二宮 杏
あ〜あ 春が来ちゃたな
部屋にソラシドを抱いて私は呟いた
ぼ〜っとしているとあの時を思い出してしまう
その時は中学受験に失敗した日のこと
それにお母さんの言葉も思い出す
お母さん
杏ちゃんは頑張ってるからきっと行けるわよ!
二宮 杏
お母さん…ゴメンね
二宮 杏
うっうっうっぐすぐす
二宮 杏
え?
隣の家からピアノの音が聞こえる
二宮 杏
なんだか今の私みたい
ソラシド
にゃーにゃー
二宮 杏
ちょっと!ソラシド!!
ソラシドが窓から隣の家に行こうとする
二宮 杏
こら!ダメだってば!!
ソラシド
にゃー
ソラシドが窓から隣の家に行った
二宮 杏
どうしよ?!
私は窓から隣の家に飛び込んだ
二宮 杏
うわわわわ
二宮 杏
びっくりした〜
二宮 杏
あ!こら!ソラシド!!
二宮 杏
え?何この家凄く綺麗
二宮 杏
ん?ピアノの音?なんだかさっきよりも寂しいそうな音
二宮 杏
こら!ソラシド!!!
葉月 透
お前 誰だ?
そこには肌が焼けていて瞳がキラキラしている男の子がいた
二宮 杏
ごめんなさい!私の猫が…
葉月 透
分かってるよ
二宮 杏
あ………
瞳の中に私が写っているその私は凄く恥ずかしそうな顔だった
二宮 杏
す、すみませんでした!
二宮 杏
ありがとうございました!!
私が帰ろうとしたその時
葉月 透
痛っ…
二宮 杏
え?葉月くん!
葉月 透
な…んで名……前
葉月くんの顔からたくさんの大粒の汗が降ってくる
読んでくださりありがとうございました!次はハートが10個行ったら出します!