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橘靖竜
縁達が出て行った直後、レジスタンスリーダーは一言か二言、解放軍とやらと会話をして食堂を出て行った。
ずらりと並んだ動物達は、しかしレジスタンスリーダーとライオンがいなくなった程度では、太刀打ちできない人数だ。
流羽
ふと、流羽が声をひそめる。
続いて流羽は、視線はあえてまっすぐに保ったまま続ける。
流羽
頷く――というリアクションもよろしくないだろうから、尾崎は我慢して前を見据える。
流羽
流羽
流羽
流羽
善財
善財
善財
善財
善財
ふと、そんな矢先のことだった。
職員A
職員A
他の一角から声が上がった。
また、他のところからも声が上がる。
職員B
解放軍は顔を――動物の被り物を見合わせる。
レジスタンスリーダーは不在。
解放軍をまとめていると思われるライオンの姿もない。
すなわち、指揮系統が現状で確立されていない。
解放軍の間にわずかな動揺が走ったのが分かった。
職員A
職員A
どうやら、同じような考えにいたったグループがいたようだ。
急に大声が上がると、方々から職員が解放軍に向かって飛びかかる。
尾崎
尾崎
善財
尾崎
よからぬ予感を抱いた尾崎は周囲に伏せるように指示を出す。
流羽、桜、善財はそれに従って地面に伏せた。
もちろん、言い出した尾崎も床に伏せる。
次の瞬間、一斉に響いたの射撃音。
流羽の見立ては甘かったらしく、まだ残弾数もあったらしい。
飛び交う銃声と、銃弾に倒れる職員の声。
混乱の最中、流羽が無言でひとつ隣のテーブルを指差す。
混乱に乗じて脱出するつもりなのか、そちらに移るつもりらしい。
どちらにせよ、ここに残っていても良い方向には事態は向かわないだろう。
無言で頷き合うと、流羽を先頭に隣のテーブルに移る。
テーブルの下からテーブルの下へ。
これを繰り返し、尾崎達は出入り口にもっとも近いテーブルの下までやって来た。
流羽
善財
尾崎
尾崎
桜
尾崎
尾崎
尾崎が言うと、流羽が頷いた。
流羽
尾崎達は一斉にテーブルの下から飛び出した。