ぱんけーき
ぱんけーき
ぱんけーき
ぱんけーき
ぱんけーき
ただ、人を救いたかった
幸せにしたかった
だってそれが
俺の仕事だから
みんなの願いを叶える
それが俺の夢であり
使命だった
ずっと前から
ただ自分の思うままに願いを叶えた
それでみんなが幸せになる
そのはずだったのに
今日も失敗したみたいだ
おかしい
こんなはずじゃないのに
なんで
なんで
なんで
俺は今日も、、、
『神様見習い劣等生』だ
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俺は黙って頷く
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俺は神様見習いのきんとき
その名前の通り神様の見習いをしている
もう1人前としてやっていても おかしくない年齢になったのに
いっこうに見習いから抜け出せない
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目の前で少し困った顔で笑いながら 俺の頭を撫でるのは
もう神様の中でも達人と呼ばれるような すごい人、、、らしい
小さい時から面倒を見てもらっていて 慣れているせいかあんまり 俺には分からないけど
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その通りだった
今回も失敗して壊してしまったから 神様のみ使用が許される不思議な 世界を巻き戻せる時計を使って 戻してきて結局何も出来ずに 帰ってきたところだ
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はぁ、と大きいため息をひとつ ついてからまたいつもと同じことをいう
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言い方が少し気持ち悪いと思いながらも 人間界へと目を向ける
きりやんが指さす先に見えるのは 学生のようだ
ひたすらに本を読み続けている 紫色の目の男子と
その男子に向かって必死に話しかけて いるパンターフードの水色の目の男子
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また失敗したらどうしよう
そんなことが頭によぎる
俺はほんとに神様になれる日が 来るのだろうか
きりやんのようになれる日が 来るのだろうか
不安でいっぱいになる
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そう言うといつものように目を くしゃとして笑うきりやん
その笑顔を見て思わずこっちも 笑顔になる
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俺はきりやんに見送られながら
ゆっくりと人間界へと降り立っていった
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ぱんけーき
ぱんけーき
ぱんけーき
ぱんけーき
ぱんけーき
コメント
11件
リクエスト答えて頂きありがとうございます🙇 主様は私と違う書き方なのでネタがわかっていても面白いです
このお話の設定はなづさんからリクエストで頂きました!書かれているお話も神作品なので是非みていってくださいね
神作品だァー!続き気になります