桜
愛莉、彼氏ほしいって言ってたよね?
愛莉
うん、それがどうしたの?
桜
それがさ、愛莉にぴったりなアプリ見つけて
桜
愛莉、彼氏ほしいって言ってたし丁度いいかなって思って!
愛莉
愛莉
どうせまた出会い系アプリでしょ?
桜
うーん、まあそうなんだけど…
愛莉
桜には悪いけど、出会い系は私に向いてないと思う
桜
とにかく、入れてみるだけでも入れてみてよ!
愛莉
うーん、分かった
桜
んじゃ、また色々教えてね!
愛莉
うん
数分後
愛莉
(桜はそう言ったけど)
愛莉
(やっぱり入れる気にはなれないなあ…)
愛莉
(まあ、気が向いたら入れてみようかな)
愛莉
(今はちょっと入れる気になれないし)
愛莉
(桜には上手い事言っとけばいいか)
数日後
優花
ねえ、愛莉って彼氏いないの?
愛莉
え、急に何?
愛莉
いないけど…。
優花
あんたさ、そろそろ彼氏作りなよ?
優花
もうすぐ高校卒業するんだよ?
優花
さすがにやばいって
愛莉
なに、それ…
愛莉
私の事なんか優花に関係ないでしょ、
愛莉
私が彼氏を作ろうとも彼氏を作らなくても優花には関係ない、
愛莉
関係ない人が勝手に首を突っ込んで来ないで!!
私は、自分自身が何を言っているのか分からなくなった
心配してくれている優花に対しての自分が分からなくなった
止めようとした、
だけど、私から出てくる言葉は止まらなかった
一方での優花は、驚いた顔をして私を見ていた。
優花
愛莉…?
愛莉
触らないで!!
私はいつの間にか優花の手を振り払っていた
優花
愛莉、どうしたの?
優花
今日の愛莉、なんか変だよ?
愛莉
ほっといてよ、
私はそのまま歩き出した
帰宅後
スマホを開くと、真っ先に出て来たのは昨日桜から教えてもらったあのアプリだった
愛莉
あ、これ…
学校で言われた優花の言葉が浮かび上がった
「あんたさ、そろそろ彼氏作りなよ」
「さすがにやばいって」
愛莉
…まあ、入れてみてもいいかな、
私は桜から教えてもらったアプリをいつの間にかダウンロードしていた
翌日
アプリ
〜♪
拓也
愛莉さん、ですよね?
拓也
このアプリで見つけて、気になったので追加させて頂きました。
拓也
不快に思われたらブロックして頂いて構わないので
拓也
良ければお話だけでも致しませんか?
愛莉
始めして、愛莉です
愛莉
私も拓也さんと沢山お話ししたいです。
〜♪
拓也
初めまして、拓也です
拓也
それは大変良かったです。
拓也
良ければタメでお話しませんか?
愛莉
はい、もちろんです!
愛莉
私もタメで話したいです!!
〜♪
拓也
ぜひタメでお願いします〜!!
拓也
なんて呼びましょ??
愛莉
愛莉とかそちらのお好きな様にどーぞ!!
愛莉
こっちはなんて呼びましょ?
〜♪
拓也
愛莉って可愛い名前だね、愛莉って呼ばせてもらうね!
拓也
僕の事は拓也とか愛莉の好きな様に呼んでいいよ
愛莉
拓也って呼ぶね
愛莉
よろしくね!
〜♪
拓也
よろしく!
翌日
〜♪
拓也
愛莉、おはよう
拓也
よく眠れたかな?
拓也
僕は愛莉のおかげで仕事も頑張れそうだなあ✧*
愛莉
拓也、おはよう
愛莉
よく眠れたよ!
愛莉
私も、拓也のおかげかも
〜♪
拓也
そういえば、愛莉って何歳だっけ?
愛莉
高校生だよー!
愛莉
そっちは?
〜♪
拓也
僕は、大学3年生だよ
拓也
もうすぐで社会人かな?
拓也
僕の頭のレベルで社会人と言えるレベルなのか分からないけど笑
愛莉
拓也って私より年上なんだね
愛莉
拓也、頭良さそう!
〜♪
拓也
ねえ、愛莉
拓也
僕ら、会ってみない?
最後まで読んで頂き有難う御座います✧*
今回は恋愛とホラーが少し混ざったお話を描いてみました!!
もう分かってると思いますが、続編ありです
続編の方は、ハート100来たら描くつもりです🙌💗
良ければハートなどお願い致します✧*
最後まで読んで頂き有難う御座いました!!







