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そこにいたのは、先日相手をした客だった。
足が自然と後ずさる。
魅音
〇〇
〇〇
魅音
魅音
そう言って背を向けようとした瞬間、 腕をがっちりと掴まれた。
〇〇
魅音
必死に振りほどこうとするが、 男の力は強く、爪が食い込むほどに握られる。
魅音
小さな悲鳴と同時に、背中を押され、 ドアが開けられた車内へと押し込まれる。
魅音
バンッ(ドア
カチャッ‼︎
ロックの音が、やけに重く響いた。
ベッドの上
ぐちゃぐちゃになったシーツに押さえつけられたまま、 魅音は必死に声を押し殺していた。
乱暴に触れられるたび、浅い吐息と嗚咽がもれる。
〇〇
魅音
泣きながら必死に訴えている。
〇〇
〇〇
客は低く笑い、顎を無理やり掴み上げる。
〇〇
魅音
〇〇
〇〇
吐き捨てるような声に、魅音は涙を溢れさせた。
魅音
声はかすれ、涙がこぼれる。 その時——
ガチャ…
〇〇
〇〇
振り向いた客の顔には、困惑の色が見えた。
魅音
そこに立っていたのは憂唯だった。
〇〇
魅音
無言のまま一歩、二歩と近づく。
憂唯
低く落ちる声。 抑えつけられた感情の底から、鋭い刃が覗く。
〇〇
〇〇
憂唯
その声は、氷のように冷たかった。
憂唯の視線が突き刺さる。
憂唯
一歩、さらに踏み込む。
憂唯
〇〇
客は、喉を鳴らしたまま言葉を失う。
部屋の支配者が誰なのかを、一瞬で思い知らされて
〇〇
そう、呟いた。
憂唯は、ベッドの上で震える魅音に目を向けた。 その瞳だけが、冷酷さと執着を同時に孕んでいる。
憂唯
魅音
憂唯
吐き捨てられた声に、魅音の目には涙が浮かんだ。
魅音
憂唯
低く囁く声。
憂唯
憂唯
そう言いながら、憂唯は魅音に近づいた。
魅音
魅音が必死に後ずさるも、その腕はあっさり掴まれる。
憂唯
憂唯
魅音
冷酷な一言と共に抱き上げられ、胸に押し付けられる。
魅音
憂唯
憂唯
魅音
憂唯
憂唯
魅音
憂唯
一言。たった一言そう告げた憂唯は、 魅音を抱えて部屋を出た。
憂唯
憂唯
魅音
憂唯
涙で濡れた声に、憂唯は口元だけ緩めた。
憂唯
憂唯
憂唯
魅音
その囁きに、魅音の心臓が凍りつく。
二度と戻りたくなかった、“あの場所”へ——。
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皆様へ
次に進む前に、番人よりひとつお伝えしておきます。
これからの場面には──🔞を含む描写がございます。
—番人—
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