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りずむ
りずむ
りずむ
りずむ
ピピピピッ ピピピピッ(アラームの音)
こったろ
ズキッ
こったろ
なんで、朝から頭痛いの…
……全然寝てないからか…
こったろ
まだ、やること残ってるしな…
休憩しながらなら、いけるか
こったろ
数時間後
こったろ
全然進まない…
ズキッズギッ
頭痛は、酷くなるだけだった
休憩して、ちょっとよくなったりしたけど
やり始めるとまた痛くなる
ちょっと、寝た方がいいかな…
仕事は、諦めて寝る事にした
如月家では…
如月ゆう
収録も終わったし編集も終わったし
やることは、これで一旦終わりかな
如月ゆう
子供組は、出かけるって言ってたし…
こったんに連絡してみよっかな
如月ゆう
如月ゆう
如月ゆう
忙しいのかな…?
その後、電話もかけたけどこったんはでなかった
如月ゆう
何となく心配になって、こったんの家に行くことにした
ピーンポーン
如月ゆう
インターホンを鳴らしてもこったんが、出てくる気配はない
ただいないだけ…?
嫌な予感が胸をかすめたとき
─ガタッ
家の中から物音が聞こえた
如月ゆう
大声で呼びかけたけど返事はない
─ガチャ
その直後、ドアがゆっくり開いた
ピーンポーン
インターホンの音で目が覚めた
高い音が頭に響く
頭痛は、変わらないままだった
その後聞こえてきたのは、
─こったん〜いる?
ゆうくん…?
ゆうくんの声だった
俺は、立ち上がって玄関へ向かった
こったろ
だんだん息が上がってくる
何とか壁をつたって玄関についた
─ガチャ
如月ゆう
こったろ
出てきたこったんのは、想像もしない姿だった
目の下には、隈ができているし
この前よりも痩せている
あきらかに体調が、悪そうだった
如月ゆう
こったろ
如月ゆう
如月ゆう
そのまま、こったんを支えながら部屋までいっしよに戻った
ピピピピッ ピピピピッ
39.5
39.5!?
部屋に戻って熱を測った
熱は、39℃を超えていた
こったんの部屋は少し散らかっていた
パソコンは、つけたままだし
エナドリの缶が、何本か置いたまま
徹夜したんだなって、すぐわかった
如月ゆう
こったろ
如月ゆう
こったろ
体調悪くなった理由、絶対それだよ…
薬とか取ってこないとかな…
如月ゆう
こったろ
本当に大丈夫かな…?
ゆうくんに支えられながら部屋に戻ったあと
いつの間にかゆうくんは、いなくなっていた
多分リビングに薬とかを取りに行ってくれたんだと思う
ズキッズキッ
こったろ
頭痛で、思わず頭を抑えた時
─ガチャ
如月ゆう
すぐにゆうくんが声をかけてくれた
如月ゆう
こったろ
その後もゆうくんは、ずっとそばにいてくれた
無理しないで!ってちょっと怒られちゃったけど…
でも、ありがとうって伝えたら
ゆうくんは、優しく笑ってくれた
りずむ
りずむ
りずむ
りずむ