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問1、そこに気持ちはありますか?

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問1、そこに気持ちはありますか?

10 - 10、懐かしい音色と自己満足の謝罪?

♥

108

2025年05月16日

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sha

……は、?

突然言われたその言葉。

sn

…いや、…チーノ君が居るとこじゃ言えない問題かもね。

sn

ごめんね、チーノくん。席外してもらえる?

ci

ぁ、…はい、!

チーノは俺の事を 心配げに見つめていたがそのまま 部屋を出ていった。

sn

…そんで、もう1回聞くよ。

sn

心君、君は何を隠してるの?

何を聞いてるんや、?…バレた…? 俺の正体が…? 違うやろ、…違うはず、

それじゃない、…なら、 精神病の話か…?

sha

ぇ、…っと、…俺は精神病にかかってて

sn

……そっか、それはどんな病?

sha

……、

言わなきゃ…いけへんの、?

…嫌や、…おれは、…やって、

sn

…そう、…だよね、…言いたくないよね

sn

言えるようになったら何時でも言ってね。

sn

あぁ、…後不安なことでも何でもいいから…何かあったら相談してね。

俺の時はそんなの無かったくせに。

sha

…はい、ありがとうございます!

sn

…君を見てると、…昔の事思い出すなぁ

sha

……昔の事…ですか。

sn

…昔俺は、何でも治せる名医。神様なんて呼ばれてたっけ。

sn

…そんな時、君みたいに精神病になってしまった子が居たんだ。

sn

とっても優しい子。

sn

…結局その子は救えなかったんだ

sn

…その子はもう、軍から離れちゃったんだけどね。…

sn

…何が名医だ。…何が…神様だ…、

sn

…救えるもんも救えない人間なんだ

sn

……みんな、…皆この国の幹部は精神的に可笑しくなってる。

…、俺が辞めた後の話か

sn

……軍を辞めた以外の子は皆直せたんだ、、…まぁ一人だけずっと病気と戦ってるけれど…。

sn

…でも、軍を辞めた子だけは…、その子だけは…、

sn

何も分からなかったんだ

sha

…何も分からなかった…?

sn

……、話を聞いてくれてありがとう。

sn

君は…、繧キ繝」繧ェ繝ュ繝ウに似てるね

…誰かの名前を言われた気がした、

けれど、…そんな名前で 呼ばないで欲しいから。 …俺はその名前を理解しないようにした

sn

…ん、よし。

sn

答えて貰いたい所には答えて貰ったし…俺の昔話も聞いてもらっちゃった。

sn

まぁ、ええわ。

sn

じゃ、好きな時に帰ってええから。

sn

またね、心くん

そう言ってしんぺい神は ゆっくりと歩き出す。 その時紙面が靡いた。

その表情は、吹っ切れたような 笑顔だった。

sha

良い…笑顔やんけ。

何時でも帰っていいと言われたので 直ぐに帰る準備をする。

準備が終わったら、ゆっくりと ベッドから降り部屋へと戻っていく

帰り道、…何時も ぞむと話してた秘密の通路。 秘密の通路から帰った方が近いからと思って秘密の通路を歩いていたのだが ……、ゾムが居た。

ゾムがこちらを向いて 口を開いた。

zm

…なぁ、

その声は心配になるほどか弱く 覇気がなかった

sha

…はい?

zm

…なぁ、しゃおろん、…やろ?

sha

……

ばれた。…いやだ、…なんで、 違う、…もう、…計画に移すか…?

…でも、俺は…、 好奇心が勝ってしまう。

sha

…だったら、…なんなん?

きっとゾムは…、 この瞳に恐怖するだろう、

お前らが無くした光に。

光の無い瞳は、ゾムをジドリ。 睨みつけていた

zm

ぁ、…シャオ、…ろん。

zm

ほんま、…ごめん、…ごめんなさい

zm

許されない事しちゃった、…ほんま、ごめん。

頭を深々と下げられる。

sha

………………

sha

だから?……

…こんな反応してごめん。 けど、…お前らにはそれ以上の事 されたから。

zm

ぇ、…シャオ、…

sha

…それはお前の自己満。

sha

謝って許されて…、許されなくても謝った事で自分の中の

sha

"謝りたい"というものを満足させるが為のもん。

sha

罪悪感をひとつでも減らしたかったんちゃう?

sha

…まぁ、どうでもええけど

sha

そんなもんの為に俺を巻き込まないでや

zm

ァ、ッ…ぇ、っと、…ごめッ

sha

…また謝る。

sha

…邪魔、どいて。

俺はゾムの隣をかけていく、 絶望したような顔は…こちらを見て 泣きそうになっていた。

その時、一瞬だけ声が聞こえた。

-"=<"<--

…ねぇ、それって

-"=<"<--

ほんとに君の気持ち?

…聞かないように俺は ゆっくりと耳を覆った。

sha

…何も、…聞こえへん。

sha

…そう、…聞こえへんよな…

暗示をかけないと、 狂ってしまいそうだから。

その時、…ヒュンヒュンと… 聞き覚えのある音が聞こえた。 その音で俺は耳を覆っていた手を 元に戻す。

sha

…シャベルの音?

問1、そこに気持ちはありますか?

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