らだ男
絵斗
絵斗?
俺は恐怖で固まってしまった
こいつは…こいつは…
天乃なんかじゃない…
これは幼少期の頃の事だ
「我が一族は支配者にならなければいけない」
この言葉は何よりも重たい鎖だった
何においても1番じゃなくちゃいけない
そんな期待に小さい頃の俺は耐えられなかった
ある日この事を後輩の天乃に相談した
らだ男幼少期
らだ男幼少期
絵斗幼少期
絵斗幼少期
絵斗幼少期
絵斗幼少期
絵斗幼少期
らだ男幼少期
絵斗幼少期
絵斗幼少期
絵斗幼少期
絵斗幼少期
絵斗幼少期
絵斗幼少期
絵斗幼少期
絵斗幼少期
らだ男幼少期
らだ男幼少期
らだ男幼少期
絵斗幼少期
らだ男幼少期
ある日家に帰ると玄関の鍵が空いたままだった
らだ男幼少期
というかドアが壊されていた
電気は消えており、
所々に"漆黒の羽"が散らばっていた
らだ男幼少期
と思い両親の心配をした俺はリビングへ向かった
らだ男幼少期
リビングには大量の血痕があり
血痕を辿っていくと、ある一室に辿り着いた
そこは寝室だった
寝室に入らなくても分かるこの嫌な予感
らだ男幼少期
だが、それは強烈な腐乱臭で掻き消された
鼻がもげるような匂い
吐き気を及ぼし、やっとの思いでドアノブに手をかける
中には…
らだ男幼少期
顔面を何者かに殴られ、グチャグチャになって死んでいる両親
誰に殺されたのか
それは一瞬で分かった
らだ男幼少期
そう、天乃だ
いや、天乃なのか…?
天乃と思われるそいつは
漆黒の髪と羽
鮮やかな血のような色をした瞳
そんな言葉がピッタリな天乃がいた
らだ男幼少期
絵斗?
絵斗?
らだ男幼少期
震えが止まらない
口が開かない
俺の視界はドンドン暗くなっていき、
気が付いたら
らだ男幼少期
病院のベットに横たわっていた
どうやら俺はあの後近所の人の通報で警察に発見されたらしい
警察は黒い羽を持った動物が家に侵入し、俺の両親を殺したと思っているそうだ
だが、俺はあの天乃が忘れられない
目を閉じれば瞼の裏に浮かぶ
悪魔のような天乃が
らだ男
絵斗?
絵斗?
コメント
1件
ダーペだ!!