私
つっかれたー
私はフツーのOL
私
げぇ…
古賀
やっほー
古賀
今日飲みに行かない?
私
また送られてきてる
私は結構美人(らしい)のでこんな風なラインが絶えない
私
特に古賀さんしつこいんだよなぁ…
肌の白い女
すみません
私
あ、え?私ですか?
肌の白い女
えぇ…そう
肌の白い女
貴方お綺麗ですね
私
あ、はぁありがとうございます
私
貴方も十分だと思いますが…
その女性は誰もが目を引いてしまうほど美しいけれど
まるで死人のように肌が白かった
肌の白い女
うふふ
肌の白い女
ほしい
肌の白い女
ほしい
肌の白い女
きれいなおかお
私
え?
突然身体が動かなくなった
私
う
私
あ
肌の白い女
うふふ
肌の白い女
ちょうだい
肌の白い女
ちょうだい
肌の白い女
あなたのおかお
私
い、や
意識が遠のいていく
肌の白い女
うふふ
古賀
古賀
〜か?
古賀
大丈夫ですか!?
私
私
あ、れ?
私
私
私
…あ
先程の恐怖の出来事を思い出す
古賀
あなたは襲われたんです
古賀
仮面女に
私
仮面…女?
古賀
そう
古賀
仮面女は美しい女性の顔を奪う
古賀
そしてそのためのその女性を殺すんだ
私
殺…す⁉︎
殺されていたかもしれないそんな恐怖に身を震わせる
古賀
でもよかった
古賀
まだ無事で
私
古賀さんが助けてくれたんですか?
古賀
えぇ、まぁ
私
でもどうしてそんなに
私
詳しいんです?
古賀
実は僕霊感もってて…
古賀
それで貴方に少し嫌な予感がしたので
私
そう…なんですか…
古賀
いつもなら関わらないんですけど
古賀
なんか気になっちゃって…
だからラインくれてたのか
私
…ありがとう
古賀
いえ!
彼の笑顔にこんなに安心したのは
また別の話