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【冨岡義勇】あなたのそばにいたい① ※主人公あり
義勇は命の恩人だった
冨岡義勇
出会ったのは私が6歳で義勇が9歳のときだった
冨岡蔦子
鬼に家族を奪われて、孤独だった私においてこの2人は本当に
人生の恩人だった
冨岡義勇
彼女
冨岡蔦子
私と義勇は歳が近いということもあって、すぐに仲良くなれた
でも私は特別な思いを抱いていたのかもしれない
彼女
冨岡義勇
冨岡義勇
彼女
義勇の笑顔に私は惹かれていった
私たちはこのままずっと
こんな幸せを続けていくと思っていたのに
彼女
蔦子さんの結婚式の祝言の前夜
冨岡義勇
冨岡蔦子
彼女
冨岡義勇
冨岡義勇
冨岡蔦子
私はまた奪われた
彼女
私と義勇は一晩中泣いた
それはまだ義勇が13歳、私が10歳の時だった
蔦子さんの遺骨は無事にお墓に入れられ、私たちは義勇の親戚の元に預けられた
冨岡義勇
彼女
冨岡義勇
義勇の復讐心はもう誰にも止めることはできなかった
義勇は親戚の家から出ていくことを計画していた
彼女
冨岡義勇
冨岡義勇
冨岡義勇
彼女
私は義勇が好きだったから
もう傷ついてほしくない
このまま幸せな家庭を…
冨岡義勇
冨岡義勇
彼女
冨岡義勇
そこから義勇は本当にいなくなって
帰ってくることはなかった
私は18歳になり、自分で働きながらなんとか生きるという生活をしていた
義勇のことは今でも考えるときはある
生きているのかもわからない
でもそれでも私は生きていくしかなかった
そんなとある夜だった
ガラッ
彼女
彼女
鬼
彼女
咄嗟に数年前のことが蘇る
親、蔦子さん…
誰か助けて…!!
鬼
彼女
恐る恐る目を開く
彼女
先程まで目の前にいた鬼がいなくなっていた
冨岡義勇
彼女
鬼狩りが助けてくれた
その姿に私は懐かしさを覚えた
彼女
冨岡義勇
冨岡義勇
私よりも全然上背があって、体格も良くなっていた
顔つきも以前とは凛々しくなっている
冨岡義勇
彼女
冨岡義勇
彼女
冨岡義勇
彼女
冨岡義勇
彼女
冨岡義勇
彼女
冨岡義勇
以前の義勇とは思えなかった
なんというかすごく無口……。
きっと会わなかった数年で何かがあったのだろう
冨岡義勇
冨岡義勇
彼女
冨岡義勇
彼女
私はずっと
彼女
冨岡義勇
彼女
彼女
彼女
彼女
彼女
彼女
彼女
冨岡義勇
彼女
その日は帰って行ってしまった
彼女
コメント
4件
続き楽しみすぎる……!!!
毎回素敵なお話を書いていてすごいですね✨️続きがとっっても楽しみです!!