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作家兼シナリオライター。 ゲームアプリのシナリオとか、ゆっくり動画の台本とか節操なく書かせていただいてます 富士見ファンタジア文庫「ヴァロフェス」シリーズで商業デビュー。 他の作品は「迷界のアマリリス」(HJ文庫)「流行ノ禍~ハヤリノワザワイ~」上下巻(キンドル版)「アンソロジー クトゥルーはAIの夢を見るか?」(青心社)など。 モットーはノンビリマイペース。

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童ノ宮奇談「辿縁」篇ノベル

童ノ宮奇談「辿縁」篇

専業主婦の竹原カリンは、娘ミトを連れて駅前のメンタルクリニックを訪れる。
彼女は日々つきまとう、正体不明の気配に怯え、不安に苛まれる日々を過ごしていた。
そして、娘の掌に、彼女が生まれた時から握りしめられている“天狗石”。
それは、かつて自分が逃げ出した実家・塚森家に伝わる神紋が刻まれた石だった。
何度捨てても、必ず戻ってくる。まるで“誰か”が、娘の手に戻しているかのように。

さらにミトは、誰も教えていないはずの真言を口ずさみ、
「おめめが一つだけのお兄ちゃん」と楽しそうに話すようになった。

カリンは語り始める。
自分の家は、神職の家系だったこと。
見えないものが“日常”として家の中を歩き回っていたこと。
家族はそれを当然のように受け入れていたこと。
ただ一人、自分だけが恐怖に震えていたこと。

だから逃げた。
だから忘れた。
だから、記憶を封じた。――そのはずだった。

なのに、娘の誕生とともに、封じたはずの記憶は再び“こちら側”へ滲み出してきた。
まるで、呼び戻されるように。

カウンセラーは静かに言う。
「神様がいるかどうかではなく、
あなたが“なぜ”そこまで恐れているのかが問題です」
そして提案される催眠療法。
カリンは、記憶の奥底へ沈む決意を固める。

童ノ宮奇談「ライセサマ・チャレンジ」篇ノベル完結

童ノ宮奇談「ライセサマ・チャレンジ」篇

女子高生・米倉アキ子は、
薄い日常と希薄な人間関係の中で息苦しさを抱えていた。
そんな彼女のもとに届いたのは、
「ライセサマ・チャレンジに参加しますか?」
という謎めいたメッセージ。

試練をこなせば“楽園”へ行けるという甘い誘いに、アキ子は半ば自暴自棄のまま参加してしまう。
やがて試練は過激な内容にエスカレートしてゆき、彼女の精神はじわじわと破壊されていく。

一方、童ノ宮神社の宮司の娘である、中学生の塚森キミカは、夢の中で神様こと、稚児天狗から託宣を受ける。
「このままでは命を落とす者がいる……」

その言葉に導かれ、キミカと塚森家の古くから参の氏子・鳥羽リョウは廃墟となったラブホテルへ向かう。
そこは、アキ子が“最後の試練”を果たすために選んだ場所だった。

夕闇に浸された廃ホテルの屋上でフェンスをよじ登り、飛び降りようとするアキ子。
寸前のところでキミカとリョウは惨劇を阻止するが、三人の背後にはアキ子を操っていた何者かの気配が色濃く迫っていた……。

※童ノ宮には、語り継がれる怪異がいくつもある。『童ノ宮奇談・読切篇』は、その一つひとつを語り部屋から切り出した独立した怪異譚の記録です。どの篇から読んでも構いません。
※すべての怪異を通して辿りたい方は、『童ノ宮奇談(総合版)』へどうぞ。

童ノ宮奇談「ヨモツヘグイ」篇ノベル完結

童ノ宮奇談「ヨモツヘグイ」篇

対怪異調査組織・朱雀機関の一員であり、神職でもある塚森レイジのもとに、娘のキミカから切実な留守電が入る。
キミカにとって、かつての同級生「ハマジュン」が、得体の知れない事件に巻き込まれたというのだ。
再会したハマジュンが語ったのは、道に迷った先で遭遇した「無人のキッチンカー」の記憶。 彼は、店主も不在のまま忽然と現れた、大好物のホカホカのカレーを、抗いがたい食欲に駆られて貪り食ってしまった。
その日を境に、彼の耳には大勢の「モウジャ」たちの囁きが響き始め、日常は次第に赤い肉に覆われた異界へと変貌していく。
レイジが調査を進める中で浮かび上がったのは、江戸時代から伝わる「灯りなし蕎麦」の系譜と、一度口にすれば現世へは戻れない黄泉の国の禁忌――**「ヨモツヘグイ(黄泉竃食)」**の呪いだった。
キミカが見守る中、組織の総力を挙げた修祓の儀式が執り行われる。
しかし、黄泉の理(ことわり)に囚われた少年には、過酷な結末が刻一刻と近づいていた……。

※童ノ宮には、語り継がれる怪異がいくつもある。『童ノ宮奇談・読切篇』は、その一つひとつを語り部屋から切り出した独立した怪異譚の記録です。どの篇から読んでも構いません。
※すべての怪異を通して辿りたい方は、『童ノ宮奇談(総合版)』へどうぞ。

童ノ宮奇談「そして、パンザマストは鳴り終わり」篇ノベルセンシティブ

童ノ宮奇談「そして、パンザマストは鳴り終わり」篇

夕暮れ時、街に鳴り響く「パンザマスト」。
それは子供たちに帰宅を促す防災放送であり、同時に“怪異の警告”でもあった。

地元に古くから伝わる神社、童ノ宮で育った女子中学生・塚森キミカは、
幼い頃から“普通ではないもの”に巻き込まれやすい体質を持っている。
新聞委員の彼女は、親友の長谷川ユカリと共に、
怪談配信者アキミチ君を招き「パンザマストにまつわる呪われた話」を取材することになる。

しかし、取材が進むにつれ、教室の空気は異様に冷え、
窓の外の夕焼けは“異界の色”に染まり始める。
やがて、血まみれの亡者が校舎を這い回り、
パンザマストが“鳴り終わる”と同時に、怪異は現実を侵食し始める。

キミカはユカリの手を取り、悪夢と化した校舎からの脱出を試みる。
だが、怪異は執拗に二人を追い詰め、逃げ場は次々と閉ざされていく。
その極限の中で、キミカの内側に眠る“説明のつかない力”が目を覚まし始める。
パンザマストが完全に鳴り終わった時、怪異は静かに消え去る。
しかし、キミカの瞳には、もう“人ならざる光”が宿っていた。

※本作は架空の街、童ノ宮市及びその周辺地域を舞台とした連作怪異譚「童ノ宮シリーズ」の一篇です。本作は単体で完結していますが、同一の世界観、登場人物、キーエレメントによって継続的な物語展開が可能となっております。

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「wadaken1」最新作:夜の鴉は闇を狩る~黒翼舞降の章~ 第二幕森の一夜| テラーノベル