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咲月(さつき)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
皆と別れたあと 私はふと近くの公園へ向かった。
スマホを見ても母や父からの連絡はない。
家族共通LINEに<ちょっと遅くなる>と打って近くのブランコに座る
辺りはシーンとしていてどこか寂しげだった。
ミーンミーンと蝉だけが懸命に鳴いている。
咲月(さつき)
1人になる時間
上を見上げれば星が瞬いている。
今日がもうすぐ終わる。
あと何時間かすれば明日になる。
咲月(さつき)
明日は何時間起きれるかな?
先生には 明日登校を最後にすると伝えた。
そしてこの事を、誰にも言わないでくれとも。
先生は困惑した表情を浮かべてたな…
そりゃそうか…
咲月(さつき)
そう思っていてもなかなかブランコから離れられない。
両親は 本当に苦しそうだった。
お母さんは 私の顔を見る度にごめんね…って謝ってくる。
お父さんは なるべく私の顔を見ないように避けている。
いつも2人は笑っているのに…
私の病気のせいで 笑顔が消えた。
咲月(さつき)
咲月(さつき)
伝えたいけど 言えない。
だから私は 笑って誤魔化す。
大丈夫だよって…
まさかそれで皆に私の不安ぶちまえちゃうなんて思わなかったけど…w
1人でこの気持ちを抱えようと思っていたけど
皆に話したら楽になったな…
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
そう決意して私は ブランコから立ち上がる。
今日は色々あったな…
咲月(さつき)
家に帰ってきたがリビングが暗かったから2人ともどこか出かけてるかもしれない。
リビングのテーブルを見ると
咲月へ
お母さんとお父さん 少し用事ができたので家を空けます。
帰ってきたら このご飯食べてね。
と言う手紙が書かれていた。
咲月(さつき)
時刻を見ると20:30辺り
もうすぐ帰ってくると思うんだけどな…
咲月(さつき)
咲月(さつき)
この病気にかかってしまってからかもしれないが最近食欲が落ちていた。
けど今日はなんだか食べられそう
咲月(さつき)
そう言ってご飯を食べ、 いつも通りお風呂入って寝る準備をして自室に戻る。
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
次の日
1週間経つまで
残り4日
結局私が寝るまでの間に両親は帰ってこなかった。
朝 目を覚ますと9:00
咲月(さつき)
咲月(さつき)
急いでリビングへ向かうとお母さんが 何やら真剣な表情で資料を見ていた
母
咲月(さつき)
咲月(さつき)
母
母
咲月(さつき)
咲月(さつき)
母
母
咲月(さつき)
咲月(さつき)
母
バタン
空気が重くて思わず飛び出す。
ありがとうとか言わないといけないのに……
なんでそんな態度とるのよ!…私は!!
……………
上手く話せない……
まるで水中の中みたいだ
息が苦しくて
声が出なくて
ただただもがき苦しんでいる
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
なんて神頼みをしても無理だということは知っている。
運命からは逃れられない。
でも
それでも たとえ運命から逃れられないかもしれないけど
最期の悪あがきだってしたっていいじゃない
私の気持ち面でも…
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
教室に着くなりいきなり真美が後ろから抱きついてきた
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
明らかに心配をかけてしまっている
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
咲月(さつき)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
咲月(さつき)
真美(まみ)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
キーンコーンカーンコーン
1時間目の授業が始まった。
咲月はさっき教室を出たからもうすぐ来るかもしれない。
先生
先生
涼太(りょうた)
先生
先生
先生
先生
先生が気だるげに授業を始める
咲真と真美がニヤニヤしてんのが気に食わないがまさか2人にバレているなんて動揺が隠せなかった。
俺そんなにわかりやすいか…?
涼太(りょうた)
ノートに先生が黒板に書いた言葉を板書していく。
咲月 きっと帰ってくる頃には黒板の文字が消されているだろうからノート綺麗な文字で書かないとな…
って! すぐに考えてしまう…
咲月(さつき)
やべぇ 幻聴まで聞こえてきた…か?
目線を声のする方へ向けると 咲月が少し辛そうに立っていた。
先生
先生
咲月(さつき)
咲月はよろよろと席に着いた。
おいおい…大丈夫なのか?
先生
先生
先生
先生
先生
涼太(りょうた)
いきなり名指しされ驚く。 咲月のこと考えてて先生の話全然聞いてなかった…
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
ボソッと咲真が教えてくれた。
ナイス!咲真!
涼太(りょうた)
先生
先生
涼太(りょうた)
はぁ…
なんで先生俺を当てんだよ…
咲月にかっこ悪い所を見せてしまった…
涼太(りょうた)
俺は先生にバレないように小さくため息をついた。
咲真(さくま)
咲真(さくま)
休み時間になって早々咲真が話しかけてくる。
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
………………
この関係が崩れたくない。
だから俺は 咲月の母親みたいでも 幼なじみでも 友達でも なんでもいい。
そばに居られるだけで…
………………
でも咲月は もう少しで死ぬ…
俺はどうしたらいいんだ?
あぁ……
もしも神様がいたとしたら
このまま 時間が過ぎ去っていかないでくれ。
咲月の事を連れ去らないでくれ…
キーンコーンカーンコーン
お昼休みを告げるチャイムがなった。
みんな各々散らばっていく。
そう言えば…今日お弁当作ってなかった…
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美がヒラヒラと手を振った所を見てから移動する。
正直結構やばいかもしれない。
足が重い。
だんだん水に入って歩くみたいに進みずらい。
どうしよう…
咲月(さつき)
全く動いていないのに息が上がる。
………………
く………苦しい…………
咲月(さつき)
ガクッ
足と手に力が入らずそのまましゃがむ様に座る。
動けない…
咲月(さつき)
咲月(さつき)
呼吸を整えるために深呼吸をする。
……………
よし 大丈夫!
ぐっと力を入れて立ち上がる。
足は震えているけど 何とか立てた。
咲月(さつき)
咲月(さつき)
そう自分に言い聞かせて
自信をつける。
そう言っていないと私は多分心身共にもたない。
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
購買で少しのパンを買った頃には お昼休みの半分を使っていた。
真美(まみ)
真美(まみ)
教室に戻ると真美がシュンとしていた。
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
何とか放課後まで 起きていられた。
良かった…
真美(まみ)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
私が
頭に浮かんだこと……
…………
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
咲真(さくま)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
真美(まみ)
……………
冗談じゃないよ
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
真美(まみ)
気がつけば私と真美はポロポロと涙を流していた。
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
何で?
辛いなら 悲しいなら
私の事なんて忘れて欲しい。
その方が皆幸せでしょ?
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
あれ?
どうしてだろう…?
急に眠く…
体に力が……
入ら……ない………
視界がぼやける。
???
私……………
どうなっちゃったんだろう
ドッサ
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》
作者《とあるクラリネット吹き》