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閻魔
どうしてこうなってしまったのか?
どうして私は“触角の生えた 宇宙人”に話しかけられてるのか?
時は1週間前まで遡る。
1週間前
その日はいつもより少し早く起きて 通学路の途中に寝ている猫に ちょっかいをかけようとしていた。
しかし、毎日いるはずの猫は どこにも居らず、電線にカラスが 数羽一斉に鳴いていたことを 覚えている。
何かが起こる前兆か? その時はまだ軽く考えていた。
それが今後の未来を左右する 最悪な出会いになることを 私は知らなかったんだ。
通学路
閻魔
学校に着くまでこの道を 通らなければならないのだが 今日は何故か大勢の人で賑わっていた。
閻魔
しかし、祭りにしては どうも楽しそうな雰囲気ではなく どこか不穏な空気を感じた。
時間に余裕もあったため 人の波をかき分けて進むと 驚きの光景が広がっていた。
閻魔
閻魔
そこには大型トラックを 5台分くらい繋げたような大きさの 巨大な円盤が道路に突き刺さった 状態であったのだ。
閻魔
しかし、その光景の数分後に 警察による規制線が張られ これは只事ではないことが 嫌でも理解できた。
私は好奇心に駆られ 暫くその円盤を見つめていた。
その時だった。
ガコンッ
という何かの音が 聞こえたかと思うと 円盤の蓋のような箇所が ゆっくりと開いていった。
近くにいたテレビ局のカメラも 音に反応し、慌てて蓋の部分に 焦点を合わせた。
私は何が出てくるのかという 楽しみに満ち溢れていた。
やがて円盤から降りてきたのは 白い2本の触覚をつけた ジト目の女の子だった。
その子は周囲を見渡すと 聞き取れない何かを 声として発した
その刹那。
ドパンッ
という、まるで水風船が 割れたような音が聞こえた。
閻魔
私の隣の隣にいた男の人の 頭がどこにも見えなかったのだ。
男性は立って円盤を見ていた筈...
そこでブワッと寒気が 瞬時に体中を駆け巡った。
しかし、気が付いた時には 既に遅かった。
ドパンッ
ドパンッ
ドパンッ
悲鳴が一瞬で掻き消される、 そんな数多の命が刈り取られていく 様子に、私はその場で へたり込んでしまった。
すると宇宙人は私に 目をつけたかと思うと 静かにこちらへ向かってきた。
閻魔
私は涙が溢れ、言葉を発することも 恐怖で上手くできず、パクパクと 餌を食べる魚のようにしていた。
やがて私の目の前まで 宇宙人がやってくると こう呟いた。
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閻魔
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閻魔
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閻魔
私はようやく言葉を発することができ 腹の底から声を上げた。
???
???
この宇宙人はあの一瞬の間に 日本語を習得したことに加え 超能力を使い人間を虐殺していった。
つまり私なんて虫...いや、 ただの塵同然にしか 見ていないのだ。
そんな私が今できることは この宇宙人を刺激しないように することだけだった。
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閻魔
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閻魔
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閻魔
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閻魔
閻魔
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閻魔
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閻魔
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???
閻魔
と、私が言いかけた時だった。
ダンッ
という重い発砲音が 目の前の宇宙人を捉えた。
機動隊
それから先のことは あまり覚えていない。
気が付くと私は機動隊に囲まれ 後に家族の元へ引き渡された。
この時の私は生きていたことを 取り敢えず喜び一日を終えた。
そんな甘い考えと世の中の様子を 知らないまま私は深い眠りについた。