/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
その日は良く晴れた日だった
その日君と会ったんだ
これは、
記憶喪失の僕と
前世の記憶がある君の
"話"
夢子
名無しくん！
名無しくん
どうしたの？
夢子
本当に何も覚えてないの？
夢子
家族の事とか！
夢子
自分の事とか！
名無しくん
いや、なんも･･･
夢子
そっかぁ･･･
夢子
いつか思い出せるといいね！
名無しくん
その時は君も一緒だよね？
夢子
当たり前だよ！
そう約束したんだ。
今日の朝から彼女と一緒に居る
なんでかって？
それは･･･
名無しくん
俺こんな所で何やってるんだろ･･･
名無しくん
俺の名前ってなんだっけ？
名無しくん
俺って誰だっけ？･･･
名無しくん
やば、なんも思い出せないんだけど･･･
？？？
ねぇ、そこの君！
名無しくん
え？･･･
名無しくん
俺ですか？･･･
？？？
うん！そこの君だよ！
名無しくん
なんですか？。
？？？
ずっとそこに立ってるから何やってるんだろ〜って思って！
？？？
あ、名前言ってなかったよね、ごめんね！
夢子
私の名前は夢子だよ！
何処かで聞いた事がある名前
知ってるような･･･
知ってないような･･･
夢子
君の名前は？
名無しくん
えっと･･･わかんないんです･･･
夢子
え？
名無しくん
記憶喪失？っぽくて･･･
名無しくん
名前も、年齢も、何もかもわかんないんです･･･
夢子
そうなんだね･･･
夢子
原因とかはわかんないの？
名無しくん
はい、わかんなくて･･･
名無しくん
この町もきっと俺が住んでる町なんだろうけど･･･
名無しくん
なんもわかんなくて暇で･･･
夢子
あ！いい事思いついた！
夢子
ねぇ！暇なら付き合ってよ！
名無しくん
え？･･･
夢子
私ね！探してる場所があるの！
夢子
でもそこがどこか私にはわかんなくて･･･
夢子
綺麗な海があって、
夢子
周りには何もなくて、
夢子
ただ綺麗な場所。
名無しくん
なんか知ってるかも･･･
夢子
ほんと？！
名無しくん
はい、でも忘れてるせいかどこか分かんないんですよね･･･
夢子
じゃあさ、一緒に探してくれない？
夢子
そうすれば君の記憶も元通りになるかもしれない
夢子
一週間、それだけでいいから。
名無しくん
えぇ、全然いいですよ。
夢子
ありがと！
夢子
後敬語じゃなくてもいいよ？
夢子
敬語苦手でしょ？
名無しくん
え、なんでわかったの･･･
夢子
あ･･･
夢子
ただの勘だよ！
名無しくん
すごいね
夢子
そうでしょ！
君と出会ったあの瞬間
何かが始まった気がした
続き↪︎♡300
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
