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- ENHYPEN 〜編 -

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- ENHYPEN 〜編 -

1 - 喧嘩 前編

♥

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2021年07月22日

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- 紹介 -

・名前:い・ひすん ・年齢:19歳 ・役割:主人公/ENHYPENのメンバー ・性格:甘えん坊

・名前:のん・○○ ・年齢:21歳 ・役割:ひすんの彼女 ・性格:若干塩

“ 別れよ、ひすんあ。 “

現在、夜の10時。

もう、夜中だ。

ずっと玄関の前に座り、 ぬなの帰りを待つが、

ぬなは、一向に 帰ってこない。

ガチャ

いきなり、目の前の ドアが開いた。

そこには、疲れきった様子の ぬなが、顔を出す。

🦌ひすん.

あ、ぬな!

🦌ひすん.

帰ってくるの遅い!!

🦌ひすん.

ちゃんと8時までには
帰ってきてって言ったじゃん!

ぬなが帰ってくるまで、

ずっと玄関に座り、 待っていた。

なのに、こんな遅くに 帰ってくるなんて・・・

そう思ってしまい、 つい、ムキになる。

するとぬなは、会社で ストレスが溜まっていたのか、

ムキになりだし、 疲れた表情で言う。

○○.

知らないって!!

○○.

ていうか、何でひすんあの
言うことばっかり聞かなきゃいけないの!?

僕は、ムキになりだす ぬなを見て、

どんどん 腹が立っていく。

“ 何で、僕の言う 通りにしてくれないの。 “って。

そう、思ってしまう。

🦌ひすん.

そんなの僕だって知らないもん!!

🦌ひすん.

ぬな、浮気してるんでしょ!?

🦌ひすん.

メンバーから聞いたもん!!

メンバーとは、僕が所属してる 『ENHYPEN』の弟たちのことで、

昨日、そのメンバーの “ そぬ “と” にき “が、

『ひすんいひょんの彼女が、今、 知らない男の人といましたよ?』

と、連絡をしてきたのだ。

もちろん、その時は ぬなを信じたから、

『見間違いじゃない??』

と、返しておいた。

でも、考えるたびに、 怖くなっていく。

『もしこれが、 本当だったら。』

『もしこれで、ぬなが僕の 前からいなくなったら。』

だから、その思いが、 溢れてしまったのだ。

○○.

は!? 浮気なんて
するわけないでしょ!?

○○.

何で彼女の言うことも
信じてくれないの!?

でも、ぬなは、こんなに 思っている僕のことすら知らず、

変わらない口調で、 言い返す。

それに僕は、 反抗する。

🦌ひすん.

ぬなが嘘ついてるからでしょ!?

いつもの喧嘩とは、 全然違う、

本気で向き合う喧嘩。

『言いすぎたかな』なんて、

思ってる暇すらなかった。

○○.

は〜、もう信じられない、。

するとぬなは、 ため息を吐き、

思ってもみない 言葉を口にする。

○○.

“ 別れよ、ひすんあ。 “

🦌ひすん.

・・・え、?

○○.

だから、別れよって。

○○.

もう一生この家には
帰ってこない。

○○.

その方が楽でしょ?

○○.

私と別れれば、
アイドルに熱心できるし、

○○.

それに、そんな思い、
しなくなるじゃん。

○○.

だから別れよ。

○○.

絶対連絡しないでね。

ガチャン

それだけ言って、 ぬなは出ていった。

『” 別れよ、ひすんあ。 “』

『” 私と別れれば、 アイドルに熱心できるし、 “

“ それに、そんな思い、 しなくなるじゃん。 “』

この言葉が、ずっと 頭の中で回っている。

ぬなと、 別れたくない。

また、楽しい 思い出を作りたい。

あの笑顔を、 また見たい。

いろんな言葉が 頭の中で回り、

『逃しちゃダメ』という 心の中の自分に答え、

僕は、家を 飛び出した ——

- 喧嘩 前編 -

- 終わり -

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