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主
主
主
主
もりじいじ(森) えりすちゃん(エリス) ちぃママ(紅葉) りゅうにぃに(芥川) ようちゃん(樋口) ひろじいじ(広津) みちにぃに(立原) ぎんちゃん(銀) かじにぃに(梶井) ゆきじいじ(福沢) どぽにぃに(国木田) らんにぃに(乱歩) あきちゃん(与謝野) じゅんくん(谷崎) なおちゃん(ナオミ) けんくん(賢治) あつくん(敦) きょうちゃん(鏡花)
主
写真撮影をした後、太宰家と福沢と森は食事会場に向かった。
着いたのは高級な焼肉屋だった。店に入ると座敷の個室に案内され、引き戸を開けると…
一同
その掛け声と共にクラッカーでお祝いされたのだった。
心治
愛也
与謝野
乱歩
心治
心治
愛也
一同
そうして入園式後の食事会が幕を開けたのだった。
成人組に酒が入り盛り上がってきたところで、森が心治に抱きつこうとした。
森
太宰
しかし太宰に止められてしまった。夫婦は森の幼女趣味を知っている為、みんなにも協力してもらい、心治にはなるべく近寄らせないようにしていたのだ。
森
紅葉
森
中也
太宰
紅葉
中也の機転を利かせた行動によって一同は入園式のビデオを見ることになった。
乱歩
国木田
国木田にそう伝えると乱歩は太宰に手招きした。
乱歩
太宰
乱歩
太宰
乱歩
太宰
何の「自覚」かは言わずもがな。2人は会話を終えてみんなとビデオを見始めたのだった。
森
エリス
紅葉
立原
広津
梶井
銀
芥川
樋口
森は何処ぞのファンクラブの女子ですか?と思う程黄色い声援で興奮している。だから心治から遠ざけられるんですよ、と周りは森を濁り目で見ていた。
福沢
与謝野
乱歩
鏡花
敦
賢治
国木田
敦
ナオミ
谷崎
国木田はそのまま眼鏡が音を立てて割れてしまった。そして谷崎兄弟を敦が止めに行く。太宰と中也が子供達の目を手で覆って隠していたのだ。敦は曲者揃いの探偵社の中ではまともな方なので、いつも悲しい役回りをさせられる。
ビデオを見終わり、中也は子供達に話しかけた。
中也
心治
愛也
その時、エリスが一同に聞こえる声で心治と愛也に告げた。
エリス
心治
愛也
エリス
森
心治
愛也
福沢
心治
愛也
そうして次々にプレゼントが渡されていく。 エリスからは2人の似顔絵。広津からはハンカチセット。立原からは上靴袋と巾着のセット。銀からはクッキーボックス。樋口からは絵本。国木田からは筆記用具一式。乱歩からはパズル。与謝野からはお昼寝布団セット。谷崎からは長靴。ナオミからはレインコート。賢治からはお弁当箱。鏡花からはウサギのキーホルダー。 その中でも特に太宰家の印象に残ったのは、紅葉、梶井、敦と芥川からのプレゼントだった。
紅葉
そう言って取り出したのは太宰と中也に似たくまのぬいぐるみだった。
心治
愛也
中也
紅葉
太宰
紅葉
中也
紅葉
中也
太宰
心治
愛也
紅葉
梶井
心治
愛也
中也
太宰
中也
そう、それもそのはず、太宰と中也は結婚式の時もレモン爆弾を渡されかけたのだ。
中也
梶井
太宰
梶井
急にテンションが低くなったと思えば、チラチラと紅葉の方を見ている。
一同
全員が、そう悟ったのだった。
敦
心治
愛也
芥川
心治と愛也が敦にお礼を言おうとしたその時、その言葉を芥川が遮った。そう、プレゼントが被っていたのだ。
敦
芥川
敦
芥川
敦
芥川
太宰
その時太宰の低い声が聞こえた。
太宰
一同
一同が心の中でドンマイと呟き、中也は顔を手で覆って俯いている中、乱歩だけは全く違った反応を見せた。
乱歩
太宰
敦
芥川
太宰
そうして敦と芥川は食事会が終わるまで太宰に怒られたのだった。
その後太宰家は帰宅し、リビングで一息ついていた。
心治
愛也
中也
太宰
心治
愛也
中也
そう言って太宰と中也は何処からか隠していた大きいプレゼントを持ってきた。
太宰
心治
愛也
中也
そして2人はプレゼントを開梱していった。
心治
愛也
中也
太宰
そうして太宰と中也は夕飯時まで子供達と玩具で遊んであげ、夕飯を食べてお風呂に入り、子供達を寝かせ付け、2人は今、夫婦の寝室にいた。
太宰
中也
太宰
中也
あの後、中也は恥ずかしさのあまり縮こまってしまい、それを見た周りから、敦と芥川が言っていたことは事前に打ち合わせていた冗談だ、と教えられていたのだった。
中也にとっては恥ずかしくもあり、苦しいことをこれから伝える為、太宰はなるべく優しく話しかけた。
太宰
中也
中也は顔を真っ赤にして驚いていた。
太宰
中也は無言でふるふると首を横に振る。
太宰
中也
太宰
太宰が話していると中也の体が震え出し、涙を溢して縋り付くように太宰に抱きついてきた。
太宰
中也
中也が泣いている間、太宰は中也の背を摩りながら、大丈夫と声をかけ続けた。
中也が泣き止んだのを確認すると、太宰は中也に優しく話しかける。
太宰
途中から太宰の声が痛々しくなり、中也が顔を上げると、太宰は悲痛な表情をしていた。
中也
中也
そう言って中也は太宰の唇に口付けた。
太宰
少し驚いたものの、太宰は中也に微笑んだ。
中也
太宰
太宰がそう言って中也の頭を撫でると、中也は太宰の手に擦り寄ってきた。
太宰
そこに中也が止めを刺した。
中也
その後太宰は、中也に「かわいい」「愛してる」と愛の言葉を囁きながら猫可愛がりし、トロトロに溶かし、朝まで交わったのだった。
次の日、目を覚ました太宰と中也は寝室の寝台で戯れあっていた。その時ふと太宰が口を開いた。
太宰
中也
中也は太宰が話題に振った昨日の自分の行動を思い出し、恥ずかしくなり顔を真っ赤にしてしまった。それ以上言ってほしくなくて太宰を止めたいが、太宰のおかげで喉が枯れて声が掠れている為、太宰には通用しない。
太宰
中也
声が掠れ、途切れ途切れだが、中也の言葉は太宰にしっかり伝わった。中也の言葉は、交わっていたとき太宰に、愛してる、と言われたことを指している為、先程とはまた違う意味で顔を真っ赤にしてしまった。しかし最後は、幸せそうな笑みを浮かべてしっかりと感謝を伝えたのだった。
太宰
そう思って幸せの余韻に浸っていると、部屋の外から可愛らしい足音が聞こえ、扉の向こうから声が聞こえた。
心治
愛也
太宰
太宰
そう言って太宰は中也の額にキスをした。
太宰
中也は顔を真っ赤にしながらも太宰にお返しのキスをした。
中也
心治
太宰
そう言って太宰は子供達のもとへ向かった。こうして太宰家の幸せな一日が始まったのだった。
主
主
主
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