言ってしまいそうだ
それになんだか考えるのも疲れていたからここはマイキーに任せることにした
流華
そう言うとマイキーは周りを1周見渡してしばらく考え込んだ
マイキー
流華
流華
何となくそう呼んでみた 弐番隊、三ツ矢のところだ とても楽しい日々になりそうだ 後で弐番隊副隊長の人に挨拶しないとだな。あれ?名前なんだっけ?まぁいいかいずれか思い出すだろうと思いまた再び空を見上げた
そうして私は正式的に東京卍會に入った
東万に入ってしばらく経ち、あと2週間ほどで一学期が終わる時に三ツ谷の通っている学校に呼ばれた
なんの用かはだいたい予想がついててわくわく?しているのかな? 多分
三ツ谷
流華
手に紙袋を下げて制服姿で三ツ谷が来た
三ツ谷
紙袋の中には特服が入っていた
思わず受け取った瞬間、紙袋から出した
新品の匂いがした その中に少し三ツ谷の匂いが混じっていた
いい匂いだ
私がずっと特服を抱きしめながら匂いを嗅いでると三ツ谷が「ふっ」って笑った
三ツ谷
流華
三ツ谷
流華
流華
流華
流華
流華
三ツ谷
三ツ谷
ニコッて笑った彼の笑顔はすごく明るくて、こんな風に笑える彼が羨ましかった
まだ、作り笑いしてる私とは違う笑顔がとても羨ましくて、羨ましくて、、
でも、私とは、なんて比べる自分が情けなくなって思考を切った
三ツ谷
三ツ谷
流華
そういえばそうだ
去年までは夏休みになった瞬間自分の部屋に閉じこもって勉強したり軽く体を動かしたりで、何をしたいとか考えてなかった
今年は自由なのか
でも困ったな… 急に聞かれても何も思いつかない
頭を傾かせながら考えてるとやっと1つのやりたいことが出てきた
流華
三ツ谷
流華
流華
流華
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷は本当にに優しい人だ きっと具体的に何をしてもらうかは決まってないが、手伝ってもらえば効率はいいだろう
だけどここで自分でやらないと 私は何も1人で出来ない人間になってしまうような気がした
流華
流華
流華
流華
流華
流華
流華
三ツ谷
夏休みまであと少し それまでに記憶を思い出す計画を立てなければならない
ちょっとした事でもいいから思い出して私という人を見つけたい
今日はこの後留依と勉強をする約束があったので三ツ谷とはまた連絡をしてと言ってマイキーの家に帰った
流華
留依
留依
久しぶりに2人で過ごせるからか留依はすごく目を光らせていて、とても楽しそうな雰囲気を漂わせていた
声もいつもより明るくてなんだか小さい子供みたいにキャッキャしてて笑ってしまいそうになる
可愛い人だなぁ
なんて思った
留依
流華
まずは数学からお互い分からないとこを教え合い、ちょっと気が早いような気がするが、夏休み後のテストに備えた
流華
留依
一旦ひと休憩したくなり天井を見上げていたらちょっと思ったことがあった
流華
ふと言葉に出てきたのだ
留依
私は留依の少し曇った顔を見て、しまったと思い速攻「ごめん」そう言った
「大丈夫だよ」と留依は言ったが、やはり嫌な思い出、思い出させてしまった
気をつけないとと思い反省した
話題を明るくしようと思って話しかけようとすると留依が言った
留依
その質問に即答できるはずなのに、しばらく下を向いて考えてた
流華
流華
流華
流華
流華
流華
流華
何となくフッと出たこの言葉達はおそらく私の本音だろう
今言ったことを頭の中でもう一度リプレイしてみると少し照れくさくなった
留依
そういうと留依は床にだらんと寝っ転がり天井を見上げている
そんな留依に「そっか」だけ言って私も床に寝っ転がった
そして気づけば2人で寝ていた
そして、エマちゃんのご飯だよ!の声で2人同時に飛び起きてその状況に笑いあった
下に降りると机には美味しそうな匂いがするご飯が並んでいた
みんなが座って声を揃えて「いただきます」といった
私はマイキーの家に来て、みんなでご飯食べると、沢山の人と楽しく食べるご飯は美味しいことを知った
だから私はこうやってみんなでご飯を他愛ない会話をしながら食べる時間が好きだ こういう時間を大切にしたいのだ
30分してみんなの食べ終わったお皿を台所に寄せ、最近買ってきたいい匂いの洗剤を使って食器を洗ってた時エマがある提案をしてきた
エマ
エマ
エマ
流華
流華
私がそう質問するとエマは楽しそうな口調で言った
エマ
流華
エマ
流華
エマ
流華
私がそう言うとエマは怒った
エマ
エマ
その大きな怒りの声にマイキーと真一郎が私たちの所へ来た
真一郎
真一郎
真一郎が私たちの間合いに入りとりあえずエマを私から数メートル遠ざけた
エマ
エマ
エマ
エマ
いきなり話に巻き込まれ驚いていたが、咳払い見たいのを1度して言った
マイキー
マイキー
マイキー
家族か…… そうか家族なんだ 私たちは
あ、これ三ツ谷から特服貰った時と同じ感覚がする
そうか、これが嬉しいってことなのか
嬉しい、どんどんと胸があたたかくなっていくのが分かる
流華
流華
流華
流華
流華
流華
流華
真一郎
終業式の日が楽しみに感じた
今日は待ちに待った一学期終業式だ
あっという間に感じたが、色々とあって長くも感じた
担任の先生に夏休みの宿題を配られ、みんな面倒くさそうにしていた
でも私は問題集は割とすぐに終わるからそんなに面倒くさくは思わなかった
それよりも早く帰ってエマちゃんと浴衣を買いに行く予定があるから先生の話早く終われなんて考えていた
やっと先生が話し終えて帰りの準備を終わし、鞄を持って帰ろうとした時だった
安璃
安璃がボソッと言ってきた
「何?」って振り返ると「なんでもない」そうほわほわと笑っていたので気のせいだと思う事にした
虚
虚
虚
虚
虚