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イツキ
仁
星
仁
イツキ
仁
イツキ
仁
星
イツキ
イツキ
星
仁
僕は今、中学時代からの友達の星と、高校時代からの友達の仁と、とある廃村に向かっている
午前十時頃に街を出て、途中で昼休憩を挟んで、今は二時過ぎ
星
仁
車は今は川沿いのなだらかな上り坂をゆったりとしたペースで登っている
仁
イツキ
星
仁
イツキ
イツキ
イツキ
イツキ
星
仁
イツキ
星
仁
イツキ
星
仁
星
仁
イツキ
星
仁
イツキ
星
イツキ
仁
イツキ
仁
イツキ
星
仁
イツキ
星
仁
イツキ
仁
星
星
星が指さす方を見ると、そこに井戸があった
仁
イツキ
イツキ
星
仁
イツキ
仁
星
イツキ
星
イツキ
仁
イツキ
仁
イツキ
星
イツキ
かつっ
仁
星
仁
星
イツキ
今度は星が石を投げ入れようとしたら、何かに気付いたように手に取った石を見て、投げ入れなかった
星
イツキ
仁
星
イツキ
仁
星
イツキ
仁
イツキ
星
イツキ
イツキ
イツキ
仁
イツキ
星
イツキ
イツキ
仁
イツキ
イツキ
星
イツキ
イツキ
イツキ
仁
イツキ
星
イツキ
イツキ
仁
イツキ
星
イツキ
仁
イツキ
星
仁
イツキ
仁
イツキ
仁
イツキ
星
イツキ
ちゃぼん
イツキ
仁
イツキ
星
仁
星
イツキ
星はそう言うと、地面に落ちてた小石を二つ拾って、一つを井戸に投げ入れた
ちゃぽん
仁
今度は星は手を少しずらして石を入れた
かつん
イツキ
仁
星
星
星
イツキ
星
イツキ
仁
星
イツキ
星
イツキ
イツキ
僕はつるべの代わりに持ってきてたバケツとロープを星に渡す
星
ちゃぽん
仁
星
(何か大きな音)
星
イツキ
星
星
仁
星
星
イツキ
星
星
星
星
星
イツキ
星
星
仁
イツキ
星
仁
イツキ
星
イツキ
仁
星
イツキ
仁
星
イツキ
生温い風で体中を撫で回されるような感覚。
今にも子供が井戸から這い上がって来そうな感覚
仁も同じ感覚に陥ったみたいだ
星が手に持つ地蔵の足の部分、確かに小さく膨らんでいた。あれが、子供なのだろうか
星
井戸から這い上がって来る。何かが……何か?
違う。水子、間引かれた子どもたちだ
………たち?なんでそう思ったんだ?僕は
星
星
星
星
星
イツキ
星
仁
星
星
イツキ
仁
星
イツキ
仁
星
星
地蔵を通り過ぎる際、星はぽつりと言った
その瞬間、僕も、仁も粟立った
イツキ
イツキ
星
星
イツキ
仁
欠伸のあとで言われた言葉に、すぐ反応出来なかった
星
イツキ
仁
二人とも、さっきより強く言われてようやく気が付いた
星
星
星
イツキ
仁
星
星
仁
星
星
星
イツキ
星
イツキ
仁
星
星
星
仁
星
イツキ
星
星
そう星が言う。騙された
僕も、仁も、これ以上ないくらいに綺麗に、完璧に、見事に、星に騙された
僕は仁と目を合わせる
イツキ
仁
星
二人とも、同じ気持ちだった
なんだか二人とも地の底から救われた気分だ
もちろん二人ともこの野郎って気持ちはある。むくむくと沸いてきている
イツキ
仁
それ以上に二人とも、心の底から思うんだ
イツキ
仁
冗談で良かったと
星が冗談と言うから、冗談なのだろう
僕も、仁も、そう思うことにした
だから僕らは、なんで井戸の蓋が、重い石造りだったのか気にしないことにした
だから僕らは
星の表情が、いつもより優しげなことについて、気にしないことにした
だから僕らは………
ふと思い出した、バケツを差し出された時に見た
小さな歯のようなものについて、星に訊くのは、止めておくことにした
だって、全部星のジョークだから。
~洒落怖:河童井戸~ 出演 遠藤 イツキ 優花 仁 夜明 星 使用アプリ テラーノベル アイビスペイント pixiv Google 使用素材 東方Projectはるか様立ち絵素材より 古明地さとり レミリア・スカーレット いらすとや様より バケツ (歯の素材はどのサイトか忘れましたごめんなさい)