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辛くなっちゃった無能さんの話

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辛くなっちゃった無能さんの話

3 - 辛くなっちゃった無能さんの話

♥

657

2019年11月22日

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utu side

最近あまり眠れない

食欲もない

ペ神に相談しようかなぁ

よし!

明日相談してみよー

21︰37

っと資料まとめなきゃ

部屋には時計の音が鳴り響く

んんー

なんか急に眠気が…

こんなのいつぶりだろ

今まであまり寝れていなかったのが溜まっていたのか急に眠たくなった

はぁーこんなんじゃ仕事にならんしなぁ

寝よ

おやすみ

うっ

酷い頭痛で目が覚めた

最悪の目覚めや

時計を見ると 11︰56

ふぁ!?

やばい寝すぎた!

ギャーギャー!!!

んぁ?

なんか騒がしいなぁ

ってててて

頭を抑えながら声のする方へ向かった

どぉしたん?

やっば、呂律が…

コネシマ

!?

コネシマ

鬱!

ハイハイ鬱ですけど

なんやあの二人また喧嘩しとるんか…

周りを見ると 喧嘩をしているトン氏とグルちゃん それを止めようとしているシャオちゃんとロボロ 呆然と眺めるゾムさんとショッピ君に 怯えるチーノと落ち着かせようとするコネシマ と、なんとも奇妙な光景が広がっていた

ガタガタと震えるチーノに

大丈夫やで

っと声をかけ

どうしようかと異常な程に痛む頭を抱えた

そして

2人ともーあんまりカリカリしとると禿げるでエミさんみたいに‪w

いつもどうりへにゃりと笑ってそう言った

だが

グルッペン

うるさいねんお前

へ?

思わぬ応えに戸惑った

なんで、いつもなら…

どうしよう

どうしたら

さっき以上に頭がズキズキと痛む

グルちゃんとトンちが何か言っているが全く聞こえない

(結構やばいな)

意識が朦朧とする中ハッキリと聞こえた

グルッペン

お前みたいなやついらんかったのに

っつ

ゾム

おいそれはないやろ!!!

ちょ、やめ

ゾムさんがグルちゃんを殴りそうになる

気がついたらその間に飛び込んでいた

バシッ

(結構痛い…)

ズル

衝撃でフラフラした僕は

階段で足を滑らせてしまった

やば

全てがスローモーションに見えた

コネシマ

おい!

コネシマ

鬱!

コネシマの声が聞こえる

トントン

っつ!

トンちが僕に手を伸ばしている

僕の手にトンちの手が届きそうになった瞬間

僕は手を引っ込めた

"お前みたいなやついらんかったのに"

その言葉が頭から離れなかった

必死に手を伸ばすトンちの赤い瞳には

にこりと笑った僕が写って

なんとも言えない気持ち悪さが体を走った

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