父
継母
継母
涼太
継母
涼太
父
父
継母
継母
父
父
継母
キー……バタン
継母
継母
継母
継母
涼太
継母
継母
継母
継母
継母
継母
涼太
継母
涼太
ここには、僕の居場所が無い。
正確に言えば、無くなったのだ。
3年前に
母が死んだ
あの日から。
3年前
父
涼太
涼太
父
涼太
父
涼太
10分後
父
父
医者
父
医者
父
涼太
父
父
父
父
その日から、僕の人生の歯車はトントン拍子に狂っていった。
母がいなくなったことで家から笑顔が消え
僕は学校でも笑顔を作れなくなった。
そんな様子が気に食わなかったのだろう。
いじめの主犯格からもターゲットにされ
僕は
学校から居場所を失った。
そんな時だった。
父が再婚したのは。
相手は父より10歳も下の若い女性。
母と呼べる存在では無かった。
彼女はいつも、父のことしか考えていなかったのだ。
父の前では良い格好をして
僕には暴力を振るう毎日だった。
それは、美羽が生まれてから激化した。
食事すらまともに与えられなくなり
たった1週間で3キロ痩せた。
僕にはもう
学校にも
家にも
居場所が無かった。
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
ピコンッ
涼太
『1件のメッセージを受信しました』
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
『ようこそ!上村涼太様』
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
『A子さん』
『死んで良かった!何でも手に入る、素敵な世界に出会うことができました。この世界が嫌なら、絶対行くべき!』
『O太さん』
『大好きだった母に会うことが出来ました。もう二度と、生き返ることは無いでしょう。』
涼太
涼太
涼太
『死の申し込みはこちらから』
涼太
涼太
ピコンッ
『1件のメッセージを受信しました』
涼太
涼太
涼太
早朝4時
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
そして僕は
空に1歩、足を踏み出した。
涼太
涼太
???
???
涼太
???
???
涼太
涼太
???
???
???
???
???
???
???
涼太
???
???
???
???
涼太
???
???
???
涼太
???
涼太
涼太
???
涼太
???
???
???
???
???
涼太
涼太
母
涼太
母
涼太
???
???
涼太
『母さんが生きていた頃の生活に戻りたい』
母
母
涼太
涼太
???
???
涼太
そこから5日間は、あの頃の生活を謳歌した。
家にも笑顔が溢れ
学校にはたくさんの友達。
本当に楽しかった。
幸せだった。
……本当に、怖いほど幸せだった。
だって
全て僕の思い通りだったから。
喧嘩しても相手を悪者にできるし、
テストで100点だって取れる。
完璧だった。
完璧すぎた。
そんな完璧な生活を送る度に
僕の中に
『虚像』
と言う言葉が浮かんだ。
???
涼太
???
涼太
???
???
涼太
涼太
涼太
???
涼太
涼太
???
???
???
???
???
涼太
涼太
???
涼太
涼太
???
涼太
???
???
涼太
???
???
???
???
???
???
???
涼太
???
涼太
涼太
涼太
涼太
???
???
???
涼太
涼太
???
涼太
???
???
???
???
???
涼太
???
涼太
???
???
???
涼太
???
涼太
涼太
???
???
???
???
母
涼太
涼太
母
涼太
母
母
母
涼太
母
涼太
母
母
母
母
母
母
母
涼太
涼太
母
母
母
母
涼太
涼太
母
母
母
母
涼太
母
母
母
母
母
母
涼太
母
母
母
母
母
涼太
母
涼太
母
母
母
涼太
母
母
涼太
母
母
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
『上村 涼太様』
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
涼太
コメント
2件
ありがとうございます😊
感動する…