心韻
本当に…幸せって…幻だったんだな…
映画 奪われた彼女と不必要な自分
心韻
…
音
…もう誰とも関わらないの…?
心韻
…信じたくない…から…好きになりたくない…から
音
…青華だって…心韻のこと見捨てたくなかったと思う…よ…
心韻
……お前に何がわかるんだよ…
音
…青華は…友達…だし…
心韻
たかが友達だろ…?そんな奴に何がわかるってんだ…二度と青華の話をするんじゃねぇ…
心韻
…ただでさえ…簡単に盗られる程…醜い自分が…嫌いなのに…見捨てたくなかったと思うなんて…そんなわけないだろ…
音
…ごめん…ね…
心韻
…
音
…
バタッ 【音が部屋を後にする】
心韻
…だから…話したくないんだよ…
心韻
…結局…転生しても…見捨てられる醜い自分に…なって…もう…嫌だ…
心韻
全部壊れてしまえ…
音
…
音
何とか…できないかな…
音
青華を…助けられたら…いいんだろうけど…そんな力…ないし…どうしよう…
2P青華
困ってんのかぁ?嬢さんよぉ…
音
…アンタがなんの用…
2P青華
別になんでもいいだろ?ただ…契約すれば…助けてやるっつー話をしに来たんだよ
音
…あっそ…別に…契約しなくても…できるし…
2P青華
勿体ねぇのぉ…まぁそれでいいなら俺はいいけど
音
……青華になりすまして…心韻を元気づけさせて来てよ…
2P青華
予想外のこと言うねぇ…まぁいいぜ?そういうことなら…
2P青華
本物を助けるとなるとお代としてその命にしようと思ったが…心韻の事となると…まぁお代はお前の大切なものだ…
音
…いいよ…それで心韻が助かるならね…
次回 音が2Pの青華と契約を







