テラーノベル
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ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
照
照
俺は岩本照。 この高校で音楽教師をしている。
まだ新任で、不安も多いけど
見た目が怖い俺とも、 親しみを持って接してくれる 生徒のみんなのおかげで
楽しく先生をすることができている
照
男子生徒1
男子生徒2
照
男子生徒2
男子生徒1
照
照
CDが再生される。
しばらくして 曲が終わった。
照
男子生徒1
男子生徒2
照
照
男子生徒1
照
男子生徒2
照
照
授業終了を告げるチャイム。
みんなが提出したプリントを まとめていると
照
まだ、1人だけ生徒が残っていた
席に座って難しい顔をしている。
座席表を確認すると、 その生徒の名前は佐久間といった。
照
そう呼びかける。 しかし反応はない。
照
照
ふと、彼が前を向いた。
大介
大介
照
照
大介
大介
照
照
今、俺声小さかったかな?
そう不思議に思っていると、
大介
大介
大介
照
照
突然の生徒からの告白に 思わず驚きを隠せなかった
そうか…だから書くの悩んでたのか
配慮のなかった自分を 叱りたくなった
大介
大介
大介
と言いながらも 筆が動かない佐久間君
今回は静かな曲だったから 余計に聞こえなかったのだろう
照
照
目の前の生徒を どうしても放っておけなかった
俺はこの生徒と ちゃんと向き合ってあげたい
照
照
大介
大介
放課後。 プリントの整理をしていると
大介
大介
照
照
分かりやすいように 身振りをつけながら話す
こっち来て、と手招きすると 佐久間君は戸惑いながらも 俺の横に来た
照
大介
俺はピアノの椅子に腰掛ける。
そして鍵盤に手を置き、
演奏を始めた。
大介
照
俺が弾いているのは 先程聞いたオーケストラの ピアノ版。
この曲が俺は大好きで、 練習していたから すらすらと心を込めて 弾くことが出来た
大介
佐久間君の鼻歌が聞こえてきた。
ある程度弾いたところで 俺は手を止めた
照
大介
大介
大介
大介
大介
照
大介
大介
照
急に佐久間君の目が輝き出す
きっとこの子は 元々こんな性格なんだろうな…
良かったところをペラペラと話す 楽しそうな佐久間君が なんとなく…可愛い、と思った
大介
大介
大介
照
照
大介
照
照
照
大介
大介
照
大介
大介
照
照
それから 佐久間君と俺は 放課後に会うようになった
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
コメント
4件
こんばんは!あずさ様•*¨*•.¸♬︎ 今回も神作の予感、、連載楽しみにしております!照くんのピアノ聴いてみたい、、さっくんが耳聞こえずらかったら、今のさっくん居ないだろうなぁ、でも、あんまり想像つかないな、さっくんが静かなとこ、ww