sha
裏切られたらどうする…そんな 恐怖が俺の事を包み込む。 どす黒い感情がヒシヒシと思考を 可笑しくする
これで裏切られたら?
また、死にたくなるかもしれない
もうそんなの嫌だ。
仲間に裏切られるかもよ?
いや、…だ。
sha
ci
何を言ってるのかも分からないで ただ怖くて怖くて 頭が混乱してしまって
sha
ci
zm
sha
覗き込まないで、 心配せんといて。
ci
zm
…いや、…や、そんなの
神呼んできたら、ダメやんか。 …ぁー、ゾムがそんなに乱れたら…、 隊全部が乱れることになるやろ?
俺なんかよりも、 他を考えなや。…ほんま、そんなとこ 変わんない。
sha
すっと、…誰かに抱えられた。 …ぞむ、…か?これは、… 良く撫でられた…撫でていた匂いに 似ている。その匂いが懐かしくて 俺は瞳を閉じた。
…昔も、こんなことをされた 事あったなぁ…なんて、思いながら 安心したのか…俺の意識は暗転する
zm
俺は、…まだ、ゾムが 俺の本名で俺の事を呼んでる事なんて知らないし
俺を運ぶその手には、 赤く引かれた線が何本もある、… だなんて、こともしらない。
目が覚める。 ここは、…医務室か。 薬のツンとした匂いが凄くする。 窓が空いているらしく、涼しい微風と 食堂の美味しそうな匂いがする
ベッドに寝かされていた 自分の体を少し起こす。
隣の荷物棚には、沢山の医療関係の 物がおいてあった。 その中に…特に気になるものがあった
sha
軍医が置いたものか…、 ペ神が置いてくれとったんかな
sha
カルテ 心様。 病状 急にパニックになる。 パニック障害等の可能性あり。 障害か、心の病かどちらかである。
sha
彼奴らと話してて部が悪くなったら 使ってやろうと持ってたものだ。
zm
sha
…隊長が訓練のこのこと抜けて 新米のお見舞い…か。
この軍も緩くなったもんやな。
zm
……また、…とは? とは思ったが聞かないことにした。
sha
sha
…、ゾムは…やっぱり 変わってる。
彼奴は、少し 幼かったはずなんやけどなぁ…
zm
zm
…なんて、昔のお前に言われたっけ。
…あぁ、でも、…
根本的な部分は変わってへんみたいや
sha
そう俺が言うと にこり、少しゾムは笑ってくれる
zm
…そっか、 もう帰らなあかんのか。
sha
ゆっくりと扉から出ていく
sha
なんて、…小さく呟いた。
ci
ダンッと大きく入ってくる チーノ。 ぞむと入れ違いになったんかな
ci
sha
涙目になりつつある チーノ。ほんとに心配してくれたんや
なんて、思っていると コンコンとノックされる。中に入って くるのは見覚えのある水色の髪の 神と書かれたお面の彼だった。
sn
sn
sha
どこか殺意を持ちながら しんぺい神がこちらをむいた、
sn
君は何を隠してるの?
コメント
3件
これからは多分この作品は毎日投稿です。(1日2回とかあるかも。21日までちゃんと投稿して、終わらなかったらテスト終わるまで待機、終わったら良いねぐらいで待っててね。テストは6月の6日までなので6日から通常投稿に戻ります。)
今回も、めっちゃよき!! 1回三途の川渡りかけましたw めっちゃ続き楽しみです!