テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

私はいじめられてるんだ

理由はなんだろう、クラスのリーダーよりテストでいい点とったからかなって思ってる。

でも、私、皆を笑わせるのも一人で趣味に浸かるのもどっちも好きだった。

どちらかって言えば一人の方が好きだった。だから逆に嬉しかった。

誰も話しかけてこなくて好きなことができる。

こんな事ならさっさといじめられれば....

いつしかそうまで思っていた。

由美

テッテレッテー

特に好きなのは鼻歌しながら読書する事。ほんっと楽しい。

女子

あの子さぁーうざいよねぇ!

男子

なんもしてねぇーけどな(笑)

女子

存在がキモいって言うか...

男子

わかる(笑)

男子

いじめてんのにいじめてる感がないよな。

女子

ほんっと。いじめ生活楽しんでますっ!感がすごいよね

女子

つまんなーい‼

男子

じぁいじめにいこうぜ‼

女子

いいね賛成!

女子

こんにちわぁー

由美

テッテレッテー

何こいつら。黙ってよ。読書できないじゃん。

男子

おーい?聞いてんのかっ!

ガンッ!

由美

痛ッ!

未来

やっとー?顔見なよ!私だよ!未来。覚えてるー?

由美

うん❗覚えてるよ!いじめの主犯各だよね✨

思いっきり笑ってやろう。アイツがいなくなるまで

未来

笑ってんじゃねーよ‼

ガシャーン!

ガラスが刺さって頭から血が...だいじょ....

真夏

待ちなって‼あんたもいじめられるんだよ!?

いいんだよ‼そんなこと

大丈夫?大丈夫?

由美

う...ん。大丈夫だから、あっちいってて...

バタンッ!

痛くなかった。倒れても何も感じなかった。

そこからの意識はない。

起きたら病院にいた。看護師がうるさい。新人らしく、すぐ物をを落とすし、すぐ謝ってくる。

いじめられてたときの方が良かったな。

っていつの間にか思ってた。

夜、聞いたんだ。私の頭には、ガラスが奥まで刺さり、抜けなかったガラスについてた菌が脳内で増殖しているらしい

要するに、私の寿命は長くないってこと。

未来

ごめんね✨いじめちゃって😜

由美

.......

はぁはぁ....由美ちゃん、

由美

誰?

おぼえてないか....保健室に連れてった人だよ。

由美

私を?ありがとう

由美

私、もう1ヶ月もいきられないんだ。

え?

未来

どっどうして!?

由美

未来、お前が割ったガラスが頭の奥まで刺さってガラスについてた菌が増殖しているんだよ‼

由美

絶対訴えるからな‼

未来

それだけはやめてぇお父さん、社長になったばっかりで....

由美

お前が幸せになるなんて頭おかしいだろ!

未来

うっ...手術費出します‼

由美

手術しても遅いんだよ!私は死ぬ。お前は社会的に死ぬんだよ。家族も巻き込んで、

未来

やめてぇ~ーー😭😭😭😭😭😭😭

由美

うるさい‼ここ病室なんだけど。KYかよ

由美

さっさと帰って。

由美

希ちゃんは残ってね?

う...うん

未来

うわーん😭

何?

由美

ごめんね。怖かった?

怖いと言うか意外と言うか。

由美

そっか。

いじめられるの嫌じゃなかったの?

由美

うん。楽しいよ!趣味に浸れるからね✨

そういう考えなんだ😃

由美

1ヶ月、なにしようかな。

友達になろうよ。私と

由美

いいの?

うん。

由美

こんなに話したの久しぶりだな。

そっか

由美

話すのってこんなに楽しかったっけ(笑)

そこまで思うの?

由美

うん(笑)いじめられてるときは、皆うるさいやつらとしか思ってなかった

由美

ごめんね

いいんだよ。助けられなかった私が悪い。

私は死ぬ。そう知ったときは嬉しかった。

なのに今は悲しい。悔しい、憎い。

最期のときまで1週間、希と親友になった。

希のことならなんでもわかるって位なかがいい。

こんな子がいるならって

はやつきずけばって

悔しくて

悲しくて

憎くて

なんとしても

未来が許せなくなっていた。

最期のときまで1日。

明日だね

由美

うん!私、嬉しかったよ。最期に希にあえて。

ほんとにありがとう....由美ちゃん死なないでょぉー😭

由美

仕方がないんだ。ごめんね。でも、希にあえて本当に良かった。ありがどう....😭😭😭😭😭

由美ちゃん死なないでぇ~😭

由美

希ちゃん約束して?

何?

由美

私が死んだら、また新しい、私なんかといるよりずっと楽しいって人と親友になってね。

できるかな。

由美

できるよ。希ちゃんなら

最期のとき

由美ちゃん....由美ちゃん...

由美

約束

苦しいけど手を伸ばす。希の手暖かい。涙が落ちてきた。それもまた暖かい。

う...ん

そして私は一生を終えた。

ごめんね。由美ちゃん。新しい親友何て作れないよ。由美ちゃんが忘れられないんだ真夏なんていじめを止めない嫌な人だったし。

由美ちゃん、裁判勝ったんだよ。未来のお父さんの会社潰れたって。良かったね。またお墓参り来るね。

約束守れなかったんだ。でも何となくそんな予感してた。

希ちゃん、優しいから。

もっと一緒にいたかったな。

次来るの待ってるよ。

希ちゃん、私の分も生きてね。

この作品はいかがでしたか?

611

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚