莉杏
どもどもー!
莉杏
莉杏ちゃんです!
莉杏
東方夢小説、第25話!今回は莉音側のお話です!
莉杏
それでは、START!
フラン
うーん…。誰もいない…。
ズドォォォン ドォォォンッッ
フラン
…ん?…音?
フラン
(ッもしかして、誰か戦ってるッ!?)
フラン
ッなら、応戦しに行かないとッ!
タッ タッ タッ タッ
莉音
う、うーん…。暗くてよく見えない…。
莉音
(けど…さっきから呼んでも返事がないから、この近くにはいない…ってことだよね?)
莉音
…や、やっぱり、1人で行動するの怖いなぁ…ッ
莉音
…で、でも…1人でも出来るようにならなきゃッ…!
??
…ねぇ。
莉音
ッへッ!?はッ、はいッ!?
莉音
(びっくりしたぁ…。人いたんだ…。)
莉音
(というか…この世界にも人がいるのかな…?)
??
…私、"綺麗"?
莉音
…へ?
莉音
(う、うーん…。マスクしててよく顔が分かんない…。)
莉音
(でも、"綺麗じゃない"って言ったら、この人傷ついちゃうよね…。)
莉音
ッき、綺麗ですよ!
莉音
ッあ!そッそれよりも、この世界危険ですよッ!
莉音
"怪物"が出るので、早く逃げた方がッ…
??
あら、そうなの?
??
でも、最後まで聞いて頂戴な。
??
…さっき、私の顔"綺麗"って言ってくれたわよね?
莉音
へ…あ、はッ、はい…。
??
…じゃあ、これでも?
莉音
…へ…
莉音
(ッこッ、この人ッ、口裂けてるッ…!?)
莉音
ッぁ…ッ、そ、のッ…
口裂け女
…綺麗じゃないんでしょう?私。
口裂け女
…なら、貴女を始末するまでよ…!!!
莉音
ッ…
莉音
(…に、逃げ、逃げなきゃ…ッ)
莉音
ッ…!
タッ タッ タッ タッ
莉音
(ッ、これで遠くまで逃げ切れればッ)
口裂け女
そんなので、私から逃げ切れると思ってるの?
莉音
ッえ
莉音
(ッ嘘、もう追いつかれてッ…!?)
ドォォォンッッ
咲夜
…結局、神社の中には誰もいなかった…。
咲夜
(…これだけじゃ分からないけれど、この世界には私たち以外の人はいないのかしらね…。)
咲夜
(私は今のところ会っていないけれど、"怪物"は何体いるのかしら…。)
咲夜
…仕方ないわ、他の場所も見てみて…
ガサ
咲夜
…?
咲夜
(…今、何か物音が…。)
咲夜
…。
咲夜
(…念の為、ね。)
咲夜
…スペルカード発動
咲夜
幻符「殺人ドール」
ヒュンッ ヒュンッ ヒュンッ
??
ッちょっと咲夜ッ!何するのよッ!
咲夜
…え?
咲夜
ッ…!いッ…
咲夜
妹様ッ!?
フラン
もうッ…せっかく会えたと思ったら攻撃してきたんだもん…。
咲夜
もッ、申し訳ございませんッ…!
咲夜
そのッ、お怪我はされていませんかッ!?
フラン
大丈夫ー!ほら、皆のこと捜しに行こ?
咲夜
は、はい!
フラン
…そういえばさ、咲夜は"怪物"に会った?
咲夜
今のところ、まだ会っていません。ですが、いつ出てくるか分からないので、用心するのに越したことはないですね。
フラン
…うん、そうだねー。
咲夜
…。
咲夜
(…何かしら、この違和感…。)
咲夜
…。
フラン
…咲夜?
咲夜
…失礼ですが、貴方は何方ですか?
フラン
…え?
フラン
なッ、何言ってるのー?私は正真正銘、"フランドール・スカーレット"で…。
咲夜
私は、お嬢様や妹様と何年も共に過ごしてきました。
咲夜
気づいていますよ。貴方が妹様ではない、"偽物"だということ。
フラン
…。
フラン…?
…はぁ、騙せると思ったんだけどなぁ。
フラン…?
どこで気づいたんだい?勘のいいメイドさん?
咲夜
…少し、違和感を感じた。それだけです。
フラン…?
ふーん。すごいねぇ。
フラン…?
うーん…。これだと、私は君に勝てないなぁ。
咲夜
…勝てない、とは?
フラン…?
あれ、薄々気づいてるんじゃないのかい?私の正体。
咲夜
…恐らく、狸か狐だと。
フラン…?
おぉ、流石。
フラン…?
私は"狐"だけれど…もっと言うならば、"九尾の狐"かな。
咲夜
九尾の…狐。
九尾の狐
私たち"狐"はね、変化が見破られてしまうと、弱体化してしまうのだよ。
九尾の狐
すごいね、メイドさん。もし変化がバレずに戦うことになっていたら、恐らく貴女は負けていた。
咲夜
…そうですか。
咲夜
…しかし、ここを出るための条件として、貴方を倒さなければなりません。
九尾の狐
あぁ、構わないよ。私はどうせ"ここで朽ちる運命"だったからね。
九尾の狐
だが、その前に…。少し、お話をしないかい?
九尾の狐
"この世界について"だったりさ。
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