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保月 ( ほうづき )
背後から声 。
保月だった 。
状況を一瞬で理解する 。
保月 ( ほうづき )
犬飼は震えながら言う 。
犬飼 ( いぬかい )
保月の目が 、僅かに動く 。
保月 ( ほうづき )
犬飼は全て話した 。
不正 。 それが勘違いであること 。 二科のこと 。
保月は黙って聞いていた 。
やがて言う 。
保月 ( ほうづき )
その言葉は 、優しかった 。
犬飼には 、救いのように感じられた 。
犬飼 ( いぬかい )
保月 ( ほうづき )
保月は即答する 。
保月 ( ほうづき )
何故そこまで 。
犬飼にはその事を考える余裕が無かった 。
糸瀬は 、保月によって 廊下に移動させられた 。
雑巾を使って 、犬飼に聞きながら 触れた場所を拭いていく 。
その後は 、保月の部屋でゲームをして過ごした 。
証拠を残す為に 。
ゲームを楽しめる気分じゃなかった 。
何度も泣きそうになった 。
その度に 、保月は犬飼を抱きしめて
大丈夫 、と声をかけた 。
その2人の姿は 、親子のようだった 。
刑事には 、昨日したことを話した 。
保月とゲームをした 。
本当にゲームはしたんだ 。
何も間違ってない 。
犬飼 ( いぬかい )
犬飼 ( いぬかい )
次の日の朝
二科が居なくなった 。
犬飼 ( いぬかい )
犬飼は震えた声で保月に聞く 。
保月 ( ほうづき )
保月 ( ほうづき )
犬飼 ( いぬかい )
保月 ( ほうづき )
犬飼 ( いぬかい )
そう言って保月は手洗いに行って 、
そんな時間もかからず戻ってきた 。
保月 ( ほうづき )
犬飼 ( いぬかい )
保月 ( ほうづき )
その後も何も無く 、
犬飼達は部屋に戻る事になった 。
そして 、その時
犬飼は 、自分の部屋が荒らされている事に 気がついた 。
部屋からは 、ひとつの本が無くなっていた 。
それは 、糸瀬の日記 。
犬飼が糸瀬を殺した日
見つけた日記だった 。
最後の記述に気が付き 、
焦って部屋から取ってきたものだ 。
犬飼は焦った 。
これを手にした人はきっと
犬飼が殺したことに気がつくだろう 。
それは 、犬飼にとって命のようなものだった 。