街の人
ちょっとあの子
街の人
あの子この町で一番の不良じゃん
ギロッ!!
街の人
あーやばいやばい
慌てて田中ユウトから目を逸らす
俺の名は田中ユウト、この町で一番の不良だ。俺は今先公に呼び出され学校に向かっている
____学校____
田中ユウト
はい、なんすか?
先生
お、田中。実はな、残念なことにこの辺の高校の先生方はなお前を入れないでくれって言われてるんだ
田中ユウト
そんなことすか?別高校に行く気ないんで別にいいっすよ
先生
お前高校ぐらいは出とけよ
先生
この近くの高校はだめだけど、お前が行けるところ県内に一つだけあったぞ
先生
山川村の山川高校だ。定員割れが激しいからお前でも行けるぞ
田中ユウト
なんでそこまでして田舎に行かなきゃならんのすか
先生
田中!!お前は高校だけではなくこの町中の人から嫌われてる。言いたくはなかったがこの町から出てってくれ
田中ユウト
うわ!先公の言うセリフじゃねー
こうして俺は4月から100キロほど離れた田舎町に引っ越すことになった