お腐り女子と夢見女の異世界転生

私の出した魔法が、ものすごい光を放つ。

もはや、自分で制御できるものじゃなかった。

光のせいで、どこに誰がいるかも分からない。

トネール様からの返事は無い。 聞こえるのは、遠くから聞こえるたくさんの悲鳴だけだった。

それあなたの所有物じゃないですよね？？ 無理です

いやしかし...これで所有者が困るというのも...

え！？ちょっ、無茶苦茶な... わ、分かりましたよ！！ ほんとに1時間だけですからね！！

カタッ...

いや効果ありすぎだろ

こんな時に限って、神様は来てくれない。

どうして...

どうすればいいの...

誰か...

助けて...

軽々と抱きかかえられる。

光で、誰が助けに来てくれたのか分からない。

もしかして、トネール様？

でも、彼の声はもっと落ち着いた低い声のはず...

しかも、この高めの声... もしかして...

みんな避難しているが、私は例のイベントのために待機している。

サングラスのおかげですぐ見つけたので、近くの草むらでこっそり見守っていた。

あ～～～ グラソン～～(嬉)

闇魔法大・迫・力！！でやばかったんだが！？！？ しかも使ってる時のちょっとしんどそうなそのご尊顔！！よい...よい... しかも殺されそうになるという特大ファンサ！？！？！？今日が命日？？？明日死ぬんか？？？？？？てかゲームだと後ろ姿しか見れなかったからあれだけど、魔法使ってる時の顔横から見れんのヤバすぎん？？グラソンがする苦しそうな顔が大好きだょ...(？？？)しかもトネールを止めるグラソンさん見れちゃったよぉぉぉぉほほ、ぽまえら結婚しろ？？？？トネグラ尊いトネグラ尊いうふふふふっ！！あーしぬ尊いこれが公式供給？？？？？？のぉーもおまなややななや！！！ あーーーーー(滅)

こうして魔法大会は終わりを迎えた。