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蝉と私

蝉と私

「蝉と私」のメインビジュアル

3

約束

♥

1

2020年06月20日

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咲月(さつき)

じゃ…バイバイ

真美(まみ)

うん…今日はみんなと帰れて楽しかったよ!

涼太(りょうた)

また明日な

咲真(さくま)

明日学校で会おうね〜

皆と別れたあと 私はふと近くの公園へ向かった。

スマホを見ても母や父からの連絡はない。

家族共通LINEに<ちょっと遅くなる>と打って近くのブランコに座る

辺りはシーンとしていてどこか寂しげだった。

ミーンミーンと蝉だけが懸命に鳴いている。

咲月(さつき)

……………

1人になる時間

上を見上げれば星が瞬いている。

今日がもうすぐ終わる。

あと何時間かすれば明日になる。

咲月(さつき)

……………………………

明日は何時間起きれるかな?

先生には 明日登校を最後にすると伝えた。

そしてこの事を、誰にも言わないでくれとも。

先生は困惑した表情を浮かべてたな…

そりゃそうか…

咲月(さつき)

家に帰らないとな…

そう思っていてもなかなかブランコから離れられない。

両親は 本当に苦しそうだった。

お母さんは 私の顔を見る度にごめんね…って謝ってくる。

お父さんは なるべく私の顔を見ないように避けている。

いつも2人は笑っているのに…

私の病気のせいで 笑顔が消えた。

咲月(さつき)

私のせいで…

咲月(さつき)

ごめんね…

伝えたいけど 言えない。

だから私は 笑って誤魔化す。

大丈夫だよって…

まさかそれで皆に私の不安ぶちまえちゃうなんて思わなかったけど…w

1人でこの気持ちを抱えようと思っていたけど

皆に話したら楽になったな…

咲月(さつき)

………………

咲月(さつき)

よしっ!

咲月(さつき)

ここで悩んでも意味無い!

咲月(さつき)

早く帰ろう!

そう決意して私は ブランコから立ち上がる。

今日は色々あったな…

咲月(さつき)

ただいま〜

家に帰ってきたがリビングが暗かったから2人ともどこか出かけてるかもしれない。

リビングのテーブルを見ると

咲月へ

お母さんとお父さん 少し用事ができたので家を空けます。

帰ってきたら このご飯食べてね。

と言う手紙が書かれていた。

咲月(さつき)

どこ行ったのかな?

時刻を見ると20:30辺り

もうすぐ帰ってくると思うんだけどな…

咲月(さつき)

とりあえずお腹ぺこぺこ

咲月(さつき)

早く食べよ

この病気にかかってしまってからかもしれないが最近食欲が落ちていた。

けど今日はなんだか食べられそう

咲月(さつき)

いただきます。

そう言ってご飯を食べ、 いつも通りお風呂入って寝る準備をして自室に戻る。

咲月(さつき)

………………

咲月(さつき)

今日も、もう終わりか…

咲月(さつき)

今日起きた時間は

咲月(さつき)

6:30

咲月(さつき)

うん

咲月(さつき)

いつもより少し遅いけど
まだ朝の時間帯。

咲月(さつき)

……………

咲月(さつき)

もしかして

咲月(さつき)

私は病気が治ったとか?

咲月(さつき)

………………

咲月(さつき)

それはないかな…………

咲月(さつき)

はぁ………

咲月(さつき)

あっ…そうだ

咲月(さつき)

私はもう時間がない。

咲月(さつき)

やれる時間にあれを済ませよう。

咲月(さつき)

どうか早く明日も起きれますように。

咲月(さつき)

……………………

次の日

1週間経つまで

残り4日

結局私が寝るまでの間に両親は帰ってこなかった。

朝 目を覚ますと9:00

咲月(さつき)

…………9:00!?

咲月(さつき)

やばい絶対遅刻だ…

急いでリビングへ向かうとお母さんが 何やら真剣な表情で資料を見ていた

今日も学校行くの…?

咲月(さつき)

えっ…

咲月(さつき)

うん………

そう………
ごめんなさいね

ご飯は?

咲月(さつき)

えっと………

咲月(さつき)

遅刻するしあんまりお腹減ってないからいいかな?

…………………

…………そう。

咲月(さつき)

ごめんもう行くね?

咲月(さつき)

いってきます。

行ってらっしゃい…

バタン

空気が重くて思わず飛び出す。

ありがとうとか言わないといけないのに……

なんでそんな態度とるのよ!…私は!!

……………

上手く話せない……

まるで水中の中みたいだ

息が苦しくて

声が出なくて

ただただもがき苦しんでいる

咲月(さつき)

はぁ…

咲月(さつき)

なんだか上手く走れないな…

咲月(さつき)

これってやっぱり病気のせいなのかな?

咲月(さつき)

あまりよく知られていない病気だし

咲月(さつき)

分からないことが多すぎる。

咲月(さつき)

もう少し……

咲月(さつき)

もう少しだけ

咲月(さつき)

時間をください…

なんて神頼みをしても無理だということは知っている。

運命からは逃れられない。

でも

それでも たとえ運命から逃れられないかもしれないけど

最期の悪あがきだってしたっていいじゃない

私の気持ち面でも…

咲月(さつき)

はぁ…はぁ…

真美(まみ)

咲月ぃぃぃぃ!!

真美(まみ)

心配したよぉぉぉぉ!!

教室に着くなりいきなり真美が後ろから抱きついてきた

咲月(さつき)

うわ!?

咲月(さつき)

真美〜心臓に悪いからやめてよ〜w

真美(まみ)

だって…

真美(まみ)

もう咲月に会えないかもって考えれば考える程会いたくなっちゃうよ!!

咲月(さつき)

あはは…

真美(まみ)

登校して大丈夫?

真美(まみ)

無理してない?

明らかに心配をかけてしまっている

咲月(さつき)

大丈夫だよ!
まだね…

真美(まみ)

そっか…
なら安心だけど…

真美(まみ)

なんかあったらすぐに言って!

真美(まみ)

どこでも駆けつけるから!!

真美(まみ)

海でも山でも
なんなら火の中でも!

咲月(さつき)

うんありがとう

涼太(りょうた)

あれ咲月?

涼太(りょうた)

今日はいつもより遅いな?

涼太(りょうた)

大丈夫か?

咲月(さつき)

え?あっ!うん

咲月(さつき)

今んとこ平気だよ?

咲月(さつき)

大丈夫っ!!
変に病人扱いされると気を使っちゃうから普通に接して?

涼太(りょうた)

わかった

咲真(さくま)

あっ咲月〜!

咲真(さくま)

おはよ〜

咲月(さつき)

おはよう!

咲真(さくま)

僕より遅いなんて珍しいw

咲真(さくま)

先生に報告しないでいいの?

咲月(さつき)

あっ!そうだった

真美(まみ)

あっ!でも休み時間あともうすぐ終わっちゃうよ?

咲真(さくま)

平気平気〜

咲真(さくま)

先生に遅刻のやつ書いてました〜

咲真(さくま)

って正直に話せば怒られないよ?

真美(まみ)

おぉ〜さすがプロw

涼太(りょうた)

お前は遅刻し過ぎなんだよw

咲真(さくま)

まぁそれ程でもw

涼太(りょうた)

褒めてねぇし!

咲月(さつき)

あはは

咲月(さつき)

じゃあ行ってくる!

真美(まみ)

行ってらっしゃい

涼太(りょうた)

俺から先生伝えておくから

咲真(さくま)

え?なんで咲月には優しいの?

涼太(りょうた)

おい…

咲真(さくま)

ねぇねぇ〜なんでなの?

涼太(りょうた)

ちょ…本人の前でそう言うこと言うなよ!

咲真(さくま)

え?

真美(まみ)

え?w

真美(まみ)

その反応…怪し〜い

咲真(さくま)

てか咲月はもう行っちゃったよ?

涼太(りょうた)

はぁ!?

涼太(りょうた)

…………………

涼太(りょうた)

お前ら絶対言うなよ?

咲真(さくま)

うわ怖

真美(まみ)

私口が硬いからだいじょーぶww

真美(まみ)

ふふふw

真美(まみ)

わかりやすいね涼太ってw

咲真(さくま)

だね〜www

涼太(りょうた)

お前らもう席つけよ

真美(まみ)

はーい

咲真(さくま)

へーい

涼太(りょうた)

…………はぁ

キーンコーンカーンコーン

1時間目の授業が始まった。

咲月はさっき教室を出たからもうすぐ来るかもしれない。

先生

よーし授業始めるぞ〜

先生

欠席者はいるかー?

涼太(りょうた)

先生
夏川(咲月の苗字)
が担任の先生に用あって授業に遅れるみたいです。

先生

おぉ〜そうか

先生

わかった

先生

んじゃ

先生

教科書92ページを開いてくれ

先生が気だるげに授業を始める

咲真と真美がニヤニヤしてんのが気に食わないがまさか2人にバレているなんて動揺が隠せなかった。

俺そんなにわかりやすいか…?

涼太(りょうた)

………………

ノートに先生が黒板に書いた言葉を板書していく。

咲月 きっと帰ってくる頃には黒板の文字が消されているだろうからノート綺麗な文字で書かないとな…

って! すぐに考えてしまう…

咲月(さつき)

先生
担任の先生に用があって遅れました…

やべぇ 幻聴まで聞こえてきた…か?

目線を声のする方へ向けると 咲月が少し辛そうに立っていた。

先生

大丈夫だ
その事は聞いたから

先生

とりあえず席につきなさい。

咲月(さつき)

はい……

咲月はよろよろと席に着いた。

おいおい…大丈夫なのか?

先生

───────。

先生

─────。

先生

よーし

先生

ここの所を…

先生

鈴木(涼太の苗字)
読んでくれ

涼太(りょうた)

えっ!?

いきなり名指しされ驚く。 咲月のこと考えてて先生の話全然聞いてなかった…

涼太(りょうた)

えっと…

咲真(さくま)

教科書93ページの2行目の所を読めって

ボソッと咲真が教えてくれた。

ナイス!咲真!

涼太(りょうた)

─────。

先生

………よしいいぞ。

先生

今度から集中して聞くように

涼太(りょうた)

……はい。すみません。

はぁ…

なんで先生俺を当てんだよ…

咲月にかっこ悪い所を見せてしまった…

涼太(りょうた)

はぁ…………

俺は先生にバレないように小さくため息をついた。

咲真(さくま)

珍しいね

咲真(さくま)

涼太が先生の話聞いてないなんて

休み時間になって早々咲真が話しかけてくる。

涼太(りょうた)

はぁ…散々な日だった…

涼太(りょうた)

でも咲真サンキュー!

涼太(りょうた)

助かった!

咲真(さくま)

まぁねw

咲真(さくま)

たまには僕もいい事するからw

涼太(りょうた)

いつもいい事をして欲しいがな

真美(まみ)

涼太さっきはどんまーいw

真美(まみ)

必死で笑いこらえてたw

涼太(りょうた)

お前な

咲月(さつき)

お疲れ様〜

咲真(さくま)

おつかれ〜

涼太(りょうた)

おう…

真美(まみ)

いや〜w
まさか涼太も先生に怒られる日があるなんて…

真美(まみ)

感動したwww

真美(まみ)

全米も涙したwww

涼太(りょうた)

ぜってーからかってるだろ

真美(まみ)

うんwww

咲月(さつき)

でもいきなり名指しされるとびっくりするよね…

咲月(さつき)

無事終わってよかったね!

涼太(りょうた)

ありがとな!

涼太(りょうた)

それより咲月
体調は大丈夫か?

咲月(さつき)

う…え?
あっ!私?
大丈夫だよ?

真美(まみ)

顔色悪いもんね〜

真美(まみ)

本当に大丈夫なの?

咲真(さくま)

無理しないで休んだ方がいいよ〜

咲真(さくま)

僕みたいに☆

涼太(りょうた)

お前はもっと無理しろよ…w

咲真(さくま)

えー鬼畜!

咲月(さつき)

みんな心配ありがとう…

咲月(さつき)

でも自分の事は自分が1番分かっているから…大丈夫!

真美(まみ)

そっか〜

涼太(りょうた)

わかった。
ただ無理しないでな?

咲真(さくま)

うんうん〜
無理して倒れたら涼太が気が気じゃないもんね〜

咲月(さつき)

えへへ〜
涼太はお母さんみたいだなぁ〜…

涼太(りょうた)

勝手に母親にするなよw

真美(まみ)

あっ!そっか!
いつも怒るのは私のお母さんみたいだからか!

真美(まみ)

納得www

涼太(りょうた)

納得するなよ

………………

この関係が崩れたくない。

だから俺は 咲月の母親みたいでも 幼なじみでも 友達でも なんでもいい。

そばに居られるだけで…

………………

でも咲月は もう少しで死ぬ…

俺はどうしたらいいんだ?

あぁ……

もしも神様がいたとしたら

このまま 時間が過ぎ去っていかないでくれ。

咲月の事を連れ去らないでくれ…

キーンコーンカーンコーン

お昼休みを告げるチャイムがなった。

みんな各々散らばっていく。

そう言えば…今日お弁当作ってなかった…

真美(まみ)

咲月っ!!
お昼たーべよ!

咲月(さつき)

あっ!真美!

咲月(さつき)

ちょっと先食べてて〜

咲月(さつき)

お弁当忘れちゃった!

真美(まみ)

そっかそっか

真美(まみ)

私のお弁当半分っこにして食べる?

真美(まみ)

移動するの大変じゃない?

咲月(さつき)

うーん…

咲月(さつき)

ありがたいけど真美に悪いし
大丈夫!

咲月(さつき)

ありがとう!

咲月(さつき)

じゃあ行ってくるね?

真美(まみ)

はーい!

真美がヒラヒラと手を振った所を見てから移動する。

正直結構やばいかもしれない。

足が重い。

だんだん水に入って歩くみたいに進みずらい。

どうしよう…

咲月(さつき)

はぁ…はぁ…

全く動いていないのに息が上がる。

………………

く………苦しい…………

咲月(さつき)

………っ

ガクッ

足と手に力が入らずそのまましゃがむ様に座る。

動けない…

咲月(さつき)

スー

咲月(さつき)

ハー

呼吸を整えるために深呼吸をする。

……………

よし 大丈夫!

ぐっと力を入れて立ち上がる。

足は震えているけど 何とか立てた。

咲月(さつき)

やれば出来るじゃん!!

咲月(さつき)

ナイス私

そう自分に言い聞かせて

自信をつける。

そう言っていないと私は多分心身共にもたない。

咲月(さつき)

…………

咲月(さつき)

この調子だと…

咲月(さつき)

やっぱり私は …

購買で少しのパンを買った頃には お昼休みの半分を使っていた。

真美(まみ)

あっ!やっと戻ってきた!

真美(まみ)

咲月ごめんね
私も一緒に行けばよかった…

教室に戻ると真美がシュンとしていた。

咲月(さつき)

どうして?
全然大丈夫だよ?

咲月(さつき)

逆に待たせちゃってごめんね?

真美(まみ)

そんな事ないよ!

真美(まみ)

私こそ…本当に…

真美(まみ)

ごめ…

咲月(さつき)

いいの!

咲月(さつき)

全然大丈夫だから!!

咲月(さつき)

もう謝らないで!

咲月(さつき)

お互いごめんなさいでいいんだから!

真美(まみ)

う…うん

咲月(さつき)

はい!
この話は終わり!

咲月(さつき)

私が待たせてあれだけど

咲月(さつき)

早く食べようか

真美(まみ)

………うん!

真美(まみ)

そうだね!

真美(まみ)

《やっぱり咲月には勝てないよ…》

咲月(さつき)

えっ?何か言った?

真美(まみ)

うーん…

真美(まみ)

内緒っ!!

何とか放課後まで 起きていられた。

良かった…

真美(まみ)

───。

真美(まみ)

って咲月聞いてる?

咲月(さつき)

えっ?

咲月(さつき)

ごめん!聞いてなかった…

咲月(さつき)

何?

真美(まみ)

もーう!
咲月何か欲しいものある?

咲月(さつき)

えっ?……。

咲月(さつき)

いきなり言われてもなぁ〜

咲月(さつき)

うーん…

咲真(さくま)

別に今ぱっと頭に浮かんだ物でいいよ〜

涼太(りょうた)

確かにそれはいいかもな

私が

頭に浮かんだこと……

…………

咲月(さつき)

そうだな〜

咲月(さつき)

…………

咲月(さつき)

約束して欲しいことがあるんだ〜

真美(まみ)

約束…?

咲真(さくま)

なに?

咲月(さつき)

それはね

咲月(さつき)

この先

咲月(さつき)

私が居なくなっちゃうかもしれないけど

咲月(さつき)

笑顔でいてね?

咲月(さつき)

約束してね

咲月(さつき)

あとね…

咲月(さつき)

私との思い出…

咲月(さつき)

忘れたかったら
私の事は忘れて欲しい。

真美(まみ)

……………………

涼太(りょうた)

……………………

咲真(さくま)

……………………

咲真(さくま)

え…………

真美(まみ)

じ…冗談…だよね?

……………

冗談じゃないよ

咲月(さつき)

皆には笑顔でいて欲しいの

咲月(さつき)

だから

咲月(さつき)

さようならじゃなくて

咲月(さつき)

またねって

咲月(さつき)

見送って欲しいんだ…

咲月(さつき)

それに………

咲月(さつき)

皆には時間がある

咲月(さつき)

だから私を思い出したりして
辛いなら。

咲月(さつき)

私の事は忘れて欲しい。

咲月(さつき)

身勝手でわがままな最後の約束。

咲月(さつき)

守って欲しいな

真美(まみ)

………

涼太(りょうた)

……………

咲真(さくま)

…………………

涼太(りょうた)

……………それが…

涼太(りょうた)

咲月の約束…
なのか?

咲月(さつき)

そう

真美(まみ)

あ…………

気がつけば私と真美はポロポロと涙を流していた。

真美(まみ)

……ごめんね

真美(まみ)

私……咲月みたいに

真美(まみ)

上手く言えないけど…

真美(まみ)

この先辛いことがあっても
咲月の事で苦しくっても

真美(まみ)

ぜーーーーーったいに!!!!

真美(まみ)

咲月のこと忘れない。

咲月(さつき)

えっ………

咲真(さくま)

僕もぜーーーーーったいに

咲真(さくま)

忘れない。

何で?

辛いなら 悲しいなら

私の事なんて忘れて欲しい。

その方が皆幸せでしょ?

咲月(さつき)

………

咲月(さつき)

何で……

咲月(さつき)

皆には辛い思いして欲しくない……

咲月(さつき)

だから………

涼太(りょうた)

俺は………

涼太(りょうた)

俺も皆も…咲月の事大切だから

涼太(りょうた)

咲月の事
忘れるって事は
この先ずーっとない

涼太(りょうた)

絶対保証する。

咲月(さつき)

……………

涼太(りょうた)

だから咲月の約束守れない。

涼太(りょうた)

ごめん

涼太(りょうた)

でも

涼太(りょうた)

笑顔で見送ってやることは約束する。

咲真(さくま)

…………うん

咲真(さくま)

僕も涼太の意見に賛成

真美(まみ)

わ…私もっ!!

咲月(さつき)

皆………

咲月(さつき)

ありが………

あれ?

どうしてだろう…?

急に眠く…

体に力が……

入ら……ない………

視界がぼやける。

???

咲月!?

私……………

どうなっちゃったんだろう

ドッサ

作者《とあるクラリネット吹き》

皆さんお久しぶりです

作者《とあるクラリネット吹き》

初めましての方は初めまして
ほとんど初めましてかも?

作者《とあるクラリネット吹き》

【蝉と私】を現在書かせていただいている

作者《とあるクラリネット吹き》

とあるクラリネット吹きです

作者《とあるクラリネット吹き》

何と!!!何と!!!

作者《とあるクラリネット吹き》

第2話【1話】と書かれてますが

作者《とあるクラリネット吹き》

そちらがハート100超えました〜

作者《とあるクラリネット吹き》

わーい‪⸜(*ˊᵕˋ* )⸝‬

作者《とあるクラリネット吹き》

そして何と!

作者《とあるクラリネット吹き》

ブックマークをつけてくださった方までいらっしゃって…

作者《とあるクラリネット吹き》

本当に感謝感激雨嵐です!

作者《とあるクラリネット吹き》

あたたかいコメントもしてくださって…

作者《とあるクラリネット吹き》

私は本当に幸せ者だなぁ〜と痛感させていただいています。

作者《とあるクラリネット吹き》

皆様ありがとうございます!!

作者《とあるクラリネット吹き》

まだまだ未熟者ですが最後まで楽しんで頂けたら幸いです。

作者《とあるクラリネット吹き》

蝉と私も残り少なくなってしまいました

作者《とあるクラリネット吹き》

もしかしたらあと1、2話かも…

作者《とあるクラリネット吹き》

趣味で書いた者ですので色々•́ω•̀)?

作者《とあるクラリネット吹き》

って思うことがあるかもしれませんがよろしくお願いいたします!

作者《とあるクラリネット吹き》

以上作者とあるクラリネット吹きからでした!

作者《とあるクラリネット吹き》

やっと高校の課題終わった…

作者《とあるクラリネット吹き》

最後まで見てくださりありがとうございます。

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