ハナマルの幼馴染は主になりましたが一部の執事達に嫌われてしまいました(完結)

私はハナマルと同じ故郷で生まれた

物心ついたときは母さんしか居なかった

なんでも私が生まれたとき女であることにガッカリして逃げたらしい

父がいなくなると収入源がなくなった

それと同時に母さんと私は責められたらしい

だから私は母さんのために賞金稼ぎになった

母さんはとても反対していたけど迷惑をかけたくなかった

そんな中ハナマルと出会った

最初は無愛想なやつで少しだけ腹が立った

でも話すたびコイツは優しいやつなんだと気づいた

今でも名前をつけてくれた事と手合わせに付き合ってくれた事には感謝してる

そして時は過ぎてハナマルは26私は24になった

村の中でも有名だった

でもそんなの関係なくただ幸せだった

"あの日"までは

故郷は燃やされた

何もかも奪っていった

ハナマルはいなかった

熱い中なんどもなんども叫んだ

でも返事は返ってこなかった

私は村を後にした

もっと私がなんとかしてれば何か変わっていたのだろうか？

私の帯に何かはさまっていた

それは小さな紙が束ねてあった母さんの日記帳だった

私は内容を見た

ﾎﾞｺｯﾄﾞｶｯ

ﾄﾞｶｯﾎﾞｺｯﾎﾞｶｯ

そこにはクソ親父が母さんに何をしてきたかが書いてあった

すると突然

急に苦しくなってきた

覚えてろよ…ミツキ

バサッバサッ

数分後

ズバッ

スチャ

バタッ