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紫の罰。

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紫の罰。

12 - 紫の罰。11

♥

4,036

2023年08月09日

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shp

…ん、ぁ?

気づけば また寝ていたようだ

周りを見るに

今は深夜で

目頭がずきりと痛む

泣いたまま

寝ていたらしい

shp

shp

な、んで俺は生きてんの…?

俺は窓から見える月にそう呟いた

声が少し枯れている

shp

いきてんのが

shp

怖いんやで…?笑

また 涙が出そうだ

俺は無意識の内に

医療室にあった医療用のナイフを 探していた

shp

…へ?

shp

何で

shp

おれ

自分でも分からなかった

でも

自然に手でナイフを持って俺の頬に いつのまにかナイフを置いていた

shp

shp

これで切ったら

shp

胸のいたみも少しは軽減できんのかも…

俺は意味も分からず

頬に傷を作り始めた

ー朝ー

眩しい日差しが目に当たって

また

目を覚ます

shp

…ん

sn

…あ

sn

起きた?

sn

ショッピくん

俺の声に気づいたのか

しんぺい神さんが近づいてきた

shp

おは、ようございます

sn

…おはよう笑

sn

ショッピくん

しんぺい神さんが 何故か悲しそうに笑っていた

何でかは分からない

俺は寝たままの体を起こそうと

ぐっと力を入れる

sn

sn

起きる?

sn

起こしてあげるよ

sn

ちょっと待ってね

すぐ気づいてくれたしんぺい神さんが 補助に入る

shp

…っ、い

久々に起こした体

少しだけ痛みが伝わる

sn

大丈夫?

sn

痛い?

shp

だ、いじょうぶです

しんぺい神さんにそう伝える

sn

そか

sn

sn

それで

sn

お話をちょっとだけ

sn

聞いてもいいかな?

shp

shp

あ…はい

sn

ありがと

sn

…顔の頬に傷を作ったのは

sn

ショッピくん?

shp

…はい

sn

sn

分かった

sn

痛くなかった?

shp

shp

shp

多分

shp

記憶が曖昧で

sn

そかそか笑

sn

sn

ありがとね

それだけ聞いて

しんぺい神さんは立ち上がって 向こうの椅子に座った

sn

何かしたいことあったら

sn

何でも言ってね~

そう言って

パソコンに目を向けた

頬の違和感は

しんぺい神さんが手当てをしてくれて 巻いてくれた包帯だったのだと この時気づいた

ショッピくんの顔が徐々にだけど やつれていってるような気がする

早朝

大先生の意識が目覚めた

大先生はすっかり元通りになっていて

特に異常も感じなかったから

部屋に返した

早朝に起きたこともあって

ショッピくんも一応確認しに行った

そしたら

血まみれで寝ていた

さすがに

驚いたよ笑

笑い事でもないけどね

とりあえず

第一に呼吸を確認した

冷や汗掻いちゃったけど

呼吸は安定してたし

寝ているだけだったから

落ち着いた

まだ血が出ていて

場所は頬からだと気づいた

また深くまで刺したのだろう

出血が近く止まらなかった

血の付いた医療用のナイフを見たとき

俺は反省した

目に見えるところに そういうのを置いてしまったせいで こんなことが起きたんだと

sn

何で…

sn

何が原因でこんなことするの?

sn

ショッピくん

sn

ごめんね

sn

気づいてあげれなくて

どうしても そんな気持ちになっちゃって 暗い気持ちでいっぱいになっていた

ガーゼの上から包帯で ぐるぐる巻き始める

右頬から斜め左上にかけて包帯を巻き

そっと ベッドのシーツも変えてあげた

sn

…よし

sn

後で

sn

切った理由聞いて深掘りしないように気を付けよう

そう言って

今に至る

ショッピくんをチラッと見ると

大先生がいたベッドを見つめていた

この作品はいかがでしたか?

4,036

コメント

20

ユーザー

これ、ハピエンでもバドエンでも 好みどストライクのやつじゃないすかぁー

ユーザー

内容が好み過ぎます…続きを待っていますね

ユーザー

お久しぶりです??です?? ショッピくん……結構重症やな…先輩方は責めへんと思うねんけど…ホンマ、心配性で重症やな…死ぬなよ?

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