テラーノベル
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あの日から ショータは明るくなった
人前に出る時は 少し辛そうだったけれど
俺の部屋にやってくる時は 笑った顔も見せてくれた
ショータ
ショータ
リョータ
ショータは誰もいない深夜に やってくる
真っ白なブラウスと 細身のパンツを履いた姿は 好青年といった感じで
肩くらいまで伸びている髪を ゆるく束ねているのも似合っていた
リョータ
ショータ
ショータ
気恥ずかしそうに ショータが目を逸らした
リョータ
リョータ
ショータ
ショータ
姫になると決まってから 短かった髪を ずっと伸ばしていたらしい
首がなんだか痒いと しょっちゅう愚痴を零していた
リョータ
リョータ
ショータ
リョータ
リョータ
ショータ
髪先をくるくるいじりながら ショータが聞いてくる
リョータ
リョータ
リョータ
ショータ
ショータはしばらく 悩んでから
ショータ
ショータ
リョータ
リョータ
リョータ
ショータ
ショータ
多少不安げな顔をしていたが
髪が切れるのは やっぱり嬉しいようで
はにかみながら微笑んだ
タツヤ
タツヤ
ショータ
ショータの部屋。 俺の前に座るショータ
ショータ
ショータ
タツヤ
タツヤ
タツヤ
ショータ
タツヤは一瞬 不安げな瞳をしていたが
リョータ
リョータ
リョータ
ショータ
俺がそう言ったことで ホッとした顔になった
タツヤ
タツヤ
リョータ
リョータ
タツヤ
ショータの髪を整えていると タツヤがぼそっと尋ねてきた
タツヤ
タツヤ
リョータ
リョータ
タツヤ
物を片付けながら タツヤは寂しそうに俯いた
ショータ
タツヤ
タツヤ
にこにこしながら ヒカルのことを話すタツヤ
リョータ
タツヤ
タツヤ
両手をぶんぶん振って 否定してくるタツヤ
タツヤ
タツヤ
ショータ
髪を切っているから 見えないけど
ショータはきっと 悪い顔でタツヤを見ているだろう
リョータ
リョータ
リョータ
ショータ
リョータ
リョータ
鏡を持ってきて 髪型を見せてあげる
ショータ
タツヤ
髪を切ったショータは 前より幼く見えた
ショータ
リョータ
ショータ
ショータ
ポロッと出た 敬語ではない言葉に 俺は嬉しくなって
リョータ
と、笑顔で返した
翌日の朝食の時間
俺は髪型で何か言われないか 少し不安に思っていたが
国王様は何も言わなかった
ショータ
ショータ
短くしたとはいえ 流石に男性だとは バレてないみたいだな
ショータ
すっかり短くなった髪の毛先を 気にしながら
俺は朝食を口に運んだ
問題は… その数日後から起き始めた
ショータ
ショータ
なんか…味が変なような…
気のせい…?
ショータ
ショータ
ショータ
濃い色のソースなのに 薄い塩のような味しかしない
食材に関しては 食感も変だ
訝しげな顔をして 咀嚼していたからだろうか
リョータ様がこそっと 話しかけてきた
リョータ
ショータ
ショータ
国王様の顔を見る
素知らぬ顔をしているけど なんだか白けすぎなような
ショータ
ショータ
あずさ
あずさ
あずさ
あずさ
あずさ
コメント
13件
いわふかぁ!と思って癒されてたらゆり組の2人に難題が!! まあ…恋って前途多難ですからね これを乗り越えたら強いでっせ💪
アイコン変えたの可愛い💕