sha
嘘をつく時みたいに
スラスラ本音を話せたらって
何回も思った。
でも、なかなか誰にも相談できなかった。
みんな忙しそうで
俺だけ、ほとんど暇だから
話し相手もいなくて。
sha
sha
子どもみたいに
ずっと、寂しがってた。
ut
shp
珍しく、ショッピ君が
目を見開いて、画面を見ながら固まっていた。
ut
shp
shp
ut
shp
ut
shp
shp
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shp
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shp
shp
ut
shp
shp
ut
ut
shp
ショッピ君は、そう短く返事をした。
shp
不安は募るばかり。
シャオさんは大切な人。
この軍には欠かせない、大切な存在。
その大切な人が
消えてしまいそうで怖かった。
shp
shp
そう、遠くなって行く
大先生の背中を押すように呟いた。
shp
ci
shp
ci
shp
ut
あの後、廊下でシャオロンに追いついた。
でも、声はかけなかった。
声をかけたらダメだって
直感的にそう思った。
ut
ut
sha
sha
大先生が後ろから付けて来てるのは気づいてる。
大先生も大先生なりに
何かを頑張ってるようだから
見て見ぬふりをした。
sha
sha
sha
失敗したら、失敗したでいい。
ただ、試してみたい。
sha
sha
ut
sha
sha
ut
気づかれてないとは思ってなかったけど
いざ急に振り向かれると
さすがに吃驚する。
そして、今からシャオロンが何をするかなんて
手に取るように分かってしまった。
sha
ut
あいつは海に飛び込んだらダメだ。
飛び込んだら、あいつは…。
俺が、助けなきゃ。
ut
ジャブン
そんな音と共に、俺の体は水面に打ち付けられて
飛び降りた勢いのまま
ゆっくりと沈んでいった。
このまま死ねたら、良かったかな
くらいの、軽いノリ。
sha
呼吸ができなくなってきて
そろそろか、そんな事を考えていたら
誰かが水に入る音が遠くに聞こえた。
sha
俺は目を開けた。
でも、水のせいで、全く前が見えない。
なんなら、前後左右も上下も
全く分からなかった。
ただ、水面に射す光がぼんやりと見えるだけ。
sha
そんな事を思った途端
腕をグイッっと引っ張られた。
俺は助けられて安心したのか
それとも、呼吸ができなくなって 酸素が回らなかったのか、
意識を手放した。
ぼんやりと景色が見える中
その言葉だけが、俺の耳に入った。
心にも刺さった。
このたった一言が
いつまでも、俺を縛り付けてた。
助けて
そう心の中で叫んでも
口に出さなきゃ伝わらない。
言えるはずなんてない。
散々俺がみんなを連れ回してるんだ。
いろんな悪戯して振り回してんのに
今更助けてなんて、言えるはずないよ…ッ
sha
シャオちゃんッ!!
ut
sha
sha
ut
sha
sha
ut
ut
sha
sha
ut
sha
ut
違う…、違う。
そんなんじゃない。
今シャオロン…お前が言いたいのは…
ut
sha
sha
突然、大先生が大声をあげた。
大声と言うより、別のものに近いもの。
「そんなことじゃない」って
何か求めてたのと違ったかな。
なんて言えば正解だった?
そんな考えが渦巻いてた。
sha
sha
ut
sha
そんな簡単に言えるものじゃない。
ちょっとだけ、怒りが湧いた。
無責任な言葉を発する大先生に。
sha
sha
sha
sha
ut
変なところで強がる。
これだからいつまで経っても
自分が好きになれないんだ。
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩ ♡500
コメント
36件
物語ももちろんそうなんだけど、言葉選びが凄すぎる...続き待ってます!
そうだよね、簡単に言えないよなぁ〜、でも言わなホンマに突然いなくなりに行きそうやで、、syaちゃん。ut先生頑張って救って!! 続き待ってます!
コメント失礼します.ᐟ まじutこっからがんばれぇっ... .ᐟ🙏🏻 今回もさいこーでした.ᐟ次回も待ってます.ᐟ.ᐟ