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ｶﾞﾗｶﾞﾗ
海斗
来たよ
零
あ、いらっしゃい！
零
私の、余命がさ
海斗
うん
零
ちょうど夏になる頃でさ
海斗
そう、なんだ
零
そう
零
だからさ
零
桜がちったら
零
私も一緒にいなくなるんだ
海斗
そっか
海斗
桜と一緒にちったら
零
私も綺麗に死ねるよね
海斗
っ
海斗
うんｸﾞｽｯ
零
まだ、死なないから
海斗
うん
海斗
そうだね
それから、月日が流れ
海斗
今日は、春の最後の方だよ
零
…
海斗
もう、十分頑張ったよね
零
(｡_｡`)ｺｸ
海斗
俺の事桜になって見ててよ
零
(｡_｡`)ｺｸ
ﾋﾟｰﾋﾟｰ
海斗
っ！！
医者
行きますよ！
看護師
はい！
医者
ふっ！ふっ！
ﾋﾟｰｰｰ
医者
零さん
医者
は、お亡くなりになりました
海斗
ｸﾞｽｯﾋｯｸそうですか
海斗
今頃、桜になって見てますよ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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