今、学校の空き教室には
冷たい空気が流れている
あやめ
あやめ
○○
○○
○○
○○
あやめ
あやめ
○○
○○
○○
○○
私が深呼吸をすると
あやめ
あやめ
あやめ
あやめ
あやめは驚いた顔で私を見た
○○
あやめ
あやめ
あやめ
○○
○○
○○
あやめ
あやめ
○○
○○
あやめ
急にあやめは真顔になった
あやめ
あやめ
あやめ
○○
あやめ
○○
○○
○○
○○
○○
○○
私は笑った
でもきっとひきつっていた
あやめ
あやめ
○○
○○
○○
○○
○○
あやめ
あやめ
私は深呼吸をして
あやめを見た
あやめ
あやめ
○○
あやめ
○○
○○
きっと...これで大丈夫
○○
平川先生
平川先生
平先はスルメを食べながらこっちを見た
○○
○○
○○
平川先生
平川先生
平川先生
○○
○○
○○
平川先生
平川先生
平川先生
○○
平川先生
○○
○○
○○
○○
○○
平川先生
平川先生
平川先生
○○
○○
○○
○○
○○
○○
平川先生
平川先生
平川先生
平川先生
平川先生
平川先生
平川先生
平川先生
○○
平川先生
平川先生
私は少し笑って椅子を立ち上がった
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
平川先生
○○
○○
平川先生
昼休み
購買に行く前に前から派手髪が歩いてきた
あやめ
角名
あやめ
あやめ
角名
角名
あやめ
角名
角名
あやめ
あやめ
角名
あやめは一瞬笑ってからすっと真顔に戻った
あやめ
あやめ
角名
自分の眉がピクリと反応するのがわかった
角名
角名
あやめ
あやめ
あやめ
あやめ
角名
角名
角名
あやめ
角名
あやめ
あやめ
あやめ
自分の心が
強く跳ねたのがわかった
角名
角名
あやめ
角名
あやめ
あやめ
あやめ
あやめ
あやめ
あやめ
あやめ
角名
あやめ
角名
角名
あやめ
あやめ
あやめ
角名
あやめ
あやめ
あやめ
そういってあやめは帰った
自分の心は意外と
冷静だった
そして
思ったより紹介は
早く訪れた
響
響
響
紹介された男の子は
思っていたよりもずっと普通だった
背も高く
顔立ちも整っている
たぶん
悪い人ではない
あやめは少し離れたところに
座ってこっちを見ている
なんであの人見張ってるの
私はストローをクルクルしながら
あやめを見た
○○
○○
響
響
響
響
○○
○○
響
響くんは明るい笑顔を私にみせた
響
響
冗談ぽく笑う彼の言葉に
私は少しだけ目を開いた
○○
あかん...私最悪や
この人と話してても
角名やったら...とか
考えてまう
自分で選んだことなのに
響
響
○○
○○
私は即席で笑顔を作り
響くんに笑いかけた
治
角名
治
角名
治
治
角名
角名
角名
治
角名
角名
治
治
角名
角名
角名
治
角名
角名
角名
治
治
角名
角名
角名
治
治
治
角名
角名
治
角名
角名
角名
角名
治
角名
治
その日の帰り道
イヤホンから流れるのは
悲しいラブソングだけだった
○○
私は溜息をつき空を見上げた
お母さん
お母さん
後ろから声がした
○○
お母さん
○○
○○
○○
お母さん
お母さん
お母さん
○○
お母さん
○○
お母さん
やっぱり母親は鋭い
○○
○○
○○
○○
お母さん
お母さんは顎に手を置き
私の方を見つめた
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
○○
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
○○
○○
○○
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さんはにっこり笑った
○○
お母さん
お母さん
○○
お母さん
○○
お母さん
○○
○○
○○
○○
○○
自分の目尻が熱くなるのを感じた
お母さん
○○
○○
○○
お母さん
お母さん
○○
○○
お母さん
○○
お母さん
お母さん
お母さん
○○
お母さん
お母さん
お母さん
○○
○○
○○
お母さん
お母さん
○○
○○
お母さん
私たちは顔を合わせて笑った
○○
○○
お母さん
お母さん
○○
お母さん
○○
その日は
久しぶりに夢を見た
○○...
お前のせいだ
お前のせいで俺は
お前が全てを...台無しにさせた
無数に聞こえる声
でも声は全ておなじ
私はこれが誰だか...わかっていた
蒼
○○
○○
蒼
蒼
○○
○○
蒼
蒼
○○
○○
蒼
○○
○○
○○
○○
蒼
私の手は...震えていた
○○
久しぶりに見た
なんでこんな夢...
私は昨日決めた
どんな結果になってもいいから
角名に告白をすると
その緊張が夢にまで出たのかな...
○○
そんなことを考えながら服を着替えた
朝、下駄箱に行くと
角名
角名
○○
○○
○○
角名
○○
○○
角名
○○
角名
○○
角名
角名
○○
角名
角名
○○
角名
○○
角名
角名
○○
○○
角名
○○
○○
角名
○○
角名
○○
角名
○○
そういって私はその場を逃げ出した
角名
翠
治
治
翠
そしてその日の放課後
私は響くんを呼び出した
放課後のファストフード店
店内には高校生が沢山いる
私はアイスティーを一口飲んで
向かいに座った響くんと目を合わせた
○○
響
○○
○○
○○
響
○○
そう口にした時
自分でも思っている以上に
冷静だった
迷いも、動揺も
ひとつもなかった
響くんは一瞬目を開いたが
すぐに柔らかく笑った
響
響
○○
響
響
響
○○
○○
響
響
響
響
○○
響
響
○○
気まずさよりも
静かで
優しい余韻だけが残った
やっぱり
角名のことが好きなんだ
それをもう認めない理由が見つからなかった
同時に胸の奥から
じわじわと痛みが拡がってきた
でも私は留学する
これは変わらない
でも
だから今じゃないとか
告白しないとか
そういうのは...もうちがう
もうこの思いは
止められなかった。
次の日の放課後
私は平先の所にきていた
○○
平川先生
○○
平川先生
○○
平川先生
平川先生
平川先生
平川先生
○○
平川先生
○○
○○
平川先生
平川先生
○○
○○
平川先生
○○
平川先生
平川先生
○○
平川先生
平川先生
○○
○○
平川先生
○○
平川先生
○○
○○
平川先生
○○
○○
○○
平川先生
平川先生
○○
○○
平川先生
平川先生
○○
平川先生
私はクスッと笑って
椅子から立ち上がった
○○
○○
平川先生
○○
○○
平川先生
○○
先生との話を終え
私は公園に向かおうとした
○○
どんよりと曇った空を見上げ
私は目をつぶった
最近は少し寒くなった
今から何度も話したあの公園で
私は告白する
そう心に誓い
深呼吸をした
その時
前から声がした
聞き覚えのある声
…聞きたくなかった声
私は思わず背筋が凍った
スーツのネクタイは緩く
顔は前よりやつれている
けれど
目はあの頃のままだった
決して忘れない
あの目
○○
○○
声が震えたのは
きっと寒さのせいじゃない
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
○○
父親は何かを言いかけて口を閉じた
その沈黙の後
小さく笑った
お父さん
お父さん
私手を握りしめた
お父さんの薬指はあの頃と同じまま
光っていた
○○
お父さん
お父さん
お父さん
○○
○○
○○
○○
静かに
でも確かな声でいった
一瞬
父の顔が歪んだのがわかった
お父さん
お父さん
お父さん
○○
私は下げていた顔を上げた
その目には
涙が滲んでいた
お父さん
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
○○
父は眉をひそめた
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
○○
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
○○
○○
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
時間が
止まったようなきがした
言葉も涙も出なかった
自分が何を言われたのか
理解ができなかった
ただ、体は冷えて
心がぽっきりと折れた音がした
今まで隠していた確信を
不意につかれた気分だった
○○
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
お父さん
○○
私は後退りをし
そのまま走って家に帰った
家に帰り
私はそのままベットに寝転んだ
LINEを確認すると
「先帰ったけど何かあったの?」
とだけ
メッセージが入っていた
返信は出来なかった
やっぱり私なんかが
誰かを好きになるべきじゃなかった
広い世界に
私だけ...
1人で
取り残されている
そんな気がした
自分が踏み出せないあと一歩が
今になって正体を表した
○○
○○
コメント
3件
何してくれてんねんクソ親父!!
お父さん消えろ!!!○○の邪魔でしかない!てか血とかいまさらかんけーねぇし!○○大丈夫!安心して告白してこい!
不倫クソ親父なんか気にせずにすなりんと幸せになって下さい!!💞 ○○ちゃんには父親よりも母親の血が多く入っていると信じてます!