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それから私たちは
鬼狩りとしての生活が
スタートした
零
月の呼吸
零
弐の型
零
逆光月
零
ｽﾊﾟｯ
実弥
お前すげぇな
零
ありがとうございます
実弥
じゃあ帰るか
零
はい
零
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
実弥
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
実弥
……。
零
……。
実弥
おい
零
あの
零
あ
零
どうぞ
実弥
あ、いや
実弥
すまねぇ
実弥
なんでもねぇ
零
そうですか
零
じゃあ私の話に移っても、
実弥
おう
零
まず
零
この前の集合会議での無礼
零
どうかお許しいただきたい
零
心からお詫び申し上げる
実弥
なんだ、そんなことか
実弥
もう気にしちゃいねぇよ
零
感謝する
零
あと、
零
実弥殿の好きなものは何なのだろうか
零
出来れば教えていただきたい
実弥
俺の好きな物ぉ？
実弥
……。
実弥
おはぎ、
零
おはぎか
零
教えて下さり感謝する
実弥
逆におめぇの好きな物は何なんだよ
零
私の、好きな物、？
実弥
俺だけ教えんのは
実弥
なんか嫌だろ
零
好きな物、
零
あ
零
チョコケーキ、
零
が好きです、
実弥
チョコケーキか
実弥
じゃあ今から食いに行くぞぉ
零
え？
実弥
着いてこい
零
は、はい
面は口の部分だけついていない設定でお願いします！
零
！
零
美味しそう、
零
本当に食べていいんですか？
実弥
おう
実弥
たらふく食え
零
いただきます、！
零
ﾓｸﾞﾓｸﾞ
零
美味しいです、
義勇
む？
義勇
不死川と、
義勇
零じゃないか
実弥
げ、富岡、
実弥
なんの用だぁ
義勇
いや
義勇
任務はもう終わったのか
実弥
そうだよ
実弥
それ以外ねぇだろ
義勇
そうか
義勇
甘味処で男女2人で食べに行くのか
義勇
羨ましいことだ
実弥
何が言いてぇんだ？おい
義勇
いや、甘味を食べてる時間があって羨ましいと思っだけだ
実弥
おい
実弥
喧嘩売ってんのかぁ？
実弥
富岡ぁ、
義勇
じゃあ俺はこれで失礼する
義勇
ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ
実弥
おい！こら！待ちやがれ！
実弥
ｸｿｯ
零
すみません
零
私のために
実弥
あ？
実弥
いや、俺もちょうど食いたかったから
実弥
てか口についてんぞぉ
零
え？
零
どこですか？
実弥
じっとしてろぉ
零
……。
実弥
おら、取れたぞぉ
実弥
ﾊﾟｸｯ
零
え？
実弥
じゃあ食い終わったことだし
実弥
行くかぁ
零
え、あ、はい
零
(この男)
零
(不思議だな)
零
(……。)
零
(私が鬼だと気づいたらどんな反応をするのだろうか)
零
(まぁ、バレることはないから大丈夫だとは思う、)
零
多分、(((ﾎﾞｿｯ
実弥
何してんだぁ
実弥
早く行くぞぉ
零
はい
零
今行きます
零
ﾀｯﾀｯ
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