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都会に向かう電車の中。
途中に通る田舎の風景を見て思い出す。
あの人のことを。
あの一時を。
1ヶ月…。
その長いようで短い夢のような時間。
戻って来ることのない時間。
もう2度と再開することのないあの人のことを考えながら、今日も私は満員電車に揺られながら涙を堪える…
3年前
私は彼と出会った。
ゆうや
ひめの
ゆうや
ひめの
町は薄暗く彼の顔はまだはっきりと見えない。
わかることと言えば、背が高く細い体にオーバーサイズの服を身にまとっている。
まだ寒く、白い息が出る3月上旬。
第一印象は
ひめの
ゆうや
ひめの
ゆうや
彼はビルの中へ入っていく。
ゆうや
ゆうや
ゆうや
少しニヤリと笑う彼
ひめの
エレベーターに乗った時初めて彼の顔をちゃんと見た。
ぱっちりとした二重 筋の通った鼻 長いまつ毛 ほんのり赤く染った可愛い唇
ゆうや
ひめの
ゆうや
ひめの
ゆうや
今日、彼に会うまでにsnsで話したたわいもない会話を彼は覚えていた。
エレベーターが4階に着く
ゆうや
開くのボタンを押し、足でドアを開けてくれる彼。
ひめの
ゆうや
カランカラン
ゆうや
りょうや
ゆうや
りょうや
ひめの
・ ・ ・ つづく