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小学生の時
学校では怪談話が流行っていた
中でも特に注目されていたのが “コックリさん”
私
友達
私
友達
友達
友達
私
私
友達
友達
私
私
友達
友達
私
友達
私
私
友達
友達
私
私
友達
私
私
友達
私
友達
私
私
私
友達
素早く準備を整え、2人で10円玉の上に指を乗せた
「コックリさん、コックリさん どうぞおいでください いらっしゃいましたら 『はい』へお進みください」
私
友達
静寂の中、10円玉が動くのを待った
カアッカアッ
私
私
友達
私
友達
友達
私
「コックリさん、コックリさん ありがとうございました どうぞお戻りください」
私
友達
私
恐る恐る10円玉から指を離し、何も起こらないか辺りの様子を伺った
私
私
友達
私
友達
私
私
友達
そうして友達が帰り、私はベットに横になって漫画を読んでいた
すっかり読み入って、外が暗くなってきていることにも気づかず、コックリさんのことなど忘れていた
私
私
私
漫画を机の上に置いて部屋を出た
ピロロンッ
お風呂が 湧きました
私
私
恐る恐るお風呂場に入り、浴槽の蓋を開けてみる
中には水の一滴も入っていない
私
私
バサバサバサッ
私
私
音がした私の部屋に戻ると、綺麗に片付いていたはずの部屋に漫画が散らばっていた
私
私
私は迷わず家から飛び出し、人の多い駅の方まで走って行った
私
私
友達
私
友達
友達
友達
私
友達
その後、私たちの間で“コックリさん”という言葉も、その他の怪談話も語られなくなった