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探し物は私です

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探し物は私です

11 - 1個の戻った感情

♥

22

2023年12月13日

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皆さんこんにちは!虚です!

約1ヶ月ぶりの投稿だと思います!

それではどうぞ!

マイキーの家に来て1週間経とうとしていたときだった

マイキー

お前ウチのチームに入れ

流華

え?

急にそんなことを言い出した 前から興味はあったが私は力もそんなにないから、マイキーのチームに入るのは無理だと思ってた

でも今日急に誘われた

もちろん「入る!」って言いたいとこだけど不良のチームだよ!絶対ボコボコにされて終わる

マイキーみたいにかっこよく喧嘩なんて出来ない

ていうか喧嘩すること自体未経験だ

どうしようと自分の入りたい気持ちがあるが自分は弱いから無理だという考えになってしまうでも入ってみたいと思ってそんなことを頭の中で役10秒くらい繰り返し答えが出た

流華

入りたい!

マイキー

まじ!やった〜

私の答えに飛び跳ねて喜ぶマイキーの姿が本当に小さな子供に見えた

でも何故弱いのに誘ったのか気になった

流華

なんで誘ってくれたの?

私がそう聞くとふって笑って言った

マイキー

ダチだし

マイキー

お前強いから

流華

は?

強い?私が?

私は喧嘩なんてしたことないしどうしてそんな強いなんて言えるんだ?って聞くと逆にマイキーがえ?って顔をした

マイキー

お前知らないと思うけど

マイキー

俺がちょっとタイマンしようよ

マイキー

言ったら

マイキー

俺お前にボコボコにされたよ

流華

は?

驚きが隠せなかった…けどすぐ冷静な考えに戻した

流華

でもそれは小さい頃のでしょ?

マイキー

それは、そうだけど

流華

なら確実に私は弱くなってるよ

今の私の発言は正論だろう

小さい頃はボコせたとしてもマイキー達と離れてから喧嘩なんてしてない なら絶対腕は落ちてる

東京卍會に入れるのは嬉しいけど弱くて足を引っ張らないか心配だ

マイキーの返答を待ってると予想外な答えが帰ってきた

マイキー

なら今からタイマンしよ

嘘でしょ

でもマイキーの目は本気だ これは断りにくいな

あ〜明日骨絶対折れてるわ

私は手を合わせて神よどうかご加護をなんて願いながら合掌した

そんな私を見てマイキーは笑った

マイキー

大丈夫

マイキー

そんな重症なんて負わせないから〜

こいつ笑っておる これは自分の強さを誇っている奴だ しかもこのニヤニヤ顔 うわ〜煽りやがる

なんだか絶対に無理だとわかってるけど「ボコボコにしてやる」と心で呟いた

マイキー

よし、ここでやるぞ

私たちは東卍の集会場に来た

私は軽く効果はあるかは分からないが、とりあえず準備運動をした

マイキー

行くぞ

マイキーのその言葉と同時に息を吸い軽く力を抜いて「来い」そう言った

そしてお互い気づけば軽く本気でやっていた

思ったより体が動き、マイキーの蹴りもほとんど避けれた

頭の中で少しの動きだけでも次何が来るかだいたい想定して避けるそれだけ

上、右、左、斜め上、下 始まって2分くらいは次から次へと来る蹴りに避けるのに必死だったけど大体体が慣れてきて余裕がもてた時私もマイキーに向かって蹴りをした

さすが東卍の総長なだけあって中々蹴りが決まらなかった でもマイキーの蹴りも少しかするくらいで私には当たらなかった

7分くらいお互い蹴りあっていたけどまだ1発も当たってない まぁもうこここらは体力勝負のようなものだ

そして私が息切れをし始めた時マイキーもかなり息が荒れていた

もう少し踏ん張ろう まだ倒れてはダメだ

そうずっと頭で呟いていた

そしてついに1発入った

マイキーは受け身を取っていたからダメージは少ないけどもう疲れてお互い座り込んだ おそらく私も、マイキーもこんなに短時間で動くのは慣れてない

乱れていた呼吸をある程度整えてマイキーは言った

マイキー

お前は、強い…

マイキー

うちに入れ

命令形じゃん まぁ今マイキーとやり合って少しだけ私は強いのかなって自覚はした だって無敵のマイキーとほぼ互角だったんだから

私はまだ疲れて動くのが苦しかったけど何とか立ってマイキーに近づいた

流華

入るよ

流華

足手まといでも怒らいでよ

マイキー

もちろん

そう言ってマイキーと握手をした

その日の夕方東卍の集会に参加した

やっぱり怖い人ばかりで 上手く馴染めるか心配だった

それに女が入るなんて絶対反対されそうだ

三ツ谷

これ

三ツ谷

とりあえず特服羽織っとけ

流華

ありがとう

三ツ谷が特服を持ってきてくれた とりあえず一時的なもので後でちゃんと作ってくれるらしい

マイキーとタイマした後私が東卍に入るとドラケン達に言ったった時みんな口を揃えて俺達を呼び捨てで呼ぶという謎のルールを作られた

だからさん付けしないように気をつけている

流華

私どこにいたらいい?

三ツ谷

とりあえず俺とマイキー待ってるか?

流華

うん

流華

そうする

なんとなく三ツ谷の後ろに隠れるかのように着いてった まだ慣れてない状態で他の隊員に絡まれると対応の仕方が分からないからだ

しばらくしてマイキーのバブの音がした

マイキーがバブから降りてドラケンが横を歩いてそして隊員達は皆頭を下げる

ここでのマイキーは本当に総長って感じだった

隊員全員が「お疲れ様です!総長!」って叫んだ時は全身に鳥肌が立った

みんなの前にマイキーが立ち、ドラケンの「これより、集会を始める!」の合図により私にとって初の東京卍會の集会が始まった

マイキー

今日まず新しい隊員がはいる!

マイキー

前に出てこい!

いよいよだ

さあ行くぞ、私が1歩踏み出そうとした時三ツ谷が背中を叩いてくれた

それはまるで頑張って来い そう応援してくれてるような気がした

だから目でありがとうって言った 伝わったかは分からないけど

どんどんと前に進んでいきマイキーのいる所へ着いた

流華

流華です!

流華

今日からよろしく

自己紹介とか、こうやった方がいいとかわかんなくてとりあえず挨拶だけはした

まぁ予想はしてたけどほとんどの人が「女じゃん」って言っていた

そんな様子を見たマイキーはため息をついて言った

マイキー

こいつは女だ!

マイキー

だがな!

マイキー

こいつは強い!

マイキー

舐めんなよ!

その言葉でこの場が静かになった

静かになったことを確認したドラケンは次の話に移り私は急ぎ足で軽く注目を浴びながら反射的に三ツ谷の後ろに隠れた

そして10分もしないうちに集会は終わった

いつもよりなれない状況で疲れてしまい空をぼーっと眺めてると春千代が来た

春千代

大丈夫か?かなり疲れてそうだけど

流華

うん、ちょっと疲れちゃった

春千代

そうか

春千代

多分すぐなれるよ

流華

だといいけど

何となく春千代と話しているとマイキー達がこっちに来いと言ってきた

流華

なんか呼んでるね

春千代

行くか

少し駆け足でマイキーの元へ向かった

マイキー

お前どこ入る?

流華

どこって?

マイキー

東京卍會は今6つの隊で構成されてる

マイキー

その中でお前はどこの隊に入りたい?

流華

えっと

かなり迷った というより 正直どこでも良い

もちろんいい意味でだ どこの隊も楽しそうで居心地は良さそうだ だから多分私には決められない 欲張って全部に入りたいとか言ってしまいそうだ

それになんだか考えるのも疲れていたからここはマイキーに任せることにした

流華

どこでもいいよ

そう言うとマイキーは周りを1周見渡してしばらく考え込んだ

マイキー

じゃあ弐番隊な!

流華

了解!

流華

総長

何となくそう呼んでみた 弐番隊、三ツ矢のところだ とても楽しい日々になりそうだ 後で弐番隊副隊長の人に挨拶しないとだな。あれ?名前なんだっけ?まぁいいかいずれか思い出すだろうと思いまた再び空を見上げた

そうして私は正式的に東京卍會に入った

東万に入ってしばらく経ち、あと2週間ほどで一学期が終わる時に三ツ谷の通っている学校に呼ばれた

なんの用かはだいたい予想がついててわくわく?しているのかな? 多分

三ツ谷

おまたせ

流華

あ、三ツ谷!

手に紙袋を下げて制服姿で三ツ谷が来た

三ツ谷

ほら、これ

紙袋の中には特服が入っていた

思わず受け取った瞬間、紙袋から出した

新品の匂いがした その中に少し三ツ谷の匂いが混じっていた

いい匂いだ

私がずっと特服を抱きしめながら匂いを嗅いでると三ツ谷が「ふっ」って笑った

三ツ谷

お前そんなに嗅ぐなよ

流華

あ、ごめん

三ツ谷

そんなに嬉しかったか?

流華

うーん

流華

わかんないけど

流華

なんだか変な温かい感じと

流華

一生大切にしたいなって

流華

思うな

三ツ谷

そうか!

三ツ谷

なら良かった!

ニコッて笑った彼の笑顔はすごく明るくて、こんな風に笑える彼が羨ましかった

まだ、作り笑いしてる私とは違う笑顔がとても羨ましくて、羨ましくて、、

でも、私とは、なんて比べる自分が情けなくなって思考を切った

三ツ谷

もうすぐ夏休みだけど

三ツ谷

流華は何したい?

流華

え、

そういえばそうだ

去年までは夏休みになった瞬間自分の部屋に閉じこもって勉強したり軽く体を動かしたりで、何をしたいとか考えてなかった

今年は自由なのか

でも困ったな… 急に聞かれても何も思いつかない

頭を傾かせながら考えてるとやっと1つのやりたいことが出てきた

流華

思い出したい

三ツ谷

思い出す?

流華

うん、

流華

小さい頃の記憶を

流華

取り戻す

三ツ谷

なるほどな

三ツ谷

なら俺、手伝えることあるなら

三ツ谷

手伝いたい

三ツ谷は本当にに優しい人だ きっと具体的に何をしてもらうかは決まってないが、手伝ってもらえば効率はいいだろう

だけどここで自分でやらないと 私は何も1人で出来ない人間になってしまうような気がした

流華

ありがとう、でも

流華

大丈夫

流華

もし

流華

どうしても手伝って欲しい時

流華

1番に言うから

流華

手伝って欲しい

流華

いいかな?

三ツ谷

もちろん!任せとけ!

夏休みまであと少し それまでに記憶を思い出す計画を立てなければならない

ちょっとした事でもいいから思い出して私という人を見つけたい

今日はこの後留依と勉強をする約束があったので三ツ谷とはまた連絡をしてと言ってマイキーの家に帰った

流華

入るよ〜

留依

流華!

留依

おかえり!

久しぶりに2人で過ごせるからか留依はすごく目を光らせていて、とても楽しそうな雰囲気を漂わせていた

声もいつもより明るくてなんだか小さい子供みたいにキャッキャしてて笑ってしまいそうになる

可愛い人だなぁ

なんて思った

留依

じゃあ始めようか!

流華

うん

まずは数学からお互い分からないとこを教え合い、ちょっと気が早いような気がするが、夏休み後のテストに備えた

流華

よし、いい感じだね

留依

流華もこれで完璧!

一旦ひと休憩したくなり天井を見上げていたらちょっと思ったことがあった

流華

お母さん達何してるかな

ふと言葉に出てきたのだ

留依

お母さん…

私は留依の少し曇った顔を見て、しまったと思い速攻「ごめん」そう言った

「大丈夫だよ」と留依は言ったが、やはり嫌な思い出、思い出させてしまった

気をつけないとと思い反省した

話題を明るくしようと思って話しかけようとすると留依が言った

留依

流華はお母さんのこと許せる?

その質問に即答できるはずなのに、しばらく下を向いて考えてた

流華

許せないよ

流華

だけど

流華

死ねとも思わない

流華

産んでくれた恩だってある

流華

だから

流華

人並みの幸せを送ってくれれば

流華

私はそれでいいかな

何となくフッと出たこの言葉達はおそらく私の本音だろう

今言ったことを頭の中でもう一度リプレイしてみると少し照れくさくなった

留依

私も同感かなぁ

そういうと留依は床にだらんと寝っ転がり天井を見上げている

そんな留依に「そっか」だけ言って私も床に寝っ転がった

そして気づけば2人で寝ていた

そして、エマちゃんのご飯だよ!の声で2人同時に飛び起きてその状況に笑いあった

下に降りると机には美味しそうな匂いがするご飯が並んでいた

みんなが座って声を揃えて「いただきます」といった

私はマイキーの家に来て、みんなでご飯食べると、沢山の人と楽しく食べるご飯は美味しいことを知った

だから私はこうやってみんなでご飯を他愛ない会話をしながら食べる時間が好きだ こういう時間を大切にしたいのだ

30分してみんなの食べ終わったお皿を台所に寄せ、最近買ってきたいい匂いの洗剤を使って食器を洗ってた時エマがある提案をしてきた

エマ

終業式日さ

エマ

早帰りだから

エマ

学校終わったら浴衣買いに行かない?

流華

浴衣?

流華

なんで?

私がそう質問するとエマは楽しそうな口調で言った

エマ

夏祭りが夏休み中にあるからだよ!

流華

そうなんだ

エマ

だから留依も誘って浴衣買いに行こ!

流華

でもお金は…

エマ

それなら真にぃに頼むから大丈夫!

流華

でも、申し訳ないよ

私がそう言うとエマは怒った

エマ

何言ってるの!

エマ

私たちはもう家族なんだよ!

その大きな怒りの声にマイキーと真一郎が私たちの所へ来た

真一郎

どうした?

真一郎

喧嘩か?

真一郎が私たちの間合いに入りとりあえずエマを私から数メートル遠ざけた

エマ

流華

エマ

私達は家族!

エマ

だから頼っていいの!

エマ

ね!マイキー!

いきなり話に巻き込まれ驚いていたが、咳払い見たいのを1度して言った

マイキー

そうだ!

マイキー

俺たちはもう家族

マイキー

だから遠慮はしないで

家族か…… そうか家族なんだ 私たちは

あ、これ三ツ谷から特服貰った時と同じ感覚がする

そうか、これが嬉しいってことなのか

嬉しい、どんどんと胸があたたかくなっていくのが分かる

流華

そっか

流華

ありがとう!

流華

ものすごく嬉しいよ!

流華

それじゃあ

流華

遠慮せずにお願いしようかな

流華

じゃあ真一郎

流華

浴衣買って

真一郎

もちろん!

終業式の日が楽しみに感じた

今日は待ちに待った一学期終業式だ

あっという間に感じたが、色々とあって長くも感じた

担任の先生に夏休みの宿題を配られ、みんな面倒くさそうにしていた

でも私は問題集は割とすぐに終わるからそんなに面倒くさくは思わなかった

それよりも早く帰ってエマちゃんと浴衣を買いに行く予定があるから先生の話早く終われなんて考えていた

やっと先生が話し終えて帰りの準備を終わし、鞄を持って帰ろうとした時だった

安璃

背後には気をつけて

安璃がボソッと言ってきた

「何?」って振り返ると「なんでもない」そうほわほわと笑っていたので気のせいだと思う事にした

今回はここまでです!

少し雑になってしまったかもしれません!

すみません!

ではまた次の話で!

じゃーね!

この作品はいかがでしたか?

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