イザナ
何故それを知ってるんだ?
はるち
だって、俺聞いてましたもん
イザナ
聞いてた?
一体何を言ってるんだ、こいつ
俺は疑問に思った
はるち
前、王が夜ホテルの屋上で「真一郎...」と呟いている所を
イザナ
でも真一郎と呟いたことでマイキーを恨んでいるということにはなんないはずだけど
はるち
それはマイキーが自分で言ったんです、「俺はイザナに恨まれてる」と
イザナ
...それで確定ということか
はるち
そうです
マイキーがあんなことを自ら言っていたとは衝撃だ
三途は何を狙っているのか...
天竺のスパイの可能性が高い
イザナ
あと王って何で呼んでいる?
はるち
俺は“マイキーのような感じの人”を好んでいるからです
はるち
なので王、俺を...
はるち
愛してください
イザナ
は?
愛す?
俺は耳を疑う
愛してほしいなんて俺は愛されたことないのにどうやってやれと言うのだ
イザナ
愛すわけねぇだろ
イザナ
鶴蝶、帰るぞ
鶴蝶
あ、あぁ
鶴蝶
(なぜだか寒気がする...)
はるち
ニヤッ
はるち
それがいいんだよ...((ボソッ
はるち
でも、俺は愛してほしい訳じゃない、愛したいんだ、お前を、イザナを...((ボソッ
はるち
愛して、俺から離れられないようにしてやる...((ボソッ
鶴蝶
??
ある日...
午後7時
カラン
トタトタ
イザナ
ついてくるな、三途
はるち
いえ、ついていますよ
イザナ
着いてきたところで何も得るものはないけどな
はるち
それでもいいです
はるち
俺の意思ですから
イザナ
...フフッ
イザナ
変な奴笑
ニコッ
なんだか三途は一度決めればそれの決断をやめることはない、そんな気がする
俺も拒絶したところでまた着いてくるだろう
でも、なんだか愛されていて嬉しい
??
大将はすぐ信用するよね、どうせ裏切られるのに
??
たとえ王だとしても王が悪い行いをしていたら裏切るくせに
??
三途、お前から王を奪ってやる...
少しだけ声が聞こえる
これは蘭か...?
一体誰なんだ
イザナ
三途、どこからか声が聞こえないか?
はるち
...聞こえないですよ
イザナ
そっか...
イザナ
俺の勘違いかもしれないな
ニコッ
作り笑いをする
三途は多分嘘をついている
この声を聞いて俺を同じ反応をしているから
聞こえないなら普通の表情なはずだ
だが三途は少しだけ睨んでいる
はるち
...王、もう帰るんですか?
イザナ
あぁ
イザナ
今日はレストランに行っただけだから
はるち
そうですか、家に行ってもいいですか?
イザナ
...いいよ、お前の事信用してるし
はるち
ありがとうございます
はるち
あ、そうだ、少しだけ待っていてください
イザナ
??
そう言って三途は反対方向に走っていった
何かの忘れ物なのか?
相当イラついてるようだが
イザナ
まぁいいや
5分ぐらい経ち、ハァハァと呼吸が乱れてしまっている三途が走ってくる
顔には返り血らしきものがついている
イザナ
三途、何をやっていたんだ
はるち
いえ、何もありませんよ、ただ
忘れ物をしたので







