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すみれ
すみれ
塾の帰り道
ひんやりとした冷たい風が頬を撫でる
今年は暖冬とは言え
やはり夜はかなり冷え込む
すみれ
塾の帰りは9時や10時くらいになる
だからか物凄く冷え込むのだ
すみれ
ココア
カフェオレ
ホットミルク…
すみれ
すみれ
その時、強い風が吹いた
あまりにも強い風
すみれ
すみれ
風を恨んでも仕方がない
でも寒いものは寒い
すみれ
すみれ
すみれ
絶望感に浸り
冷たい風を受ける
すみれ
すみれ
すみれ
すみれ
すみれ
すみれ
そんな考えも頭をよぎったが
強い風が私を絶望感から逃がさない
すみれ
すみれ
もう一度言うが
寒いものは寒い。
「学校休める！」なんて喜べる気分ではない
すみれ
すみれ
さらに冷たい風が吹いた
思わず顔をしかめる
すみれ
？
？
すみれ
後ろを振り向くと
知っている顔
すみれ
瑛太
すみれ
瑛太
瑛太
すみれ
すみれ
瑛太
瑛太
すみれ
瑛太
瑛太
すみれ
瑛太
瑛太
すみれ
すみれ
瑛太
瑛太
すみれ
瑛太
すみれ
道端にある自動販売機
ホットココアなどが販売されていた
すみれ
すみれ
すみれ
すみれ
すみれ
ガコンッ
瑛太
瑛太
すみれ
すみれ
瑛太
瑛太
瑛太
すみれ
すみれ
瑛太
すみれ
すみれ
瑛太
瑛太
すみれ
瑛太
瑛太
すみれ
一気に頬が赤くなって
鼓動が早くなっていく
すみれ
瑛太
すみれ
すみれ
すみれ
瑛太
瑛太
冬の寒さを消すもの
それは君の優しさ
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