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私は教師寮に暫く泊まることになった…の、だが…

鏡華

…うん、広い!

晴樹

基本はこの部屋で生活だが、仕事の間は残念ながら職員室な

鏡華

ヤダヤダー!動かない〜!!

晴樹

朝飯は食堂があるがこの部屋で作って食ってもいい(スルー)

鏡華

ねぇー!ヤダヤダヤダー!

晴樹

無駄に元気だな…

鏡華

ヤダ!

晴樹

そんな怒ったってしゃーねぇだろ〜給料無くすぞ

鏡華

それはそれでヤダー!

晴樹

ここに居る限りはちゃんと働いてもらうぞ

鏡華

はぁーい…(まぁいいかぁ〜…仕事があれば暇が潰せるし)

晴樹

この部屋にいる限りは基本的に何をしてもいいが…男を連れ込むような真似はするなよ〜

鏡華

つれ!?ンなわけないでしょ!

晴樹

無駄に可愛いからな、仕方ない仕方ない

鏡華

…まぁ?私は超絶可愛い女の子なので?そこにサイキョーちゃんまで着いて回ってるんで?凄い子なんだからな?( *¯ ꒳¯*)✨

晴樹

はいはい…笑

鏡華

てのは置いておいて…仕事って何したらいいのよ

晴樹

仕事は基本的に生徒の教育だ、それ以上もそれ以下もねぇよ

鏡華

教育かぁ…あたしやった事ねぇよ?

晴樹

部下持ってるなら出来るだろ

鏡華

それでいいならいいけど…

机に肘を着いて頬を乗せる

晴樹

そうそう、ちょっと長居するそ

鏡華

んぁ?どーゆー事?

晴樹

ちっとな

そう言ってリビングの椅子に座り私と対面になる

晴樹

えーっとな、あの時…黒雪がどんな風だったのか教えて欲しいんだ

鏡華

…そういう事ね……黒雪君の強さを知りたいと…

晴樹

あぁ、俺直々見に行ったら良かったと改めて思ってる

鏡華

あんまりハッキリわかんないから本人から聞いた方がいいと思うけど…

晴樹

いや、聞いた

晴樹

緑龍を1度殺した…と

鏡華

あ〜、やっぱり?知ってる知ってる!

晴樹

そうだったのか?じゃあ…そうだな……

鏡華

色彩の幹部と対等にやり合えるとは思うねぇ…ちょっと弱いけど笑

晴樹

お前もそう思うか?

鏡華

弱いけどねぇ…能力かな?まぁ、幻想郷から来たっていうバフもあるし…もしかしたら鍛えられてたかもね

席から1度離れティーポットに紅茶の茶葉、お湯を入れ2人分のコップを用意し先程の席に戻る

鏡華

黒雪君を重点的に鍛えて欲しいの?

紅茶を淹れながら聞くと…どうやら当たっているみたいだ

鏡華

まぁ別に鍛えてもいいけど…他の子はどうするの?

晴樹

…雷斗の事も頼んでいいか?

鏡華

私に任せていいのぉ?

晴樹

…心配なだけだ、アイツは弱いからな

鏡華

ふーん?ツンデレなんだねぇ笑

晴樹

…強くなって、負けたらあいつの成長はそこまでだ

鏡華

…昔、あの子の夢を壊すって言ってたのにねぇ……

晴樹

俺はアイツが人として…表の人間としてふうつの幸せを掴み取って欲しいんだ

鏡華

ふーん…ま、いいけど〜(見定め…ね、支部会長はどうするつもりなのかねぇ…)

紅茶を晴樹に渡す

晴樹

雷斗の事、頼むぞ

鏡華

あんたに心配されなくともやってやるよ、可愛い私の後輩だからな笑

そんな会話の1ヶ月後、教会で行われる「御前試合」が始まった

竜骨の谷

司会が御前試合の説明を初め、選手の紹介に向かった

因みにだがここで御前試合の簡単な説明をしよう

まず初めに…この試合はトーナメント形式だ、つまり…勝ち進み形式だ 相手を殺さず降参させる…至極簡単だ

だが…そんな試合を止める…妨害するような事があれば重罪…言葉を選ばなければな

鏡華

…何もねぇといいけどなぁ

客席からミルクティーを飲んでいるとゆー君が私に気付いて手をブンブンと振ってきた

鏡華

あの子可愛いなぁ笑

御前試合は任意の参加型の為私は今回辞退…何かあった時用の為だ

蛍)第1試合!結界の硬さは意志の硬さ!葡萄原ぁぁ…菜月ぃぃぃ!!!!!

蛍)東側!影を持って影を制す!冥府より来る異郷の旅人!柊いぃ…黒雪ぃぃ!!!!

おっと…試合が始まるようだ、ごゆっくりお楽しみ下さい

菜月)君の髪留め…霊力を抑える呪符が貼られてるわね…取ってくれない?手を抜かれるのは嫌なの

黒雪

!!(ビックリした…目の効果バレたかと思った…)

黒雪君は髪留めを取る

菜月)その眼…綺麗ねぇ……

黒雪

そ、そうですか…?(ビックリした…目の効果バレたかと思った)

そんな軽い会話の後…戦闘が始まった

初めは菜月ちゃんが噛み付いたが黒雪君がそれを防いだ

黒雪

【影波】

攻撃で舞い上がった砂埃を黒雪君が払う

菜月)やるね、じゃあこれはどう?

菜月)式神操術「隠形御霊軍行」

次の技はその名の通り…霊を大量に発生させる技…これをどう切り抜けるか面白いものだ♪

黒雪

妖夢、技借りるぞ

黒雪

冥斬「楼観から弾をも断つ心の目」

黒雪君は次々と敵を倒していく

しかし、2体の霊に前後を挟まれてしまう

黒雪

霊影「輪ノ月」

黒雪

無に帰せ

前後の霊を払い…戦闘を決めに入る

距離を取っている菜月ちゃんの元へ走る…が、勿論、菜月ちゃんも対抗に走る

菜月)地雷式爆破術 発動

気付かぬ間に地面に貼られていた地雷式の札が光を放ち…

ドゴンッ

とてつもない爆破音と共に地面を抉る

菜月ちゃんは先程の呪術で力を使い切ったのか肩で息をしている

が…そんな中生きているのか半人半霊の彼…

【幽夜九明術】九明ノ八番

鏡華

!!へぇ…

黒雪

強いよアンタ、誇ってもいいぐらいだ

そう言って向き合わせていた2枚の札を離すと中心には神々しい光

黒雪

あんたの敗因は切り札の有無だ

札が消えるとそこにはとてつもない霊力を放つ彼とその刀

鏡華

ゾクゾクッなんだいアレは?♪

翹子

おいおい…何だあの霊力量……

翹子

十二鬼神と同等…いや、それ以上かもしれない

会場がざわつく中菜月ちゃんは負けをほのかに感じながらも自分を守る手札に走る

菜月)葡萄原結界術「守心」

菜月)(焦るか、ここから打開策を…)

菜月)(この結界術はA級の攻撃をも防ぐ結界!)

菜月)実践の差が出たわね

黒雪君はそんな言葉を聞いても止まらない…

黒雪

九明式霊剣術 八禍ノ空亡

気付けば彼は菜月ちゃんの後ろに居て…菜月ちゃんは倒れていた

鏡華

菜月ちゃん!!

黒雪

俺だって死闘ぐらいやっとるわ

黒雪

俺だってただ負けるつもりで来てねぇよ

そう言って地面に刀を突き立て持ち手に身を任せた

その後…試合は無事終わった…黒雪君が勝って…菜月ちゃんが負けた…という結果でね

鏡華

彼は本っ当に面白いなぁ♥

翹子

(ヤバいやつに火がついた…)

(俺ここから逃げたいっす……今だけは…)

ありゃ火がついたな

晴樹

かわいっそ〜…柊の最悪な未来が目に見えた…

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