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主
主
主
主
主
かえで
主
主
主
主
私には父親がいない。
私がまだ小さい時離婚した、、、
らしい。
理由は父の不倫だと母からは聞いていた。
だから私にはそんな人には絶対になってはいけない。
あなたは私の言うことだけ聞いていればいいの。
そう言い聞かせてきた。
どんな時でも母の言うことを聞き、
自分の意見は持ってはいけなかった。
そうして私は、
言われたことは絶対に聞くロボットになってしまった。
中学に入ると自分で考え行動する力が求められた。
でも、私はそんなことはできず、みんなに合わせてばかりいた。
そして、いつからだろうか、、、。
私はいわれたことはなんでもする雑用係として存在するようになった。
みんなに言われたことをただただやる毎日。
みんなに命令される毎日。
そんなある日の夜。
母の寝室で話し声が聞こえた。
そこで衝撃な事実を知った。
不倫をしていたのは母だったのだ。
母はこの男とずっと一緒にいたいがために離婚したそうだ。
私を連れてきたのは自分の命令を素直に聞く召使いが欲しかったから、、、。
これを聞いた私は何かが切れた。
今までのあれは、
嘘だったんだ、、、。
私をあなたたちの召使いに仕立て上げるための、、、。
私の心の中には怒りがあった。
母に対しても
母の不倫相手にも
父を 疑ってしまった 自分に対しても
気づいたらわたしは2人を殺していた
手には2人の血で赤く染まった包丁があった
そして、この時から私は狂っていった
今日大量殺人事件が起きました。
場所は〇〇中学校。
3年5組の生徒、教員のみを狙った犯行でした。
手がかりは犯行現場に残された一枚の紙です。
そこには
《私はお前たちのロボットじゃない》
と、血で書かれており
現在このクラスの唯一 襲撃に合わなかった生徒一名を 容疑者として探していますが
いまだ行方不明です。
私はニュースを聞くのをやめ、
イヤホンをとりスマホを投げた。
そして、、、。
幼少期に植え付けられた自分はなかなか消えることはありません。
しかし、何かの拍子に本当の自分を思い出した時、
あなたは、
そして
わたしは、
どうなって しまうのでしょう。
皆さんはこうならないように、
わたしのようにならないように気をつけてくださいね、、、。
ドサっ
本日5:43〇〇ビルの屋上から飛び降り自殺がありました。
自殺をしたのは大量殺人の容疑者であった生徒です。
彼女のそばには
《私は自由になりたい》
と血で書かれた紙が置いてありました。
ここで警察はこの中学校でいじめがあったのではないかと考え現在捜査中です。
主
主
主
主
主
主