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Orangestarさんが帰ってこられたので、夏をテーマに。 Orangestarさんの曲を連想して書いた部分があるので、見つけてくれたら嬉しいです。 ありきたりですが、見ていただけたら光栄です。
これは
もう、戻ることのできない
夏の思い出。
不完全で
未完成な僕らの物語。
空のように君を愛す。
By 宝
シトシトと
昨日の夜から降る雨
樹
樹
そう言いながら僕は
新調したスーツをきっちりと着て
朝イチで買った花束と
少し高い猫缶を持って
樹
僕は、たてかけた1枚の写真に
そう、呟いた
樹
樹
樹
樹
陽葵
陽葵
陽葵
樹
樹
樹
陽葵
陽葵
陽葵
陽葵
樹
陽葵
陽葵
陽葵
陽葵
陽葵
樹
樹
陽葵
樹
陽葵
陽葵
樹
樹
樹
陽葵
陽葵
樹
樹
樹
樹
陽葵
陽葵
陽葵
樹
樹
樹
樹
陽葵
陽葵
樹
樹
樹
樹
樹
陽葵
陽葵
樹
樹
樹
陽葵
樹
樹
樹
陽葵
陽葵
樹
陽葵
陽葵
陽葵
陽葵
樹
樹
樹
樹
君と笑いあった
あの夏の日の記憶
樹
樹
陽葵
陽葵
陽葵
陽葵
樹
陽葵
陽葵
陽葵
陽葵
樹
陽葵
陽葵
樹
樹
陽葵
陽葵
陽葵
樹
樹
陽葵
樹
樹
陽葵
首の無いぐちゃぐちゃの猫の亡骸を見つけた夏
悲しいくらいに青く晴れた空だった
樹
樹
樹
ポロッ
樹
樹
樹
樹
樹
樹
樹
深呼吸して見上げた空は
僕には、あまりにも綺麗すぎて…
樹
樹
「笑っていて」
たしかに、その声がした
樹
樹
樹
さよなら、愛する人
僕が変わってしまったって
空は青いだろう
そして
僕が愛すことにもかわりないから
忘れない
君の笑顔
君の泣き顔
君と見つけたこの場所も
でも
やっぱり
泣きたいときは
泣いていいかな?
来世でも再来世でもいい
君といつか
逢えることを信じて
僕は生きて征くよ
この雲ひとつない
青く晴れ渡った空のように
君を愛しながら
空のように君を愛す。
完