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クロノ
アカバ
クロノ
アカバ
── マズイ。 これはかなりマズイ。 おじさんもいない、 スマホンもいないとなったら。
クロノ
彼がβだったらどんなに嬉しいことだろう 問題は、彼がαなことである 一応抑制剤は飲んできたが 必ず効くとは分からない それに今回の任務は 『オメガ人間製造所』という違反会社を潰し 実験台にされている人達を救うことである
クロノ
アカバ
クロノ
アカバ
クロノ
途端、中から香る甘いフェロモンの香り その香りに俺は一瞬抑制剤が効かなくなった気がした 隣のアカバを見るとかなり我慢しているようにも見えた
クロノ
アカバ
クロノ
アカバ
「便利なやっちゃの」 そう言ってアカバは先に ズカズカと社の中へ入っていった
クロノ
なんてそんなことは言える訳もなく アカバの後ろを歩きながら進んで行った